【2024年最新ハワイ島】プナの奥地・Isaac Hale Parkのポホイキ温泉の様子

2021年3月に訪れて以降、新たな噴火活動があったハワイ島。プナ・カラパナ地区の奥地にあるアイザック・ヘール公園内の天然温泉ポホイキ温泉の現在の様子をレポートします。

アクセスはより不便に

2021年に訪れた際は、溶岩により137号線が遮断されていましたが、2024年2月現在もその状態が続いています。以前はパホアの街から130号線を南下し、Kamaili通りを左に曲がって行くことができたのですが、新たな火山活動によってこちらの方法も不可です。

現在アイザック・ヘール公園に向かう残された方法は、130号線を南下し海岸線上にある137号線を北上するルートのみ。かなりの遠回りコースとなり、アクセスは大分不便です。ヒロからは、約1時間10分程度、パホアの町からは40分程度の距離となります。

現在の公園の様子

今回は、2024年2月に訪れた際の様子をご紹介します。孤立した状態であること、平日の午後遅くとあって閑散としているかと思いきや、意外と人がいます。メイン駐車場には、多くの車が駐車されており、ビーチでサーフィンを楽しむ層と、温泉でのんびりする層の二手に別れている印象です。以前ほど観光客の姿はなく、半数以上がプナ地区に住むローカルといった印象です。

ポホイキ温泉へのアクセス方法

駐車場に着いたら、目の前にある浅い天然プールと海岸を左にまっすぐと森の小道を進みましょう。

2〜3分ほど歩くと画像のように、右手に温泉が見えてきます。以前あったサインは取り外されており、看板などはありませんが、通常数人の人が浸かっています。

ポホイキ温泉の様子

こちらが2024年2月の様子。以前は鬱蒼とした森のジャングルの中にあった温泉ですが、現在は周りの木が焼け落ちてしまったのが、かなり露出された印象です。

ちなみにこちらが2018年の様子。温泉周りの木々が鬱蒼と茂っているのが分かります。

こちらは、前回2021年に訪れたときの様子。海岸からかなり遠ざかり、地形がかなり変わってしまった後でしたが、同じように温泉の周りに緑が多く残っているのが分かります。

サイズは、10人も入ればぎっちりとした印象です。湯加減は、前回と同じように熱すぎずぬる過ぎず、ちょうど良い温度。中は緑の藻で意外と濁っていますが、匂いなどはありません。10分もいれば、十分に身体が温まります。1時間程度長居をしても、のぼせることなく露天風呂を楽しめます。

新たに出現した温水プールの様子

前回の記事でご紹介した地形の変動によりビーチとの境界線に新たに出現した温水プールの様子もレポートします。まずこちらが2021年の様子。ジャングルとビーチの境界線にできた新たな水たまり、といった感じで出現しているのが分かります。

現在の様子がこちら。ジャングルとの境目にあった木々が無くなり、よりオープンな印象です。前回とほぼ変わりない状態で広さも十分にあり、ゆったりとした状態でお湯に浸かることができます。お湯加減ですが、こちらの温水プールの方が、ポホイキ温泉に比べると若干ぬるめ。プール周りや底の部分は、ゴツゴツした溶岩なのでウォーターシューズがあるとより快適です。

この温泉プールから、ちょっとだけ西側にあるのが、一人用の温水プール。ここは細長い形状なので、一人であれば仰向けに寝転がるとバスタブに浸かる要領で浸かることができます。温水は大きなプールに比べると、若干熱めです。

新たな温泉スポットも出現!

駐車場から真南のビーチ沿いの溶岩エリアにも、数ヶ所新たな温泉スポットが出現しています。潮の満ち引きによって水位が変わり、筆者が訪れた際は水が少なかったのですが、4ヶ所ほど入れる場所ができています。

例えば、こちらのスポット。水位が上がると数人がゆっくり浸かれる程度の温泉になります。ここは、ライフガードのポイントと駐車場からも近く、アクセスに大変便利です。

ちなみに駐車場から北側は、以前アハラヌイ温水プールがあった場所。溶岩が停まった状態でそのまま放置されています。ビーチの海岸線に関しては、2021年とほぼ同じ状態です。

最後に

陸の孤島化が進むプナ地区にある人気の天然温泉スポットの現在の様子をご紹介しました。アクセスに必要な国道137号線は、ジャングルを進む道で夜間は真っ暗になります。こちらに訪れる際は、できるだけ暗くならない前にヒロやパホアまで戻るとより安心です。

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