【サンフランシスコ・グルメ】カリフォルニアスタイルのカジュアルメキシカン料理「Little Chihuahua」

2007年から可能な限りオーガニックの食材を提供し、良質なタンパク質や食材を信頼できるサプライヤーから調達するこだわりで人気のカリフォルニアスタイルメキシカンレストラン「リトルチワワ」。今回はこちらのレストランをご紹介します♪

リトルチワワのこだわり

カジュアルなカリフォルニア料理を展開するリトルチワワ、全てのメニューはそれもキッチンで1から手作りされているのはもちろん、ローカル産の豆、トルティーヤ、チップス、ミックスグリーンは全てオーガニックと使う食材にこだわりが光ります。手作りのサルサやソースはヴィーガン、サーモン、チキンなどのプロテインは、サステイナブルで責任ある飼育や調達方法のものを使用しており、伝統的なメキシコ料理と比べると、野菜が多く彩りがよく、プランテインや豆腐などを使ったベジタリアンオプションが幅広いのが特徴となります。

以前ミッション地区を紹介する記事でも取り上げましたが、残念ながらバレンシア通り沿いにあった店舗はコロナ禍でクローズとなり、現在サンフランシスコに3店舗を展開しています。

リトルチワワのアクセス方法と外観

ポルク・ゴルチ地区のメイン通りポルク通り沿いにあるレストラン、ユニオンスクエアからは徒歩、もしくはバスでのアクセスが可能です。バスを利用する場合は、ストックトン通りとゲーリー通りにある停留所から西行きの38番バスに乗り、ラーキン通りで下車。ゲーリー通りをポルク通りまで進んだら、右折して徒歩でパイン通りまで北上します。バスの乗車時間は約6分、全体の移動時間は約14分です。徒歩でアクセスする場合は、ゲーリー通りより北を選んで西に向かう方法をおすすめします。

近辺の様子

ポルク・ガルチと呼ばれる地区に位置するレストラン、ポルク通り沿いにレストランやカフェ、小売店が連なる人通りの多い繁華街です。どちらかというと観光客よりローカルが多いイメージ。以前ご紹介したおしゃれベトナムレストランHoi An 1608も同じ通りにあります。

日中であれば一人で散策しても問題ありませんが、そのまま南下するとテンダーロイン地区に近くなり、ホームレスのテントが多くなります。夜にユニオンスクエア方面から訪れる場合は、シェアライドの利用をおすすめします。

内観と雰囲気

ポルク通りのメインエントランスからみた店内の様子。白と木彫がベースとなっており、緑がアクセントとして至るところに使われています。基本的に椅子の色は白ですが、ところどころに緑色がミックスされており遊び心を感じます。緑色のラタンのランプシェードも、店内の雰囲気にぴったりです。

オーダーカウンターはこのような感じ。フォーカルポイントとなる壁アートも凝っています。タイル張りのカウンターに観葉植物が置かれたシェルフなど、他の店舗と比べると緑が多い内装です。

オーダーを済ませると、壁側にあるカトラリーステーションからナプキンとカトラリーを調達して空いているテーブルに座ります。

カトラリーステーションの隣に置かれたサルサバーの様子。6種類のサルサが配置されており、好きな種類を好きなだけトッピングできます。ハラペーニョの酢漬け、ピコデガヨ、スモーキーサルサやハバネロ入りの極辛サルサなど辛さと好みに合わせた手作りソースが並んでいます。

メニューとオーダーしたもの

店内に入ったら、カウンターにメニューが置かれているのでまずこちらをチェックしましょう。コロナ禍以降メニューは簡潔化されており、ブリドー、ボウル、もしくはタコスを選んで中の具材を選ぶ方式に変わっています。また前菜メニューが増えており、以前はなかったチラキレスなども登場しています。

Chips (USD1)

パリパリの極薄生地が特徴なのが、チップス。スモールとラージの2種類が選べますが、スモールでも結構食べ応えのある量です。サルサバーの手作りサルサに興味がある人は、これを頼むといろんなサルサを試してみることができます。

FRIED PLANTAIN & BLACK BEAN(USD11)

以前はカラフルなプレートが、テーブルに華やかさを添えていたのですが、メニュー変更と同時にプレートからアルミ製トレーに変更になっています。上がプランティンと黒豆のタコス、下がブリドー。タコスにはライス&ビーンズが付いてきます。ニュージランド出身のオーナーシェフが考案したメニューだけあり、食材がどれも新鮮なだけなく、サワークリームやチーズを多用せずグリーシーさが少ないのが伝統的なメキシコのタコスとの違いだと言えます。

ブリドーの中はこのような感じ。ビーンズはどれもヴィーガンで、ピント・ブラック・リプライドピント・リフライドブラックの4種類から選べます。ローストされたピーマンのほろ苦い苦さとプランテインの甘さ、それとジャックチーズの程よい塩加減が絶妙。ただしかなりどっしりとした量なので、ふたりでひとつをシェアするか、半分はお持ち帰りする方法がおすすめです。

コロナ禍前との比較

ちなみに、こちらがコロナ禍前のプレートの様子。内容的にはほぼ変わらないのですが、カラフルなプレートが使われていたため、より見映えする印象です。また、こちらは以前メニューにあったエンチラーダ。現在はなぜか提供されていません。

また以前はサルサバーを使う際に提供されていた小皿も、現在は使い捨てに変更されています。お持ち帰りならともかく、ここで食べる際に使い捨てを使うのは、無駄だと感じるためこちらの再導入もあると良いなと感じます。

最後に

サンフランシスコに3軒展開するリトルチワワをご紹介しました。一貫して新鮮な食材と野菜の多さは、去年オープンしたアメリカン中華mamafufuに非常に似たテーマです。このように使う食材とサステイナブルにこだわるカジュアルグルメレストランはまだまだあるので、徐々にご紹介していきます♪

店舗情報

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