観葉植物「ホヤ」コレクション27選の成長記録 と育て方のコツ 2023年春編【シンプルライフ】

年末から延々と続いた嵐がようやく落ち着き、急に暖かくなってきた4月上旬のサンフランシスコ。冬を越した状態の現在の観葉植物ホヤ、26種類の様子をレポートします。

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観葉植物「ホヤ」とは?

近年アメリカでは観葉植物として注目を浴びている「ホヤ」。種類が多く、東南アジア・オーストラリア・中国と広い範囲で自生する植物です。特徴は茎が伸びてトレイルを作る蔓性であること、茎の節部分から気根という根を出す性質を持つことが挙げられます。ペダンコと呼ばれる蕾から、円球の綺麗な花を咲かせます。基本的に葉が厚く、頻繁に水やりを行わないで済むため、お世話がしやすい品種です。

観葉植物として人気なことから、交配も広く行われています。900〜1,500もの種類があるとされ、希少な品種を集めたり、株を増やしたり、葉の模様や花の様子を楽しんだりとさまざまな楽しみ方ができる品種です。

2023年春時点でのホヤの種類と成長記録

ここからは、2023年4月時点で、我が家で育っているホヤの種類と成長記録をご紹介します。

1. ホヤ・ヘウスケリアナ(Hoya Heuschkeliana)*NEW*

  • 正式名称: Hoya Heuschkeliana(ホヤ・ヘウスケリアナ)
  • おすすめ度:★☆☆
  • 原産地:フィリピン

前回の記事を書いてから、割とすぐにお迎えしたのがホヤ・ヘウスケリアナ。コロンとした丸みを帯びた葉っぱが特徴の品種です。Etsyのバイヤーさんから2インチ鉢を購入しました。ヘウスケリアナはフィリピンが原産で、なんでもキャラメルのような香りを彷彿とさせる黄色やピンクの花を咲かせるのだとか。こちらが購入した直後の様子。このままリビングにある観葉植物棚に置いて、冬を越しました。

冬は越したのですが、全く成長の兆しがないことと葉の色が黄色に変色してきたため根の様子を調べてみました。案の定、根腐れが起きていました。。。。恐らく冬の間に水をやりすぎてしまったようです。根の部分を全部切り落とし、水差しを行ったらちょうど温度が上がり無事に根が伸びてくれています。もうしばらくしたら、鉢植え予定です。

2. ホヤ・メリフルア(Hoya meliflua)*NEW*

  • 正式名称: Hoya meliflua(ホヤ・メリフルア)
  • おすすめ度:
  • 原産地:フィリピン

続いては、Steve’s Leavesで購入したメルフルア。こちらもフィリピン原産で、長い茎を持ち、様々な表面に登ることができる着生系ホヤになります。光沢のある濃い緑をした葉色と、プロペラのような形をした大きめの葉で存在感がある品種です。花の色はピンクまたは赤みがかったオレンジ色で、10~20個の房で咲き、染みやすいといわれる濃い色の蜜を出すのだそう。まだペダンコは見当たりませんが、開花が楽しみな株です。

こちらが現在の様子。お迎えしたときに比べると葉の色が濃くなり、先端の茎がかなり伸びているのが分かります。先端に近い部分からは2枚の小さな新葉が出てきており、夏の間に葉が大きくなってくれそうです。厚みのある葉としっかりとした茎は、ミーリーバグにも強く、成長が早く個人的にかなりおすすめ。現在のところ問題もないので、おすすめ度は星5つです。

3. ホヤ・ワイエティバリエガータ(Hoya Wayetti Variegata)*NEW*

  • 正式名称: Hoya Wayetti(ホヤ・ワイエティ バリエガータ)
  • おすすめ度:
  • 原産地:フィリピン

今年の春に新しくお迎えしたのが、ホヤ・ワイエティバリエガータ。去年お迎えしたワイエティの班入りバージョンです。サンフランシスコのボタニカル・ガーデンで売られていたのを購入しました。こちらはサンフランシスコの気候で育った種類のため、恐らく他のホヤよりは環境に馴染んでくれそうに感じますが、お迎えして2週間ほどなので、今のところ変化はありません。この子に関しては、夏を過ぎた時点で報告したいと思います。

4. ホヤ・ワイエティ(Hoya Wayetti)

  • 正式名称: Hoya Wayetti(ホヤ・ワイエティ)
  • おすすめ度:★★☆☆☆
  • 原産地:フィリピン

シュッとした細長い葉っぱが特徴のワイエティ。前回お迎えしたばかりで、環境に馴染み新芽が出てきたところまでお伝えしましたが、その後冬の間に根腐れを起こしてしまい、ハリのあった葉が薄くなった状態のまま春を迎えました。先月根の様子をチェックし水差しに切り替えたところです。

水差しに切り替えてから2週間ほど経ちましたが、葉っぱは薄い状態のままです。新しい根の気配もありません。このままうまく根が生えてくると良いのですが、かなり弱っている気がします。意外と育てるのが難しかったため、星は2つ。

5. ホヤ・スタンダード・カルノーサ(Hoya st. Carnosa)

  • 式名称:Hoya st. Carnosa (ホヤ・スタンダードカルノーサ)
  • おすすめ度:★★★★★
  • 原産地:東アジア・オーストラリア

去年薄ピンクの綺麗な花を咲かせてくれたスタンダード・カルノーサ、恐らくホヤの中でも最も強い品種なのでは?と思うほど冬にも強く安定しています。

冬を越した春の様子がこちら。比べてみると、冬の間日光に当たる時間が減り色が多少淡くなったと感じます。去年と比べてもあまり変化がないように見えるものの、窓に向かって伸びる茎の先端にペダンコが付いたほか、新たな新葉も数枚出てきました。特に何のお世話も要らず、環境に強くしっかりと育ってくれるカルノーサ、あまりお世話の時間が取れない人にもおすすめの品種です!

6. ホヤ・レツーサ(Hoya Retusa)

  • 正式名称:Hoya Retusa (ホヤ・レツーサ)
  • おすすめ度:★★☆☆☆
  • 原産地:インド・東ヒマラヤ

細い松のような極細い葉が作り出す花火のようなシルエットが美しいレツーサ。去年夏の段階ではあんなに元気だったのですが、冬の間に根腐れを起こしてしまいました。。。現在根を切ってジップロックの中で療養中ですが、あまり調子はよくありません。

レツーサは他のホヤと比べても寒さに弱い品種だと感じます。根が無事に生えてきたら、暖かくなったら鉢植えを行う予定ですが、今年の夏は恐らくジップロックの中で過ごすことになりそうです。冬越えが難しかっため星は2つ。

7. ホヤ・チェルシー(Hoya Chelsea)

  • 正式名称:Hoya Chelsea(ホヤ・チェルシー)
  • おすすめ度:★★
  • 原産地:東アジア・オーストラリア

カルノーサと同じ種類で、まるっとした厚い葉が特徴なのがチェルシー。前回の記事でカルノーサと同じく成長が遅い品種と書いていましたが、全くそのままの状態が続いています。

葉の厚みは変わらないため、恐らく根腐れはしていないと思われますが、ここ一年ほど現状維持を続けています。去年の画像と比べてみると葉にハリがないような気がしますが、まだよくわかりません。今年の夏は何かしらの成長を期待したいところですが、一貫して成長は遅めです。

8. ホヤ・オボバタ(Hoya Obovata)

  • 正式名称:Hoya Obovata (ホヤ・オボバタ)
  • おすすめ度:★★★★☆
  • 原産地:インド・インドネシア・タイ・フィジーなど

我が家のホヤの中でも春先から成長をしてくれているのが、こちらのオボバタ。冬の間に茎がどんどん伸びて、先端の葉も大きくなっています。。3月初旬に鉢植えを行い、その用土があったのか、ここ数週間の間に新たな成長点が出来て、そこから葉が2枚出てきました。

ホヤの鉢植えはなかなか難しいのですが、幸運にもオボバタに関しては無事に成長を続けてくれています。大きな葉が結構早いスピードで成長するので、育てるのが楽しい品種なのでおすすめ度は星4つ。

9. ホヤ・リネアリス(Hoya Linearis)

去年の夏、かなりの長さまで成長してくれたリエアリス、冬の間もずっと成長を続け茎がかなり伸びてしまったので、3月に暫定をし水差しで増やしている状態です。

現在は切った茎の部分から水挿しで根を伸ばしている状態です。約3週間で根が出てくれました。無事に根っこが伸びたら、今ある鉢に足して量を増やす予定です。

10. ホヤ・オーストラリス(Hoya Australis)

  • 正式名称:Hoya Australis (ホヤ・オーストラリス)
  • おすすめ度:★★★
  • 原産地:オーストラリア

前回はミーリーバグの被害であまり調子の良くなかったホヤ・オーストラリスですが、現在ようやく調子を取り戻し、先月あたりから新芽が出てくるまで回復しました。時々新芽をチェックしてミーリーバグの繁殖を抑えている状態ですが、全体に弱々しかった時に比べると上に向いたエネルギーを感じます。

こちらが現在の様子。前回の記事の画像を比べると葉の色が濃くなり、厚みも出てきました。弱った時期から無事に回復してくれ、現在調子が安定しているので今年の夏は新たに新芽を出してくれるかもしれません。前回のおすすめ度は星3つでしたが、安定するとお手入れは簡単なので今回星4つに変更しています。

11. ホヤ・オーストラリス・リサ(Hoya Australis Lisa)

  • 正式名称:Hoya Australis Lisa (ホヤ・オーストラリス・リサ)
  • おすすめ度:★★★☆☆
  • 原産地:オーストラリア

前回は絶好調だったオーストラリス・リサ、冬の間に小さい鉢の方が根腐れを起こしてしまい水刺しに切り替えました。。。大きな鉢の方は、ミーリーバグの被害に会いながらも、無事に冬を越しています。

ただこうやって去年の画像と見比べてみると、あまり変化がないように見受けられます。前回は育てやすいと星5つでしたが、今回は意外と冬越しが難しかったので、おすすめ度は星3つ。

12. ホヤ・マチルダ(Hoya Mathilde)

  • 正式名称:Hoya Mathilde (ホヤ・マチルダ)
  • おすすめ度:★★★★☆
  • 原産地:カルノーサとサーペンズのハイブリッド種

まんまるでぷっくりとした葉が特徴のホヤ・マチルダ。テラリウムで栽培を続けているのが良いのか、問題なく成長を続けてくれています。去年の夏の段階で、すでに環境に適応している感じで何事もなく成長しているので鉢替えをためらっているうちに冬を越しました。

こちらが現在のマチルダの様子。今年こそは鉢替えをして、ひとつにまとめる予定です。マチルダは乾燥に弱いので、テラコッタよりプラスチック製の方が相性が良い気がします。ここ1年ほどは状態が安定しているので星は4つ。

13. ホヤ・プビカリクス(Hoya Pubicalyx)

  • 正式名称:Hoya Pubicalyx(ホヤ・プビカリクス)
  • おすすめ度:★★★☆
  • 原産地:フィリピン

ホヤの代名詞みたいな存在で、アメリカでも広く流通するプビカリクス、かなり育てやすいタイプなのですが、環境が合わないのか我が家ではあまり育ってくれません。かと言って枯れているわけでもなく現状維持が続いています。

こちらが現在の様子。前の画像を見比べてみても、変化は特に感じられません。環境に合えば、成長は早いはずですが、今のところ同じような状態です。

14. ホヤ・ケリー(Hoya Kerrii)

  • 正式名称:Hoya Kerrii(ホヤ・ケリー)
  • おすすめ度:★★★★☆
  • 原産地:東南アジア

分厚くて大きな葉っぱが特徴のケリー、現在の記事で新葉が出てきたとお伝えしましたが、あの後も成長してくれています。特に小さな鉢に入った方は、春先に鉢植えをおこなってから更に茎が伸びたように感じます。8インチ鉢の方が一度、掃除の際に新葉を落としてしまったことがあり、再度成長を待っているところ。

前回の記録を見ると、去年の冬は成長が止まっていたため今年は順調に育っている感じです。春になってどちらの株も新葉が登場しており、これから成長していくものと思われます。ケリーは枯れにくく、茎も葉もしっかりとしておりミーリーバグも付きにくいため、初心者にもおすすめの品種です。

15. ホヤ・ベラ(Hoya Bella)

  • 正式名称:Hoya Bella(ホヤ・ベラ)
  • おすすめ度:★★★★
  • 原産地:ヒマラヤ・ミャンマー北部近辺
前回の記事でペダンコまで出現し、調子のよかったベラですが、冬の間に根腐れを起こし、なんとこの鉢全てが枯れてしまいました。。。救えそうな枝はジップロックに入れて保護していますが、あまり調子は良くありません。

そしてこちらがEtsyで新たに購入したベラちゃんの二代目。葉がぷっくりとしているのでおそらく根付いていると思われますが、現在はテラリウムに入れて経過観察中です。環境に慣れると成長が早いため、新葉が出るのを待っている状態です。また夏の終わりにレポートしたいと思います。

16. ホヤ・マクロフィラ(Hoya Macrophylla)

  • 正式名称:Hoya Macrophylla(ホヤ・マクロフィラ)
  • おすすめ度:★★★★
  • 原産地:ボルネオ島

去年の夏の段階で、結構茎が2本とも伸びていたらマクロフィラ、この子も葉が厚く茎もしっかりしているため問題なく冬を越しています。あの後、茎2本からペダンコが出てきて、前回のコーデックスの記事でお伝えしたように、なんと開花もしました!

ミーリーバグのせいで歪な形になってしまったのが残念ですが、次回はおそらくまんまるな形になると思われます。マクロフィラの花の色は桜に似た薄いピンクで、ほのかにフローラルな香りがします。

17. ホヤ・ブートニアエ(Hoya Burtoniae)

  • 正式名称:Hoya Burtoniae(ホヤ・ブートニアエ)
  • おすすめ度:★★★★
  • 原産地:フィリピン

こちらも残念なお知らせ。夏の間はあんなに調子の良かったブートニアエでしたが、大きい方の鉢を冬になってラナイから室内に移したところあっという間に枯れてしまいました。。サンストレスの葉が綺麗だった鉢だけに非常に残念です。

小さい方の鉢は相変わらず元気で、冬の間もどんどんを成長を続け長くなりすぎてしまったため、現在茎をカットして水挿しを行った段階です。3週間以上は経過していますが、まだ根は出ていません。この2本がしっかり根を出したら少し大きめの鉢に植え替える予定です。

18. ホヤ・クローニアナ ブラック(Hoya Krohniana Black)

  • 正式名称:Hoya Krohniana Black(ホヤ・クローニアナ ブラック)
  • おすすめ度:★★★☆☆
  • 原産地:東南アジア諸国

小さなスペードのような形と濃い深緑の葉色が特徴なのが「クローニアナ・ブラック」。こちらに関しては特に大きな変化はありません。

こうやって見比べてみると、葉の色が淡く変化しているのが分かります。根っこが鉢から伸びているため、おそらく鉢植えが必要です。夏前にちょっと深めの鉢に植え替え予定。成長度は遅めなのでおすすめ度は前回と同じです。

19. ホヤ ・カーティシー (Hoya Curtisii)

  • 正式名称:Hoya Curtisii(ホヤ・カーティシー)
  • おすすめ度:★★☆☆☆
  • 原産地:フィリピン・マレーシア・タイ

前回絶好調だったカーティシー、残念ながら大きな鉢は冬に枯れてしまいました。原因はよく分からずしまいですが、寒くなった時にラナイから室内に移してしまったのが良くなかったのだと思われます。

テラコッタに入った鉢の方は、そこまで成長は感じないものの調子は良い感じです。なんとなく乾燥しているように感じるため、保湿機を時々使って湿度を上げています。サンフランシスコの気候にはイマイチ合わないと感じるため、星は前回と同じく2つ。

20. ホヤ・ポリネウラ(Hoya Polyneura)

  • 正式名称:Hoya Polyneura(ホヤ・ポリネウラ)
  • おすすめ度:★★★
  • 原産地:ヒマラヤ・雲南省北西部

マーメイドのような葉の形と葉脈が美しいポリネウラ、前回葉が落ちてしまった時点から調子はよくなかったのですが、冬の間にこの株は残念ながら枯れてしまいました。一時期は6枚の葉を付けてくれただけに非常に残念です。

3月にEtsyから2枚の葉が付いた株をお迎えし、現在はテラリウムの中で環境に順応するのを待っている状態です。根っこを見る限りは、健康そうなので今年の夏の成長に期待したいところ。見栄えが良く、映える品種なのですが繊細なのでおすすめ度は星3つ。

21. ホヤ・サンライズ(Hoya Sunrise)

  • 正式名称:Hoya Sunrise(ホヤ・サンライズ)
  • おすすめ度:★★★☆☆
  • 原産地:東南アジア

サンストレスによって赤みを帯びた葉がきれいだったサンライズ、こちらも冬の間に根腐れが発生し、根の部分を切り取って水刺しに切り替えました。

その後、無事に根っこが伸びており、新たに鉢植えをおこなった段階です。その間にサンストレスだった葉の赤みが抜けてしまい、現在はグリーンの状態です。正直、今の段階では葉の色より無事に育ってほしいのでこのまま環境に順応してくれるのを待っている段階です。おすすめ度は同じく星3つ。

22. ホヤ・カルノサ「クリムゾンクイーン」(Hoya Carnosa Krimson Queen)

  • 正式名称:Hoya Carnosa Krimson Queen(カルノサ・クリムゾン・クイーン)
  • おすすめ度:★★★★
  • 原産地:インド・タイ・中国

濃い緑の葉の周りにクリーム色のマージンがある「カルノサ・クリムゾンクイーン」。こちらもミーリーバグの治療をしながら、冬を越しました。

こちらが2023年春の様子。正直、成長は感じず、現状維持といった様子です。春の間もこまめに経過観察を続けながら、今年こそは新葉が付いてくれるのを期待している鉢です。

23. ホヤ・カルノサ「クリムゾンプリンセス」(Hoya Carnosa Krimson Princess)

  • 正式名称:Hoya Carnosa Krimson Queen(カルノサ・クリムゾンプリンセス)
  • おすすめ度:★★★☆☆
  • 原産地:インド・タイ・中国

クリムゾンクイーンとは真逆で、内側にクリーム色の葉色、マージンに濃い緑の模様を持つのが「クリムゾン・クイーン」。前回根腐れを起こしてしまい、フルーバルに鉢替えして経過観察中で、そのまま冬を越しました。

現在は葉の厚さも回復し、現状維持の状態が続いています。まだミーリーバグのダメージが残っており、鉢替えするほどの元気はなさそうなので、おそらくこのままフルーバルに入れた状態で今年の夏は経過観察を行う予定です。

24. ホヤ・コンパクタ(Hoya Compacta)

  • 正式名称:Hoya Compacta(ホヤ・コンパクタ)
  • おすすめ度:☆☆☆
  • 原産地:オーストラリア・東南アジア

前回、ミーリーバグの影響で弱ってしまい根腐れを起こしてLECA栽培に切り替えたコンパクタ、残念ながら班入りのバリエガータと小さい株はそのまま腐れてしまいました。現在はLECAに入った一株が残っている状態です。

こちらが現在、一株だけ残ったコンパクタ。くるりんとした葉は、ミーリーバグを取り除くのが非常に難しく、薬入りの水に葉の部分だけを浸す方法で治療をおこなっています。見た目は非常に良いのですが、害虫が付くと恐ろしく面倒くさいのでおすすめ度は星ひとつ。おそらくもう買い足しはしない品種です。

25. ホヤ・クリンクルエイト(Hoya Krinkle 8)

  • 正式名称:Hoya Krinkle 8(ホヤ・クリンクルエイト)
  • おすすめ度:★★☆☆☆
  • 原産地:北オーストラリア

前回から調子が良くないクルンクルエイト、夏の間はラナイで療養し、冬の間はリビングでミーリーバグの見張りを行いなんとか冬を越しました。

前回に比べると落ちてしまった葉の影響で、なんとなく寂しい風貌に変わっています。まだ本調子ではなく、ミーリーバグのチェックを定期的に行っている段階です。成長も遅いため、おすすめ度は変わらず星ふたつ。

26. ホヤ・ラクノーサ(Hoya Lacunosa)

  • 正式名称:Hoya Lacunosa(ホヤ・ラクノサ)
  • おすすめ度:★★☆☆☆
  • 原産地:インド・マレーシア・中国・日本

根腐れが原因でしばらくジップロックに入れて育てていたラクノーサですが、去年の夏にフルーバルとLECAで鉢植えにした状態のまま冬を越し、現状維持が続いています。

こちらが現在の様子。冬の間にフルーバルに入っていた鉢がちょっと弱ってしまった気がします。葉っぱも黄色や茶色に変色し数枚落ちてしまいました。LECAの方が、葉の色も濃く新芽が付いています。相変わらず育てるのが難しい種類だと感じます。これから暖かくなるなるので、新芽を付けて欲しいところですが、今のところ未知数です。

最後に

冬を越した我が家のホヤをご紹介しました。当然ですが、成長したもの、枯れてしまったものさまざまです。ちなにに、前回の記事で紹介していたホヤ・カーメラエも、冬の間に枯れてしまいました。。。不調の主な要因となったのが、根腐れとミーリーバグ。冬の間、水やりは2週間に一度ほどに控えていましたが、それでも根腐れが起こったので今年の冬は1ヶ月に一度ほどに抑えたいと思います。また、夏が過ぎて冬前あたりに成長の様子をレポートします。

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