【サンフランシスコ・グルメ】本格派カツサンドを味わうならここ！ノースビーチの「Family Cafe」

レストランやカフェが多く観光客にもローカルにも人気のエリア「ノースビーチ」。ノースビーチでも賑やかな通りにある可愛らしいカフェの人気メニューは、なんと日本のカツサンド！今回はこちらのカフェをご紹介します♪

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ノーズビーチのメッカにあるお店

ノースビーチと呼ばれる界隈は、サンフランシスコの観光名所フィッシャーマンズワーフと中華街の間に位置し「リトルイタリー」とも呼ばれる人気のエリアです。

ここは昔イタリア移民が多く移り住み街を築いた背景があり、今でもその名残として路上にテーブルを並べるヨーロッパ風のレストランやカフェが数多く点在します。

観光客はもちろん、食事やカフェ・散策を楽しめるためローカルにも大人気のエリアは、メイン通り「コロンバス通り」を中心に形成されています。そんな賑やかなコロンバス通りに位置する可愛らしいお店が「ファミリー・カフェ(Family Cafe)」です。

可愛らしく居心地の良い雰囲気が特徴♪

ここのお店の特徴は、なんといっても翠色を基調とした可愛らしい雰囲気と内装。2021年1月の現在は店頭での飲食が制限されていますが、店内には右側にオープンキッチンを囲むようにカウンターがあり、壁と通りに沿ってテーブルが配置されています。

通りの前には木製のウッドデッキが置かれ、ここで食事も可能です。観葉植物が多く配置され、センスある雑貨をふんだんに使った凝った内装が施されています。

どことなく日本のカフェを思い起こさせるようなカフェ、居心地の良さも抜群です！

メニュー展開は洋食風

ここのカフェは、通常アメリカに多い寿司や天ぷらを中心としたメニュー構成とは一線を画し、日本の洋食というニッチな線を狙っているのが特徴。数自体はそこまで多くありませんが、カツカレー・唐揚げ・豚の生姜焼きなどアメリカ人にも受け入れやすいメニューがセレクトされています。

人気メニューはやはりカツサンドとカツカレー。あとはカフェらしくほうじ茶ラテや抹茶ラテなどドリンクメニューも豊富です。お店の雰囲気を見ると、一見ここからカツサンドが出てくるような雰囲気は全くないので、このギャップもおもしろいところ。

実はここのオーナー兼シェフは、日本食レストランで長年働いた経歴を持つ日本に精通したアメリカ人の方。日本語も堪能なので、気軽に会話も楽しめますよ。

食べた感想！

アメリカでは珍しい厚くしっとりとして柔らかい本格的な日本の食パンが使われているので、サクサクとしたカツの食感が引き立ちます。カツ自体も臭みがなく柔らかで、ソースに絡んだキャベツとの相性も抜群！

日本で食べるカツサンドとほぼ変わりがないのにびっくりです！

続いて生姜焼き弁当には、日本のコンビニで見かけるようなあの本格的な弁当容器が使われているのが印象的です。副菜にキヌアサラダとポテトサラダ、たくあんが付いたお弁当は、ボリュームも満点！

生姜焼きはタレが柔らかなお肉にしっかりと絡み、生姜の味を主張しすぎない甘辛の味付けで、アメリカ人にも受け入れやすい工夫を感じられました。

全体的にここの和食は、あまり日本食を知らない層や魚をベースにした味付けが苦手な人にも違和感なく食べられるようなメニュー構成になっていると感じます。

食事のあとは付近の散策にも最適

ノースビーチのメッカにあるこのカフェ、通り向かいにあるのが、人気の老舗デリ「モリナリ」。ここのサンドイッチを求め連日できる長い行列は、この通りの風物詩です。

カフェから歩いてすぐの場所にある「カフェトリエステ」は、1956年から営業を続けるサンフランシスコの老舗カフェ。ここでエスプレッソを試してみたり、イタリアらしさ抜群の「グレコカフェ」でイタリアン・デザートを堪能したり、ウィンドーショッピングを楽しんだりと、ノースビーチはとにかくやることに事欠かさないエリア。