【サンフランシスコ・グルメ】ミシュラン二つ星「AKIKOS」のおまかせランチはこんな感じ!

サンフランシスコではじめておまかせ寿司を提供したことで知られる和食レストラン「アキコス」。新店舗で提供されるおまかせランチの様子をご紹介します♪

アキコスのロケーションとアクセス方法

2023年に新たなフラッグシップ店としてダウンタウン、イースト・カット地区に店舗をオープンしたアキコス、ユニオンスクエアからも徒歩圏内の場所にあります。以前ご紹介したブルーストーン・レーンの真隣となり、ユニオンスクエアからのアクセス方法も全く同じです。

ユニオンスクエアからは、ポスト通りを東にマーケット通りまで歩き、そのままフェリーターミナルの方向に進みます。1番通りを右折してフォルサム通りまで歩き、左に曲がると左手に店舗が見えてきます。徒歩での移動時間は、約20分となります。バスで向かう場合はゲーリー通りから38番バスに乗り、終点のセールスフォーストランジットセンターで降りて歩く方法となります。ただバスを使っても約18分掛かります。

レストランの外観

フォルサム通り沿いに店舗がありますが、エントランスはアヴェリーレーンからのアクセスとなります。ブルーストーン・レーンカフェをぐるりと回るように奥に進むと、左手にエントランスが見えてきます。真新しいビルだけあり、黒と木彫で統一されたモダンな店構えです。

レストランの内観

メインエントランスから入ると、まずチェックインカウンターがあります。こちらで名前を告げるとテーブルに案内してもらえます。

フォルサム通りに面したメインダイニングエリアはこのような感じ。張りの高い天井、吊り下げ式の照明、大胆な色彩のアクセント、70年代テイストの抽象的なアートワークは、シンプルだけどどこか懐かしい雰囲気です。オープンコンセプトのシェフズ・ステージが中央に置かれ、その周りにカウンター席がぐるりと取り囲むように配置されています。店内は全面ガラス窓で、自然光を取り込む明るくて清潔な雰囲気です。

こちらのシェフズ・ステージの周りには壁沿いにテーブルが配置されており、一番端のスペースにはプライベート・ダイニングスペースも用意されています。場所柄、ランチ時間はビジネスでの使用が多い印象。シェフズ・ステージはオペレーションに裏がないレイアウトで、どことなくサイトグラスコーヒーの内装を思い起こさせます。

メニューとオーダーしたもの

こちらが日替わりで変わるランチのおまかせメニュー。黄色い一枚の紙にシンプルなフォントで印刷されています。おまかせのみの提供で、USD150が値段設定です。

まず登場したのが「トマト」と呼ばれる前菜。グラスの容器に入ったトマトは、蓋を開けた瞬間にドライアイスが流れる演出が施されています。

こちらがガラス容器に入れられたトマト。丁寧に湯むきされたトマトは、口に含んだ瞬間にスモーキーな味わいを感じます。出汁が使われた上品な味付けは、ほのかな紫蘇の風味とマッチします。

続いて同時に登場したのが、「ロブスター」と「茶碗蒸し」。素材そのものの甘さが引き立つロブスターは、身がしっかり締まっています。

こちらが「茶碗蒸し」。茶碗蒸しの表面に透明のジュレが掛かっており、具材が透き通った宝石のような繊細な見た目が華やかです。

続いては「食パン」。短冊状にカットされた食パンの上に、トロとキャビアがのった非常に濃厚な一品です。濃厚ですが、一口サイズなので重さを感じることなく堪能できます。

紙のような器が特徴なのが「酢の物の盛り合わせ」。貝とホタテが彩りよく盛り付けられています。濃厚な食パンの後に、あっさりとした酸味のバランスが絶妙です。

前菜の後は、握り用にテーブルをセッティングしてもらいます。お皿の他に、ガリと一緒に指先拭きを持ってきてもらいます。お醤油やわさびは提供されません。

アキコスでは、カウンター席に座ると目の前でお寿司を握ってもらえます。そのパフォーマンスも同時に楽しめます。お寿司は握ってもらった直後に目の前のカウンターに直置きされ、こちらを指でつまんでいただく本場のスタイルです。

まず握っていただいたのが「マグロの漬け」。小ぶりの握りは、全てひとくちサイズ。赤酢が使われており見た目が特徴的です。

続いて「ひらめ」。炙りが入ったヒラメは、ネギともみじおろしであっさりといただけます。

」。オラキングサーモンの王様と言われるオラ・キング・タイがネタとして使われています。脂がのったとろけるような食感です。

雲丹」。溢れんばかりの雲丹がのった握りには、海苔は使われていません。ちょうど一口分の大きさに計算されており、甘い濃厚な雲丹を口いっぱいに広がります。

続いては「サワラ」。熟成されたような濃厚な味わいです。

こちらは「黒鯛」。柚子胡椒がのっており、すっきりとした爽やかな後味です。

握りの最後を飾るのが「トロ」。程よく脂がのったトロは、口の中でとろけるような食感です。

握りコースが終わると、アラカルトで追加オーダーが可能となります。白子がメニューにあるのが珍しかったため、こちらをオーダーしてみました。

白子」の握りは、小鉢での提供になります。ひらめと同じ要領で炙りの工程のあとに。もみじおろしとネギがトッピングとして付いてきます。柔らかくてクリーミーな白子は、うにとはまた違った濃厚さを味わえます。

最後に提供されたのが、「苺シャーベット」。優しい色合いのシャーベットは、意外と甘さがあります。金箔がトッピングされており淡いピンクと共に、見た目が華やかです。

最後に

2023年はじめに新たな店舗に移動したアキコスのランチおまかせをご紹介しました。高級コンドビルの一階に店舗を構えるレストランでは、落ち着いた雰囲気の中、上品且つモダンなお寿司をいただけます。ダウンタウン付近で握りたてのお寿司をいただきたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。

店舗情報

  • AKIKOS
  • 住所:430 Folsom St, San Francisco, CA 94108
  • 営業時間:火〜金:11:30 AM–1:30 PM, 5:30–8:30 PM 土:5:30–8:30 PM 日月定休

関連記事

ブログランキング・にほんブログ村

You may also like