【ハワイ島観光】火山国立公園の絶景ドライブ!「Chain of Craters Road」のお勧めスポット7選

ハワイ島の観光名所「火山国立公園」。1350平方キロメートルという広大な公園内には見所が満載ですが、中でも山の上から海まで一気にドライブを楽しめる「チェーン・オブ・クレーターズ・ロード」はぜひ制覇したいスポット。。正門から最終地点の海辺まで、お勧めの立ち寄りスポットを7箇所ご紹介します。

全体マップ

まずは分かりやすいように、チェーンオブクレーターズをマップにまとめてみました。ここは一本道なので、特に迷う箇所はありません。海岸までのうねった景観の良い道をひたすら下るコースとなります。

【1】国立公園正門からのアクセス方法!

国道11号線からクレーターリムドライブに進むとすぐ先に火山国立公園のエントランスがあります。まず、ここの正門から公園内に入り、すぐ先に道路が二手に分かれるのでこちらを左折、そのまま真っ直ぐ進み次の十字路を左に曲がりましょう。十字路を南に進んだ時点で、チェーンオブクレーターズロードがはじまります。

【2】ルアマヌ・クレーターから溶岩台地を眺めよう

チェーン・オブ・クレーターズ・ロードが始まる交差点から、僅か1分の距離のあるのが「ルアマヌ・クレーター」。ここは1974年の火山の亀裂でできたクレーターの跡地で、同じ噴火によって発生した溶岩流が、道路を超えてあたりの森林を焼き尽くした形跡が色濃く残る場所です。

ここから独特の溶岩台地の光景を楽しめるほか、ヒロ大神宮のお守りにも使われるあの「オヒア・レフア」の花がたくさん自生しています。

【3】パウアヒ・クレーターを見下ろそう!

続いてのお勧めスポットは「パウアヒ・クレーター」。ルアマヌ・クレーターからは車で約5分の距離です。ここは展望台から深さ910m、火口610m・幅400mの多重クレーターを見下ろすことができる場所。

1973年の噴火によって発生したパウアヒクレーター。アクセス方法ですが、道路から逸れた場所に専用駐車場があり、展望台は歩いてすぐの距離です。段差がないため、車椅子でのアクセスも可能です。展望台がクレーターの真上にあるため、見晴らしが良いのもお勧めポイントですよ。

【4】チェーン・オブ・クレーターズ・ロードを見渡せる展望台

長くうねって海まで続くチェーン・オブ・クレーターズ・ロード。パウアヒクレーターから車で約6分、右手の丘にあるのが山の上から続くこのチェーン・オブ・クレーターズ・ロードと、見渡す限り続く溶岩台地を臨む展望台です。

真っ黒な溶岩流の中を切り開くようにうねりながら続く道路は、ここから見るとまさにダイナミック!アクセス方法は道路脇に車を停め、展望台まで続くトレイルを歩く形となります。Googleマップに記載はありませんが、右手方向・見晴らしの良い丘に展望台が見えたら道路脇に車を停めましょう。道路脇から展望台までは、徒歩約1分の距離です。

【5】コナ方面を見渡せる絶景スポット「ケアラコモ展望台」

続いて、前述した展望台から車で4分、右手にある小高い丘にあるのが「ケアラコモ・ルックアウト」。徐々に山を降り、溶岩流から草地に変わる境目のエリアにある展望台は、眼下に広がる海岸線を見下ろせる絶好のエリアです。

ここは常に風が強いので、帽子などはしっかり携帯しておきましょう。見晴らしの良い展望台にはベンチも併設されており、景色を眺めながら食事や休憩も可能です。

【6】古代ハワイアンの息吹を感じる「プウ ロア ペトログラフ

丘から見下ろす海岸線を満喫したあとは、大地に古代ハワイアンが刻んだ形象文字「プウ ロア ペトログラフ」のトレイル前で駐車します。ここは溶岩台地の中を歩いて、形象文字が刻まれた場所まで歩くトレイル。徒歩で約20分・1km先に目的地があり、そこまではそのまま残る溶岩流の跡地を歩く体験ができます。

溶岩台地はトレイルが分かりにくいのですが、所々に石が積まれているのを目印に進むと、左方向に円状のボードウォークが設置された場所に到着します。ここのボードウォークをぐるりと一周することで、2万3,000個ほどあると言われるいろんな形の形象文字を目にすることができますよ。

ちなみにここの溶岩流は、約500年前ほどに発生したものだそう。目的地まで硬くゴツゴツとした溶岩流の上を歩く経験も、まさに火山国立公園ならではの体験です。

【7】断崖絶壁から「ホーレイ・シー・アーチ」を眺める

溶岩流のトレイルを満喫したら、ここから約4分後、いよいよチェーン・オブ・クレーターズ・ロードの最終地点に到着です!ここは、絶壁から海を見下ろすと自然によってアーチ状に削られた「ホーレイ・シーアチ」と呼ばれる景勝地を観覧できる場所として知られています。

このアーチは27メートルの高さがあり、約550年前に海洋侵食によってできたものだそう。ちなみに、従来からの展望台は真下の崖部分が侵食によりえぐられ、危険度が増したことから閉鎖。2020年3月に、ゲートから300メートルほど奥に新たなビュースポットが設置されています。

溶岩と打ち寄せる波によってできた絶景は、まさに大自然の神秘。真っ青な海を背景に、映える場所が撮れる場所としても人気です。また、ここの駐車場には簡易トイレも設置されているので、トイレ休憩にも便利ですよ。

【8】岩肌に残る溶岩流のパノラマを臨もう

シーアーチを満喫したら、あとは全く同じ道路を使って火山国立公園に戻りましょう。ここでぜひ注目したいのが、山肌に色濃く残る溶岩流の跡。溶岩が流れた形跡がそのまま残るダイナミックなパノラマは、カーブを曲がる度に目の前に大きく広がります。ハワイ島ならではの忘れられない風景として心に刻まれますよ!

早朝ならネネに遭遇できる確率も♡

火山国立公園の大きな魅力は、24時間営業していること。付近にあるボルケーノ村に宿泊すると、観光客が少ない早朝から活動できるのでお勧めです。特にルアマヌ・クレーター付近では付近に生息しているハワイの州鳥「ネネ」に遭遇できる絶好のスポット。

公園内でもあまり人目に付かない場所に生息するネネは、見かけるスポットは限られています。そこで、早朝人の少ない時間帯にドライブを楽しむことで出会える確率もアップしますよ♪

最後に

ハワイ島火山国立公園で人気のドライブコース「チェーンオブクレーターロード」を紹介しました。この公園は24時間開園していていることでも知られています。ぜひ近場に泊まって、早朝から活動を開始してより充実した観光を楽しみましょう♪

スポット情報

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