【サンフランシスコでカフェ巡り】オーストラリアスタイルが新鮮!「The Cofee Movement」

サンフランシスコでも坂道が多いノブヒル地区で、オーストラリアスタイルのエスプレッソドリンクを提供するカフェ「コーヒー・ムーブメント」。ちょっとユニークなこちらのカフェをご紹介します。

コーヒームーブメントへのアクセス方法

坂道とビクトリアンスタイルの建築物が続く閑静な住宅地ノブヒル。ケーブルカーが走るワシントン通りの一角にオーストラリアスタイルの小さなカフェ「コーヒー・ムーブメント」があります。

ユニオンスクエアからは、パウエル通りを走るケーブルカーに乗るか、徒歩で向かう方法がお勧め。坂道を越えるコースですが、徒歩で約15分の距離。パウエル通り沿いを歩くことで、サンフランシスコならではの街並みを体感できます。

ワシントン通りの角を左に曲がると右手にカフェがあります。ケーブルカーに乗る場合は、ワシントン通りとパウエル通りの角で下車するとカフェは目の前です。

コーヒー・ムーブメントの特徴

通りに溶け込むこの小さなカフェがユニークな特徴としては、アメリカ西海岸で始まったサードウェーブコーヒーではなく、オーストラリアのカフェ文化を取り入れたカフェメニューを展開していること。

オーナーがシドニーの北海岸のカフェで働いた経験をもとに、現地のように地域に溶け込んだカフェをアメリカに持ち込みたい、と誕生した個人経営の小さなカフェです。西海岸ではあまり聞き慣れない「ピッコロ・ラテ」やココア粉末が振りかけられた「ココア・カプチーノ」などを提供しています。

外観の様子

ワシントン通りに面した壁は全てガラス張りの店舗は、店頭にベンチが置かれています。

サイドウォークには軽トラが駐車しており、ここに複数の新聞が配置され、コーヒーを飲みながら観覧できるようになっています。

店内の様子

小さな店内の様子がこちら。入ってすぐ右手に大きなコーヒーカウンターがありここで注文すると目の前でコーヒーを作ってもらえます。サードウェーブカフェに多い剥き出しのコンクリートと廃材を多用したインダストリアルな雰囲気とはまた違った、白を多用した内装です。

ドリンク類のほかに、カウンターには最低限程度のペーストリーが用意されています。

1番奥のコーナーにあるのが、コーヒー豆とコーヒー器具が販売。余分なものを一切排除したようシンプルな店内です。

カフェ・メニューはこんな感じ

エントランスから右奥の壁に描かれているのが、定番のカフェメニュー。フィルターとドリップの2種類のほかに、エスプレッソドリンクが4種類。カプチーノはUSD3.5で、良心的な値段設定です。

カウンターの上にはスペシャルメニューと期間限定のメニューが置かれています。シングルオリジンは特に珍しくはありませんが、3種類のコーヒーの飲み比べができる「テースティング・フライト」や、「エスプレッソ・トニック」などあまり聞きなれないメニューが印象的です。

こちらがスペシャルメニューの「バニラ・ラベンダーラテ」。ミルクのフォームがしっかりと硬く、滑らかでかなりのレベルの高さを感じます。最後まで泡が溶け切ることなく、口当たりのよさも絶品。これは好みの問題ですが、ラベンダーシロップの甘さが後を引きます。

こちらが「カプチーノ」と「ピッコロ」。ピッコロはシドニー発祥のエスプレッソドリンクで、8ozではなく4ozサイズのカップが使われています。ミルクの量が少ない分、エスプレッソの濃さをより感じる1杯。

カプチーノはミルクのフォームが濃く滑らかで、すっきりとした後味。個人的にはやはり飲み慣れたカプチーノの方がピッコロよりおいしく感じました。

最後に

ノースビーチの一角にある個人経営の小さなカフェ「コーヒー・ムーブメント」をご紹介しました。エスプレッソのコーヒー文化が根深いオーストラリアスタイルのコーヒーメニューを展開しているちょっとユニークなカフェでは、レベルの高いエスプレッソを楽しめます。ケーブルカーのストップからも近いので、観光の途中にぜひ立ち寄ってみてください。

スポット情報

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