2020年9月9日。不気味なオレンジ色の空が広がるサンフランシスコの様子!

朝になっても夜が明けず、オレンジ色の不気味な空に覆われたサンフランシスコ。まるで白夜のような暗さが一日中続く異様な街の様子をレポートします!

原因は付近の山火事の煙!

この異常事態の原因は、サンフランシスコの付近で起こる山火事の煙によるもの。乾燥と熱波により先月中旬から山火事が多発しているカリフォルニア州ですが、今回の煙はサンフランシスコから北に約215km(134miles)離れた「Mendocino National Forest(メンダシーノ国立森林公園))」付近で発生した山火事の煙が空を覆っていることが要因となっています。

現在サンフランシスコの日の出時間は6:47amで、6時を過ぎると徐々に明るくなってくるのですが今日は一向に明るくなる気配がなく、外の街灯も点いたままの状態です。体感で言うと夕暮れの完全に暗くなるちょっと前、と言った感じ。もちろん車もヘッドライトを付けた状態で走行しています。

兆候はすでに昨日から

9/8の様子

ここまで酷くはなかったものの、兆候は前日(9/8)からすでにはじまっていました。昨日の空の色は例えるなら黄色。ただし空に靄が薄くかかったような状態で、太陽がどこにあるかの位置確認はできました。写真は昨日の朝7時過ぎごろ。曇ってはいるものの、十分外は明るく、太陽も煙を通して見ることができます。

煙たくないのはマリンレイヤーのおかげ!

サンフランシスコを覆う空気の層

ただし、ここまで煙が空を覆った前代未聞の状態でもサンフランシスコ市内は全く煙たさを感じることなく、大気の状態も「普通」を示しています。これは、サンフランシスコ特有の海上を覆う冷たい空気層のおかげ。濃い霧としても知られるこの空気層がフィルターの役目を果たし、海上から新鮮な空気を取り込んでくれているのだそう。

この空気層は「マリーンレイヤー」と呼ばれ、冷たい海の影響に伴って、上空より地表近くの空気の温度が低くなることで発生します。太陽光によって暖まると、午後には消えてしまうのですが今回は太陽がすっかり煙に覆われているためこのままサンフランシスコエリアにとどまるかもしれないとのこと。

いずれにせよ、この煙に覆われた異常な状態は金曜日あたりまで続くとされています。

サンフランシスコ市内の様子をご紹介!

それではここから普段とは全く違うサンフランシスコの様子をレポートします!通常であればすっかり明るくなっている朝8:00amあたりと数時間後の正午あたりに撮影しています。

ちなみになぜこんなにオレンジ色なのかというと頭上を覆う煙が青い光を跳ね返し、黄色・オレンジ・赤色の光のみを通すのが理由なのだそう。いずれにせよ不思議な現象です!

朝の様子 (8:00am頃)

濃い煙に覆われた空の様子。

サンフランシスコのユニオンスクエア近く。オレンジ色の空に覆われ、太陽の位置もわからない状態です。

街灯は灯ったまま、車もヘッドライトを付けて走行しています。

名門ジャイアンツの本拠地「オラクルパーク」の前。大気がオレンジ色に覆われているのが実に不気味です。

正午近くの様子

サンフランシスコの目抜き通りから見るフェリーターミナル。見事なまでのオレンジの世界です。

サンフランシスコで1番高い高層ビル「セールスフォース」に濃い霧がかかっているのが分かります。

午後1時を過ぎると、上空は雲のシルエットが見えるまで徐々にに明るくなってきました。

最後に

山火事に囲まれた形になっているサンフランシスコ・ベイエリア、今までも煙による大気汚染が問題になっていましたが、ここまで煙に覆われ、真っ暗な状態になってしまったのは前代未聞です。

熱波の影響で最高気温100F(37.7℃)を更新したことでも話題となった週末とは打って変わり、昨日からは太陽光が届かないことで16℃まで下がっています。いずれにせよ異常気象が続いているのは確かです。

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