アジアからの玄関口として、北米及び中南米のさまざまな都市へのアクセスに使われるサンフランシスコ国際空港。乗り継ぎとして利用する方も多くターミナル内で暇つぶしができるのか気になる方も多いのではないでしょうか?今回は乗り継ぎ便に多く使われるターミナル1の現在の様子をレポートします。
サンフランシスコ国際空港について
毎年5,500万人の旅行者が利用するサンフランシスコ国際空港、空港内は大きく国際線ターミナル、ターミナル1, ターミナル2, ターミナル3の4つに分かれています。ターミナル内の移動は徒歩でもできるほか、BARTを使っての移動も可能です。
ターミナル1の場所とアクセス方法
今回は総工費45億ドル・10年の予定で改修が行われている画像のオレンジ色の部分、ターミナル1の様子をご紹介します。ちなみにこのプロジェクトは最終フェーズの段階で、新しい北チェックイン・ロビー・エリアの建設が2024年後半に終了するそう。ターミナル1は、国際線ターミナルからも近くアクセスに便利なほか、サンフランシスコらしい人気の店舗が多くあり、乗り換え時の暇つぶしにおすすめです。
セキュリティー・チェックポイント付近
ターミナル1は、セキュリティーチェックポイントを抜けた直後に、新たにセンサー式の給水ポイントが設置されています。アメリカの空港では、セキュリティーチェックポイントを通過するには液体の持ち込みができませんが、抜けた後すぐに、ここでマイボトルに給水が可能です。
ちなみに2023年現在、ターミナル1を使用する航空会社は以下のようになります。
エアトラン航空、アラスカ航空、デルタ航空、フロンティア航空、サウスウエスト航空、ユナイテッド航空、アメリカン航空、ジェットブルー、ハワイアン航空、サンカントリー航空
店舗の様子
まずターミナル1でおすすめしたい店舗は、サンフランシスコを代表するサードウェーブコーヒー「Ritual Coffee」のカフェです!以前ミッション地区にある店舗をご紹介しましたが、こちらのコーヒーがなんとサンフランシスコ国際空港内でも味わえます。
場所はセキュリティーを抜け、Bゲート方面に向かう際に見えるまず最初の店舗。ほぼセキュリティチェックポイントの真横となります。ここは店頭でオーダーができるほか、店内にも飲食スペースがあります。
市内で飲むリチュアルと全く同じクオリティーのエスプレッソドリンクは、乗り継ぎの息抜きや長距離フライト前に気合入れたい時にもぴったりです。
現在のターミナル1はこのような感じで、白を薄いグレーを基調とした内装が施されています。リチュアルコーヒーを過ぎてすぐに見えるのが「Fireworks」。典型的な空港内のコンビニではなく、凝った小物やステーショナリー、雑貨などを販売しています。アメリカの雑貨が好きな人が要チェックです。
さらにゲートの方に進むと見えてくるのが、「ジョンストン&マーフィー」。クラシックなアメリカのアパレル&靴を扱う店舗です。
電化製品やガジェットが好きな方におすすめなのが、アップル製品の正規販売店「iStore」。どんな商品が陳列されているのか、日本との違いを楽しめます。
こちらがゲートに続くコンコースの様子。画像右手の方がまだ、改築工事の最中であることがわかります。
スナック、飲料、日用品などどの空港に必ずあるコンビニ的お店ももちろんあります。この店舗は、ゲートB3のほぼ隣となります。
サンフランシスコに2店舗を展開する人気のベトナムサンドイッチのお店「Bun Mee」も、ターミナル1に店舗があります。サンドイッチのほかに、フォーや丼も販売しておりちょっとした軽食の他、機内持ち込み用としても便利です。
以前紹介したことのある人気のカリフォルニア・メキシカンレストラン「リトル・チワワ」も、なんとターミナル1にあります!場所は、ゲートB3からすぐの場所。メニューのバラエティは市内の店舗に比べると縮小されていますが、ブリドーにタコスとサステナブルにフォーカスした安定したおいしさのメキシカンをいただけます。
ゲートB6近くにあるのが、カリフォルニアに4店舗展開するベジタリアン・ファーストフードのチェーン店「Amy’s Drive Thru」。全米初のオーガニック・ベジタリアン・ドライブスルーとして知られる店舗も、ここターミナル1 で体験できます。ハンバーガー、フライドポテト、シェイク、農地直送サラダ、ピザなどのアメリカン・クラシックメニューには、全てビーガン、グルテンフリーのオプションがあります。
エイミーズを過ぎてすぐ右手にあるのが、サンフランシスコ市内に多数の店舗を構える「Proper Food」。ゲートB8近くにあります。サステイナブルな食材で毎日新鮮なメニューを提供するこちらのテイクアウト店では、サンドイッチやサラダなどをいただけます。朝食メニューも人気の店舗です。
またターミナル1には、子どもを遊ばせることができる「キッズスポット」もあります。場所はゲートB2とB18の2箇所。お子さんと旅行をされる方は、乗り換え時にこちらで息抜きも可能です。
最後に
改築工事が進むサンフランシスコ空港ターミナル1の現在の様子をレポートしました。以前ターミナル3の様子をレポートしたため、次回は別のターミナルの様子も紹介したいと思います。サンフランシスコ国際空港を利用される方は、ぜひ参考にしてみてください。