【サンフランシスコでカフェ巡り】オーストラリアスタイルの新カフェ「Bluestone Lane 」

2021年にオープンしたばかりの新しいカフェ「ブルーストーン・レーン」。オーストラリアスタイルのコーヒーメニューを楽しめるチェーンカフェは、現在サンフランシスコに7店の店舗を持ちます。今回はゆったりとしたパティオ席が特徴のフォルサム通りのカフェをご紹介します♪

オーストラリア発チェーンカフェが続々登場

今年サンフランシスコ市内に続々とオープンしているのが、オーストラリアスタイルのチェーンカフェブルーストーン・レーン」。ニューヨーク市内でも、数多く見かけるこちらのカフェ、メルボルン出身のオーナーが、オーストラリアの質の高いコーヒーとカフェ文化と質をアメリカにも広めたいと2013年にマンハッタンに第1号店をオープンしたのがはじまりです。

現在は全米規模で進出中で、ニューヨークでは22店舗まで店舗を広げるほか、LAやボストンなど主要都市にカフェを持ちます。ちなみにサンフランシスコにある店舗数は現在7店。勢いのある進出は、2015年あたりにマンハッタンに一気に店舗を拡大したベーカリーカフェ「メゾン・カイザー」のような勢いです。

アヴェリーレーン店の場所とアクセス方法

今回ご紹介するのが、2021年5月にオープンしたばかりの新店舗「アヴェリーレーン」店。場所はフォルサム通り沿いで、ほぼフレモント通りの角になります。オラクルパーク・スタジアムやセールスフォース・トランジットセンターから徒歩圏内という便利な立地条件が特徴。

ユニオンスクエアからは、ポスト通りを東にマーケット通りまで歩き、そのままフェリーターミナルの方向に進みます。1丁目を右折してフォルサム通りまで歩き、左に曲がると左手に店舗が見えてきます。徒歩で約20分、バスで向かう場合はゲーリー通りから38番バスに乗り、終点のセールスフォーストランジットセンターで降りて歩く形になります。バスを使っても約18分の時間が掛かります。

外観の様子

フォルサム通りとアヴェリーレーンの角にあるカフェ、カフェを取り囲むようにぐるりとパティオテーブルが置かれています。新築ビルの一階にあり、ガラス窓で覆われた外観は至ってモダンでシンプル。各テーブルに備え付けられたストライプのパラソルや白いパティオ家具が目を惹きます。

都心でここまでゆったりとした多くのパティオ席があるのは、なかなか珍しいため、パティオでお茶を楽しみたい方にぴったりです。

内観はこんな感じ

店内はフォルサム通りにあるメインエントランスから入ってすぐ真っ正面にコーヒーバー、左手にテーブルが置かれています。内装は白を基調に木彫のテーブルと椅子が使われており、モダンで爽やかな印象。観葉植物や自然素材のランプを採用することで、暖かみのある癒され空間が演出されています。

奥には流行りのコミューナルテーブルが。木彫をメインとした落ち着いた店内は、10年ほど前に一世を風靡したベルギー発のカフェ「Le Pain Quotidien」にどことなく似たスタイルだと感じます。

メニューとオーダーしたもの

オーダーの仕組みですが、こちらのカフェでは各テーブルに配置されているQRコードを使って各自オーダーと精算を済ませるシステムが取られています。支払いが終わると、確認書がメールで届き、しばらくするとスタッフの方がテーブルまでオーダーしたアイテムを運んでくれます。

Flat White (USD5)

まずはカプチーノではなく「フラットホワイト」。2種類の大きさから選べ、こちらはラージサイズ。フラットホワイトはオーストラリアで飲まれるエスプレッソとミルクを合わせたドリンクで、よりミルクフォームがしっかりしておりエスプレッソの濃さを感じられる、とのことですが、正直筆者個人の感想としては、いつもオーダーするカプチーノとの違いはほぼない、と言った感じ。

雑味が少なくスムーズな口当たりでおいしい味わいです。ただ飲み進むにつれ、確かにエスプレッソの苦さと濃さを感じました。濃いブルーを採用したコーヒーカップはあまり見かけないので、見た目も新鮮です。

Lemon Ricotta Pancakes (USD14)

こちらが人気ブランチメニュー「レモン・リコッタ・パンケーキ」。パンケーキの上にホイップリコッタチーズ・ベリー・エディブルフラワーがのった非常に華やかな一品です。スキレットにのせられて登場しますが、これは単なる演出でこれで焼かれたわけではありません。レモンの風味を感じますが、味的にはごく普通のこだわりのないパンケーキと言った感じ。可もなく不可もなしと言った感想です。

Breakfast Bowl (USD14.5)

こちらが「朝食ボウル」。食材に大麦・ポーチドエッグ・チーズ・トマトとほうれん草が使われたサラダと言った感じ。ドレッシングは酸味が強いので、自分で好きな量だけ混ぜていただけるのは高ポイント。暑いオーストラリアだったら、爽やかにいただけそうですが、肌寒いサンフランシスコの朝にはどうだろう?と言った印象。あまりアメリカでは朝食としては馴染みの少ない「朝食用サラダ」、珍しいものの個人的にはちょっとあっさりしすぎている感じです。一般的にこちらのカフェメニューはシンプルで、凝った印象はありません。

最後に

今回、サンフランシスコにどんどん店舗が増えているオーストラリアスタイルのカフェをご紹介しました。ノブヒルにある個人経営のオーストラリアカフェ「The Cofee Movement」と比べると、コーヒーのクオリティは劣るかな、と言った印象ですが、カフェ自体はテーブル数も多く、メニューもコーヒーからお酒、軽食メニューと幅広いのが大きな魅力。ゆったりとくつろぎながらお茶や軽食を楽しみたいときに使うとより充実しそうです。

店舗情報

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