【ハワイ島観光】火山国立公園のお勧めB&B「Hale ‘Ohu」

今なお活発な火山活動が続くハワイ島。そんな火山の様子を間近で感じられる「火山国立公園」はハワイ島で欠かせない観光名所です。そんな公園周辺にあるお勧め宿泊施設「ハレ・オフベッド&ブレックファースト」をご紹介します♪

火山国立公園まで僅か3分の立地条件

ハワイ火山国立公園の東側、国道11号線の付近にあるのが「ボルケーノ村(Volcano Village)」。火山国立公園観光用の宿泊施設が多くある集落で観光客に人気のエリアです。その中でも、今回紹介する「ハレ・オフ」は、ここ一辺のメイン通りである国道11号線からわずか1ブロックの距離にあり、公園の正門まで車で3分という立地条件が魅力です。

またこのB&Bはレストランやショップが立ち並ぶボルケーノ通り沿いにあり、ここから徒歩で「カフェ・オノ」と呼ばれるベジタリアンカフェ&アートギャラリーまで向かうことも。同じ通り沿いにあるレストランも車で数分の距離内。山中の村という辺鄙な場所にあるにもかかわらず、アクセスの良い立地条件です。

完全独立スタイルの宿泊施設

続いての魅力は、完全独立型の宿泊施設だということ。ここの敷地内には合計3つの宿泊部屋がありますが、どの部屋も完全に独立して作られており、他の宿泊客とトイレやリビングルームなどをシェアする必要がありません。それぞれに独立したドアを使って、駐車場から直接部屋に入るスタイルとなります。

通常のベッドアンドブレックファーストであれば、玄関やキッチン・リビングをみんなで使い、決まった時間帯に朝食を共にいただく形式が多いのですが、ここの施設は朝食も前日に冷蔵庫の中に用意されており、それぞれが各自部屋でいただくスタイルです。そのため、コロナ禍の状況で他の宿泊客との接触をできるだけ減らしたい方好きな時間に自由に部屋で朝食を楽しみたい方などに特にお勧めです。

エントランスの様子

それではここからは宿泊施設の様子をご紹介します。まずはボルケーノ通りから見た正面門の様子。建物は通りから離れていますが、通りから見えるように「ハレ・オフ」のサインが立っています。

ここから敷地内へ続く細いドライブウェイを進むと、宿泊客用の駐車場があり、ここにまず車を泊めて母屋でチェックインを行います。各部屋のドアはコードを打ち込むキーレスタイプなので、鍵を持ち歩く必要がないのも便利です。

駐車場から見た母屋の様子。宿泊施設からは、竹林で遮られています。この小道を使って母屋入り口まで向かうと、パティオにチェックインデスクがあります。

客室はこのような感じ

今回筆者が宿泊した「バンブールーム」をご紹介します。予約を行った時点でこの部屋しか空きがなかったのですが、他の2部屋はエントランスと逆サイドにデッキが置かれたレイアウトでより魅力的でした。バンブーは裏庭を臨む窓はなく、竹林沿いにエントランス、その真横にデッキが置かれています。もし選択があれば、立地的に裏庭に面した「レッドジンジャー」か「オーキッド」のお部屋をお勧めします。

エントランスから中に入ると、まずベッドが正面にあり左手にテーブル、その奥にバスルームがあります。右奥には朝食を用意するステーション。

こちらが食事関係が集まったステーションの様子。朝食はそれぞれ曜日によって朝食メニューが決まっており、準備方法を細かく説明した説明書も置かれています。電子レンジ・お湯沸かし・コーヒーメーカー・トースターに冷蔵庫が置かれているのでテイクアウトした食事もこちらでこなせます。また冷蔵庫の隣にラップトップが入るサイズの金庫もあり、ここにパスポートや貴重品も保管が可能です。

バスルームは広めで清潔です。シャワーはウォークインタイプで、お湯が出るまでの時間帯もそこまで長くありません。厚手の真っ白なバスタオルが2枚ずつ、それとバスローブも用意されています。2人で使用するのにぴったりのサイズ感です。

ジャングルトレイル散策も楽しめる!

立地条件の他に魅力なのが、敷地内にある宿泊客専用の散策トレイル!客室から歩いてすぐの場所にトレイルの入り口があり、鬱蒼と茂ったトロピカルジャングルの中を散策できます。

真っ赤なアンスリウムが印象的なトレイルの道。地面が苔に覆われており、雨が多く湿気の高いジャングルの雰囲気を満喫できます。

なんといっても敷地内のプライベートな空間なので、早朝起きてすぐ淹れたばかりのコーヒーを片手に、軽装で(あるいはパジャマにアウターを羽織って)森の中の散歩という贅沢を味わえますよ。

あまりメインランドでは見かけないアンスリウムの花々が、あちこちに咲き乱れているのが印象的です。

食べた朝食をご紹介♪

ベッドアンドブレックファストの楽しみといえば、やはり朝食。筆者たちが今回宿泊した際に用意していただいた朝食をご紹介します。1泊目のメニューは、ヨーグルトと手作りミューズリー・ピーマンと玉ねぎのエッグフリタータ・バナナブレッド

このような感じで冷蔵庫に入っています。

エッグ・フリタータとバナナブレッドの温め方も細かく説明されているので、効率よく準備が可能です。コーヒーメーカーの使い方もしっかり記載してあります。ミューズリーはガラス瓶に入っており、好きな分をヨーグルトに混ぜることができます。バナナブレッドは1ローフ分もあったため、その日のおやつにもピッタリです。

飲み物はコーヒーか紅茶、そして日替わりのフルーツジュースが付いてきます。

こちらが2日目の朝の朝食。メニューはベーグルとクリームチーズ・パパヤボート・ベイクドエッグ・オレンジジュース。ベーグルは多すぎたため、半分ずついただきました。

ハワイ島産パパヤを使ったパパヤ・ボートはハワイの朝食の定番メニューですが、パイナップルとキウイの盛り付けが華やかです。どちらの朝食も丁寧に準備がされており、コンチネンタル式でも質が高く、満足感があります。

最後に

ハワイ島の火山国立公園周辺にあるボルケーノ村で、お勧めの宿泊先をご紹介しました。気になる料金ですが、筆者が利用した時(2021年3月)は、1泊約USD150(税金込み)。通常のB&Bよりは多少割高ですが、コロナ禍で他の宿泊客との接触を避ける対策が取られているのが好印象です。

また公式サイトから予約を行うと、割引やプロモーションを行っている場合もあります。ハワイ島の国立公園付近に宿泊される場合は、ぜひ参考にしてください。

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