【サンフランシスコ・ニュース】ミッドマーケット地区に市内最大規模のWhole Foods Market Flagship Storeがオープン!

2022年3月10日、サンフランシスコの市内ミッドマーケット地区に高級グルメスーパー「ホールフーズマーケット」がオープンしました。市内8店目になるこちら、規模が一番大きいことからサンフランシスコのフラッグシップ店となります。オープン初日の様子をお伝えします。

ホールフーズマーケットとは

全米に展開するホールフーズマーケットは、健康志向の商品を数多く扱う高級グルメスーパーです。仕入れる商品に厳しい自社の基準を持ち、硬化脂肪や異性化糖をはじめ、人口着色料や保存料など150種類もの添加物を規制。多くの食材はオーガニックという大型健康食品店の立ち位置になります。

現在全米に500店舗以上進出するスーパーで、2017年からアマゾンの傘下となりました。発祥は意外にもテキサス州ですが、店舗数が一番多いのがカリフォルニア州。今回オープンしたミッドマーケット地区の店舗は広さが約6,000平方メートルあり、ほとんどが地元産となる3,700種類もの商品を扱っています。

場所とアクセス方法

今回オープンを果たした店舗は、市内のほぼど真ん中マーケット通り沿いの8丁目にあります。ユニオンスクエアからは徒歩圏内にあり、マーケット通りを走る路面電車(Fトレイン)、MUNI全線に加え、多くのバスを使うことができ非常に便利な立地条件。MUNIを利用する場合は「シビックセンター駅」で下車するとスーパーは目の前です。

ユニオンスクエアから徒歩で向かう場合は、マーケット通りを真っ直ぐ16分ほど南下すると、通り左の8丁目手前に店舗が見えてきます。

車で向かう場合は、8丁目沿いある専用駐車場の利用ができます。レシートの提示を行うと、最大90分まで無料で駐車が可能です。

店舗の様子(外観)

まずはマーケット通りから見た正面エントランスの様子。トリニティプレースと呼ばれる総合ビルの一階にエントランスがあります。初日でしたが、特に列はなく至って静か。普通に入店ができました。

メインエントランスのすぐ右手に大きなコートヤードがあり、こちらから店内にアクセスも可能です。ミケランジェロのアートピースが印象的な空間は一般開放されており、誰でも自由に立ち入りできます。

コートヤード奥にあるのが、大理石でできたベンチとテーブル。休憩にもってこいですが、ホールフーズで買った商品をこちらで食べるにも便利です。

店内の様子

メインエントランスに入るとロビーがあり、そこからエレベーターを使って地下の店内にアクセスします。作り的にはニューヨークのコロンバスサークルにある店舗にそっくり。エレベーターから店内の様子を一望できるデザインです。

まず一番手前にあるのが、彩どりの生花や観葉植物。その奥にレジがあり、右手に青果コーナーがあるのが見て取れます。

こちらが一番手前の生花コーナー。色とりどりのブーケと蘭の花が陳列されています。

CHILL

エレベーターを降りて右手からぐるっと回ってみることに。まず、右手一番奥の壁一面にあるのが大きな冷蔵庫。ここにヨーグルトやジュースなど冷蔵商品が一斉に置かれています。

ちなみにこの冷蔵コーナーの一番奥にあるのがお手洗い。観光途中などに寄るのに便利です。

BE WELL

続いて冷蔵コーナーの内側にあるのが日常品コーナー。サプリメントや石鹸・化粧品などが所狭しと陳列されています。

エントランスから入って一番右奥にあるのが、鮮魚・精肉コーナー。氷の上に乗せられた切り身がずらりと並んでおり、そのすぐ隣が生肉売り場となります。どちらも量り売りで購入可能です。

一番奥に置かれているのが、熟成牛肉。筆者が気づかなかっただけかもしれませんが、他の店舗にはない気がします。

精肉コーナーから壁沿いに中央方向に進むと、ここにあるのがバルクコーナー。オーツやシリアル・豆類を好きな分量購入できます。

さらに壁越しに進むと、スーパーのメインでもある野菜と果物売り場に到達します。カリフォルニアらしく多種類の柑橘フルーツが見栄え良く並べられているのが印象的です。

こちらがちょうど店舗の真ん中部分。こちらから逆サイドは、主にベーカリー・お惣菜コーナーになります。

こちらが店舗の左側部分になります。中央にサラダバーが設置され、お惣菜やスープ・サラダを好きな量だけ容器に入れて購入できます。

奥に進んで左手にあるのが、ベーカリー&ペーストリーコーナー。大きなホールケーキがずらりと並んでいます。

一番奥のキッチン手前のショーケースの様子。ここにあるのが、ショートケーキ類です。

ケーキコーナーの左側にあるベーカリーコーナーの様子。サワードウをメインに数多くのハードパンが並べられています。

パン売り場とカスタマーサービスの間に置かれているのが、セルフサービスのコーヒーマシーン。フラッグシップ店なのに、カフェがないのはちょっと意外です。

デリコーナーの一番奥のカウンターの様子。左からサンドイッチ・デリプレート・ピザ・お寿司と4つのセクションに分かれています。

SIT

レジセクションから更に奥の空間にあるのが「休憩コーナー」。ここで購入したお惣菜をいただくのはもちろん、テーブルに座ってコーヒーを飲んだりスイーツを食べることも。使い捨てのカトラリーもこちらに置かれています。ただ地下にある関係上、窓がなくここはなんだか閉鎖されたような空間…。お天気の良い日はコートヤードを利用した方が、気持ちよく食事ができそうです。

最後に

ローカル産の商品を数多く扱うグルメスーパー、ホールフーズマーケット。フラッグシップ店は規模が大きく取り扱う商品が豊富なので、アメリカのスーパーを体験してみたい方にもぴったりです。以前紹介したツイッター本社ビルからも徒歩数分の距離なので、観光の際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね♪

店舗情報

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