【サンフランシスコ・グルメ】2023年最新保存版・SFで食べたいおすすめ飲茶レストラン5選

アジア以外では、最大の大きさを誇るのがサンフランシスコのチャイナタウンです。1848年から長い歴史を持つこの街で、ぜひ食べたいのが中華を代表する飲茶。ガイドブックに欠かせない老舗店のyang singから、カジュアルでポップな店舗までおすすめをご紹介します!

1. 2023年再オープン!「香港ビストロラウンジ」(HK Bistro Lounge)

まずご紹介するのは、2023年2月にソーマ地区にオープンした「香港ラウンジ・ビストロ」。元々はリッチモンド地区に店舗を構えるベイエリアでも人気の飲茶レストランでしたが、2019年2月にレストランの近くで、作業員のガス管接触による爆発事故によりレストランが焼け落ちてしまったという経緯があります。

店舗自体はこじんまりとしており、淡い朱色が基調となったモダン中華の内装です。ここは常に混み合うため、落ち着いた雰囲気というより、どちらかというと賑やかでせわしない空間となります。

点心自体は、以前から定評のある味だけあり、かなりのクオリティーです。メニューがテーブルの上に置かれているので、鉛筆で印を付けると、オーダーしたものを持ってきてもらえます。

良質の香港スタイルの飲茶、プリプリのエビと一緒に筍も入った海老の蒸し餃子 (ハーガオ)や、ホロリと口の中でとろける鶏足の香港式煮込、揚げ麺が使われたヌードルなどハイクオリティの点心をいただけます。こちらの店舗は週末は行列のできる人気店なので、事前に予約をお勧めします。

店舗情報

  • HK Lounge Bistro
  • 住所:1136 Folsom St, San Francisco, CA 94103
  • 営業時間:11 AM–2:30 PM & 5–8 PM (月曜定休)

2. ガイドブック御用達の老舗店舗!「ヤンシン」(Yank Sing)

サンフランシスコの飲茶、と聞くと必ず名前が上がる老舗店が「ヤンシン」です。パンデミック以降はなかなか見かけないワゴン式の飲茶を楽しめるレストランです。

ここの特徴は、フェリービル近くにある便利な立地条件と、奥行きのあるスペース。多数並べられているテーブルも、お昼時には混み合う人気店です。客層はオフィスビル内にある場所柄、ビジネスと観光客の割合が多く、週末が家族連れのローカルで賑わいます。

店舗のスペースが広く全体的にゆったりとした印象で、ワゴンに積まれた点心を欲しい分だけ指差し注文できます。

こちらは点心の数が多く、ベジタリアン対応メニューも数多く揃っているのがおすすめ。特にスノーピー(絹さや)でできた蒸し餃子はおすすめ。ベジタリアン点心の他にも帆立の蒸し餃子やおこわなど、バラエティーに富んだ伝統的な点心が揃っています。

店舗が大きいだけあり、サービスも手際が良いのもおすすめポイント。お値段は、ほかの店舗より多少高めですがゆったりとした雰囲気の中、昔ながらの点心をいただけます。こちらの店舗もお昼時や週末は混雑するため、事前の予約をおすすめします。

店舗情報

  • Yank Sing (Spear St.)
  • 住所:101 Spear St, San Francisco, CA 94105
  • 営業時間:水木金: 11AM-3PM 土日:10AM-3PM

3. 開放的なパティオ席が魅力!ハーバー・ビュー(Harborview)

フェリービルの通り向かいにあり、天気の良い日に最適なのが「ハーバービュー」です。ここはエンバカデロセンター内にあり、入り口はドラム通りからちょっとセンターの中に入った場所になります。サクラメント通りとドラム通りが交差した箇所のちょっと北あたりになります。

ここは二階建てのビルとなっており、まずエントランスにあるデスクで受付を済ませ、2階のダイニングエリアまで案内してもらう流れとなります。

2階部分は仕切りのない広い空間となっており、手前にキッチン、通いて奥行きのある屋内ダイニングエリアがあります。

ただしこちらの魅力は何と言っても、パティオです。!レストランの一番端にある広いパティオエリアは、フェリービルを面しており見晴らし抜群。開放感のあるテーブルで、景色と青空を楽しみながら食事が可能です。

こちらのメニューは、一般的な点心だけでなく北京ダックや、上海蟹なども注文可能です。幅広い中華料理をいただけるので、大人数でシェアしたいときにもぴったりの場所です。こちらの店舗も週末は特に混むため、事前に予約をおすすめします。

店舗情報

  • Harborview Restaurant & Bar
  • 住所:Level, 4 Embarcadero Center, San Francisco, CA 94111
  • 営業時間:火〜金:11:30AM–2PM/5–8:30PM 土日:10:30AM–2PM/5–8:30PM 月曜定休

4. 小籠包が絶品!ダンプリング・ホーム(Dumpling Home)

2020年11月にヘイズバレー地区にオープンして以来、連日店頭に行列ができる人気店が「ダンプリング・ホーム」です。2021年には、ミシュラン・ビブグルマンリストにも抜擢され、安くておいしい点心をいただけるお店として知名度を上げました。2023年にはフィルモア通り沿いに姉妹店の「ダンプリング・ストーリー」を進出するという快挙を遂げています。

ガルフ通りとフェル通りの角に位置するレストラン、奥に長い長方形のレイアウトで、壁際にテーブルとベンチが置かれています。一番奥にガラス張りの工房があり、手作りでひとつひとつ作られている点心の様子を見ることができます。

こちらのおすすめは、何と言っても小籠包です。小籠包の種類は「ポーク」「スパイシーポーク」「チキン」「ビーフ」「蟹&ポーク」「海老&瓜」と6種類も揃っており、さらに4つ入りか8個入りかを選ぶことができます。まさにいろんな小籠包を食べ比べたい、という方にぴったり。焼き小籠包は、カリッとした外皮とジューシーな具材のバランスを楽しめます。

こちらの小籠包は、外側から汁が透けて見えるほど皮が薄く半透明なのも特徴。手作りで作られた熱々の小籠包はまさに絶品です。質の高い小籠包を安価でいただけるお店ですが、ベジ餃子やスープ、麺類などもいただけます。こちらの店舗は予約を取らないため、できるだけ空いた時間帯を狙って訪れるのがおすすめです。

店舗情報

  • Dumpling Home
  • 住所:298 Gough St, San Francisco, CA 94102
  • 営業時間:11:30AM-2:30PM 5:00-8:30PM(月曜定休)

5. モダンな次世代飲茶!ダンプリング・タイム(Dumpling Time)

MZ世代に人気のレストランを言えば、「ダンプリン・タイム」です。デザイン地区を中心に3店舗を展開する店舗で、2019年にオープンしたNBAゴールデンステイト・ウォリアーズの本拠地チェイスセンターのコンプレックスにも店舗を構える人気店です。

チェイスセンターの店舗は、面積が広く試合が観戦できる大きなモニターも完備されています。ミッションベイ地区にある店舗は、こじんまりとしておりメインエントランスからすぐの場所にパティオ席も用意されています。

こちらの特徴は、伝統的な料理をツイストしてモダンにアレンジしたメニュー。例えば画像の「シュリンプ・トースト」はお粥と一緒に食べる揚げパンをアレンジしたもの。生地の中にエビが練り込まれた揚げパンは、スパイシーマヨネーズと香菜で彩りよく盛り付けされています。通常の揚げパンと違って、このまま食べて完成する味です。

また伝統的な飲茶には少ないベジタリアン対応のメニューも数多く揃っています。見栄えのする盛り付けと付け合わせのソースは、まさにSNS映え抜群。伝統的なレシピからツイストされた、ちょとだけ違う味はミレニアムとZ世代に中心に人気だと言えます。

店舗情報

  • Dumpling Time (SoMa)
  • 住所:11 Division St, San Francisco, CA 94103
  • 営業時間:11AM-9PM、土日10AM-9PM

最後に

2023年現在、サンフランシスコ在住の筆者がお勧めしたい飲茶のお店を5店舗ご紹介しました。どの店舗もおいしいのはもちろんですが、それぞれ違った特徴と魅力を兼ね備えています。サンフランシスコならではの飲茶を、ぜひ堪能してみてください。

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