【サンフランシスコでカフェ巡り】正統派フレンチスタイル「Maison Danel」

パンデミック直前にオープンし、6月上旬に屋内飲食が可能となった正統派フランススタイルのカフェ「メゾン・ダネル」。華やかな店内でお茶を楽しめるこちらのカフェを紹介します♪

メゾン・ダネルへのアクセス方法

サンフランシスコのテンダーロイン地区にある「メゾン・ダネル」。ユニオンスクエアからは徒歩で約15分、ゲーリー通りを走る38番のバスに乗車すると約12分の距離となります。歩く場合はユニオンスクエアからポスト通りを西方向に歩くと、ポスト通りとポルク通りの角にカフェが見えてきます。バスに乗る場合は、38番バスの西行き(V.A Hospital)に乗車し、ラーキン通りのバス停で下車、そのままゲーリー通りを西に半ブロック歩き、ポルク通りを右に曲がりましょう。

外観の様子

複数のテーブルが置かれた店頭は、光沢感のある黒色で、落ち着きと高級感がある外観です。エントランスの左側の窓に店名とロゴが入ったサインがあり、こちらが目印となります。

内観の様子

まずエントランスから店内に入ると、まず足元に見えるのが、白地にゴールドの店名とロゴの入ったタイル。ニューヨークの老舗パティスリーカフェ、ラデュレを彷彿とさせるデザインです。

入って左側にペーストリーカウンター、右側にテーブル席。カウンターの真上に下げられたシャンデリアがアクセントになっています。サンフランシスコではあまり見かけない重厚でクラシックな内装が取り入れられています。

大きなシャンデリアが目を惹くカウンターとコーヒーステーションは、白で統一され、すっきりとした印象です。

メニュー展開はこんな感じ

まずメニューですが、アクリルケースに入った自立タイプで、テーブルに座るとこのお食事メニューとハイティーメニューを持ってきてもらえます。メニューはランチ/ブランチ兼用で、ペーストリーのほかにサラダやスープ、キッシュのほかにクロックムッシュやビーフシチューなどフレンチメニューが多く並んでいます。

Cappuccino USD5

カトラリーやお皿も全てフレンチスタイル。カプチーノは、以前紹介したイタリアの老舗カフェ「トリエステ」と同じようにミルクが熱く、ミルクフォームも荒め。焙煎の加減なのか、同じように焦げたような苦味を感じました、まろやかな口当たりに慣れているとちょっとびっくりしますが、もしかしたらこれがヨーロッパスタイルなのかもしれません…。

続いて登場したのが、当カフェで焼かれたバゲット&バター。まずはフレンチカフェ定番のタルティーヌを頼みたかったのですが「メニューにない」と断られ、こちらを持ってきてもらいました。これを縦割りしてトーストし、ジャムを加えればタルティーヌなのに…と思いつつカプチーノと一緒にいただくうちにブランチメニューが運ばれてきます。

Eggs Benedict USD16

こちらがブランチメニューの「エッグ・ベネディクト」。イングリッシュマフィンが意外と硬く、食べ応えがあります。正直、特に可もなく不可もない味。ただ付け合わせのサラダのドレッシングがちょうど良い量でバランスがよく、ローズマリーが効いたポテトと共に上品な味わいです。お店の人に聞いたらこのイングリッシュマフィンは、当店手作りではないとのこと。わざわざフレンチカフェまで来て、エッグ・ベネディクトを食べる必要はないと思うので、こちらは特におすすめしません。

Omelettes USD18

トマトとチーズのオムレツ。青い薔薇の模様が付いたお皿に上品に盛られており、華やかなビジュアルです。エッグベネディクトと同じくサイドにサラダとローストポテトが付いてきます。こちらに関しても、ごく普通のオムレツ、と言ったところです。次回はキッシュなど、もっとフレンチっぽいメニューを頼んでみようと思います。ただし雰囲気の良い空間でのブランチは十分に楽しめますよ!

ペーストリーカウンターの様子

ペーストリーが並べられたカウンター。クロワッサンはもちろん、ブリオッシュやパン・オ・ショコラなど多種類のヴィエノワズリーを選ぶことができます。焼き立てのバゲットも購入可能です。

エクレアとシュークリーム、そしてマカロンを中心にカラフルなケーキ類も。繊細な見た目のケーキは、このカフェでゆっくりといただくと優雅な気分を味わえそうです。

クロワッサンを食べてみた

今回は、前回のレポートの延長としてクロワッサンをテイクアウトして試食してみました。まず見た目とスペック。結構薄めの焼き色で、パリパリというよりしっとりとした光沢の少ない表面です。全長19cmで重さは74g・お値段USD4。スペックに関しては、どれをとっても平均的です。

たまたまジェーンカフェのクロワッサンがあったので、比較してみました。ジェーンは表面の層が極薄でパリパリとしふくらみのある見た目なのに対して、メゾン・ダネルは膨らみが少なく細身のシルエットです。

断面図はこのような感じ。薄い層と大小ランダムの気泡は、以前紹介した「タルティーン・マニュファクトリー」に1番似ているかな、と言った印象。外の層がしっかりとパンに密着した表面は食べやすく、コクも甘さも控えめと言ったところ。万人受けする味わいです。

最後に

サンフランシスコに新しく登場したフレンチスタイルのカフェ「メゾン・ダネル」を紹介しました。ちょっとドレスアップして優雅なお茶会にぴったりのこちら、フレンチスタイルのカフェを楽しみたいときにぴったりです。ぜひ参考にしてください。

店舗情報

  • Maison Danel
  • 住所:1030 Polk St, San Francisco, CA 94109
  • 営業時間:月木 8AM-2PM 木〜日 8AM-4PM 火水定休
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