2026年もなんとか続いているトレーダージョーズのスモールロットコーヒーシリーズ。2026年3月上旬、今年最初のシリーズとして登場したのは、メキシコ・チアパス産のオーガニックコーヒーです。今回は、こちらをご紹介します♪
トレジョのスモールロットコーヒーとは?

2020年から続くトレーダー・ジョーズの人気シリーズ「スモールロットコーヒー」は、小規模コーヒー農園に焦点を当て、現地の生産者と直接契約を結んで1年分の収穫量をまるごと買い取るというユニークな取り組みです。
同じ農園でも、その年の気候や栽培条件によって味や品質が変わるため、まさに“シングルオリジンならではの一期一会の味わい”を楽しめるのが魅力。
2020年・2021年はほぼ途切れることなく各国の豆が登場しましたが、2022年は物流遅延や人手不足、インフラの影響もあり、販売は5種類に減少。2023年には再びペースを取り戻し、7種類の豆がラインナップされました。
2024年は、4月末のエチオピア産を皮切りに、6月ケニア産、7月ブラジル産、8月インドネシア産、10月メキシコ産、そして11月ニカラグア産と、計6種類が登場。2025年は、1月下旬のコスタリカ産、9月にタイ・チャンライ産の豆とたった2種類の展開。そして2026年、初のスモールロットは、今回のメキシコ・チアパス産となります!
これまでのスモールロット・アーカイブ
これまでトレジョに登場したスモールロットシリーズの産地は以下の通りです。
2020年:ニカラグア・パプアニューギニア・ブラジル・ブルンジ・エルサルバドル・ウガンダ・ホンジュラス・ルワンダ・ペルー
2021年:エクアドル・タンザニア・カメルーン・パプアニューギニア・インドネシア(バリ島)・メキシコ・東ティモール共和国
2022年:ブラジル・ケニア・ドミニカ共和国・メキシコ・インド
2023年:エクアドル・ウガンダ・メキシコ・ニカラグア・ドミニカ共和国・グアテマラ・ブラジル
2024年:エチオピア・ケニア・ブラジル・インドネシア・メキシコ、ニカラグア
2026年:メキシコ ←イマココ
メキシコ産のコーヒー豆は、2024年秋のチアパス産に続き1年半ぶりの登場になります。
こうして振り返ってみると、2025年以降リリース頻度がかなり落ちていることが分かります。今年も新たなシリーズが登場するのは、後一回程度なのかもしれません…。
メキシコ・チアパス産のコーヒー!

今回のコーヒー豆はコーヒーの名産地として知られるメキシコのチアパス産。標高1200–1800mのシエラマドレ山脈で有機栽培された100%アラビカ豆を使用。約2,000の小規模な家族経営農家からなる協同組合によって生産されているとのこと。
前回のコーヒーはラ・コンコルディア地域でしたが、今回はそのエリアの北方向、内陸部に位置します。収穫されたコーヒー豆についての記載は特にありません。
パッケージデザイン

今回のパッケージは、赤を基調にマヤ文明の遺跡の神殿のような建物が施されたデザイン。両脇には滝とトロピカル植物が描かれています。建物はおそらくチアパス州にあるパレンケ遺跡。建築の美しさと熱帯雨林に囲まれた景観から、マヤ文明で最も美しい都市遺跡の一つとも言われているそう。

サイドのデザインはこちら。フロントパッケージに描かれている熱帯雨林と同じエメラルドグリーンが、シンプルにあしらわれています。内容量は369g、ミディアムローストの100%アラビカ種。今回もオーガニックです。
通常、このスモールロットシリーズは340gが標準ですが、今回はなんと29g増量。しかもオーガニック豆でありながら、前回より1ドル安い8.99ドルという価格設定です。コストパフォーマンスの良さはピカイチです!
開封した様子

開封した様子がこちら。開けた瞬間焙煎豆独特の香ばしい香りを感じます。香りは意外と強く感じます。

焙煎豆の様子。小ぶりの丸みを帯びた豆が多い感じですが、大きさはマチマチ。マットというより光沢があり、色合いも不規則。欠けた豆が混じっているものの、バリやカケは綺麗に取り除かれています。
フレンチプレス&ドリップ抽出で比較!
今回もフレンチプレスとハンドドリップの2種類で味を検証します。
ハンドドリップ

最初にハンドドリップ。10gの豆を中細挽きでグラインドしたあと、フィルターに入れます。一旦蒸らしたのちに200Fのお湯でドリップし、200ml分のコーヒーを抽出します。豆の膨らみは特に感じません。
味の感想

飲んだ瞬間に感じるのが、苦味。意外と苦味成分が強く、舌に残る感じがします。パッケージには風味例としてミルクチョコレートとストーンフルーツが挙げられていますが、特にその要素は感じません。
苦味は飲み続けると気にならなくなりますが、かなりクセが強いと感じます。これはどちらかというとミルクを加えるか、アイスコーヒーに向いていそう。焙煎豆の色を見ても、ダークロースト寄りだと感じます。
フレンチプレス

続いてフレンチプレス。粗めにグラインドした後、5分抽出します。17gの豆に対して200Fのお湯を200ml入れ、1分後に攪拌。4分後にプレスしてマグカップに注ぎます。香りの引き立ちは良いですが、豆の膨らみはそこまで感じません。
味の感想

シングルオリジンのコーヒーに多い際立つ酸味よりも、まず苦味を感じます。シルキーでなめらかな口当たり、軽やかな飲みやすさとパッケージには表現されていますが、どちらかというと濃厚でボールド、苦味が引き立つ味わいです。ブラックで飲むなら甘いペーストリーなどとのペアリングが良さそう。あまり濃い味わいが好みでない場合は、焙煎豆の量を少し減らすと良さそうです。個人的にはロースト加減が強すぎのような気もしますが、ボールドな味わいが好きな人なら合いそうです。
最後に
2026年に登場したスモールロット第一弾となるメキシコ・チアパス産のオーガニック焙煎豆をご紹介しました。今回340gから349gに増量されたにも関わらず、特にアピールもされずしれっと販売されているのがなんともトレジョらしいところ。オーガニック豆にしてはコスパが抜群なので、気になる方はぜひ手に取ってみてください。