【サンフランシスコグルメ】こだわりグルメ居酒屋!「Izakaya Rintaro」

バークリーにあるカリフォルニア料理の草の根的存在「シェ・パニース」でクリエイティブ・ディレクターを勤め、日本人とアメリカ人のハーフという背景を持つシェフが、2015年にサンフランシスコにオープンした「居酒屋りんたろう」。ミシュランガイドにも載るこだわり居酒屋をご紹介します♪

居酒屋りんたろうのロケーションとアクセス方法

店舗があるのは、ダウンタウンユニオンスクエアからは南西方向に外れたミッション地区にあります。ユニオンスクエアから公共交通機関を使うのは乗り換えが大変なので、シェアライドの利用がおすすめ。レストランは14丁目のフォルサム通り近くになります。

街散策を兼ねて徒歩で向かう場合はまずユニオンスクエアからフォルサム通りまで歩き、14丁目まで南下する方法が簡単です。フリーウェイの高架下である13丁目の利用は避けましょう。移動時間はシェライドで10分、徒歩で約35分です。

レストランの外観

13丁目に面したレストランのエントランスの様子。通りに面した壁にレストラン名が赤のフォントで記してあり、左手に木の門があります。窓口に赤いビール瓶の箱が夕日に照らされており、なんともレトロな雰囲気。一見レストランとは分からない見た目です。

周辺の様子

りんたろうがある14丁目の様子。すぐ裏にサンフランシスコで人気のオーガニックスーパー「レインボーグローサリー」がありますが、通りは店舗が軒を連ねるといった感じではなく、意外と閑散としています。日中であれば付近を散策しても問題はありませんが、半ブロック先の13丁目は高架下のためホームレスを多く見かけます。土地勘がない場合は、日中であっても13丁目沿いを歩くのは避けましょう。夜にレストランを利用する場合はシェアライドの利用をおすすめします。

中庭の様子

まずはエントランスから敷地内に入った様子。敷地に入るとまず小さなチェックインスタンドがあり、こちらで受付を済ませます。

店頭にあるのが、塀に囲まれた中庭エリア。10個ほどあるテーブルは、それぞれ脇に荷物を置くビール瓶箱が置かれています。頭上のランタンと赤い提灯効果で、お祭りの屋台のような、ビアガーデンのような雰囲気です。

レストランの内観

こちらが店内の様子。入ってすぐ左手に木製の大きなカウンターが設置されており、この奥にオープンキッチンがあります。カウンターにはぎっしりと食器が積まれ、なんとも活気のある雰囲気。内装は京都でお寺の建築の経験を持つオーナーシェフのお父さんが手がけたものとなります。

バーに置かれたカウンターはヒノキの一枚板が使われており、存在感が抜群です。日本建築を再現した枠組みは全て木製。インダストリアルなサンフランシスコの内装と対照的な作りは、和の雰囲気満載です。

店内には厨房に面したカウンター席のほかに、壁際に4人掛けのブースも設置。椅子とベンチは100年もののワイン樽として使用されたレッドウッドの木材を再利用したもの。壁は、鉄分が豊富に含まれたネバタ市の赤土が塗られています。

テーブルセッティングとメニューの様子

テーブルセッティングの様子。テーブルに座ると即座におしぼりとメニューを持ってきてもらえます。テーブルには和のお皿と箸置き、そしてお箸がテーブルに並行してセットしてあります。ここのサービスは一貫してよく、どのスタッフも非常に感じが良いのもおすすめポイントです。

季節によって変わるメニューですが、構成は大きく「刺身」「和え物とサラダ」「揚げ物」「焼き鳥」「スペシャル」「締め」の6つに分かれています。全てシェアする前提で、まさに居酒屋スタイルです。

今回オーダーしたもの

Ika no nuta (USD15)

それではここからはオーダーしたものをご紹介。まずは和え物から「イカのぬた」をチョイス。モントレー湾で獲れたイカとひかり農園の小松菜、東京カブ・フジりんごが白味噌で和えられています。お味噌の風味がと歯触りが良い一品。

Shungiku Kamo sarada (USD20)

続いてはサラダから「春菊鴨サラダ」。メニューのサラダのスペルがSaladではなくsaradaと書かれているのにこだわりを感じます。ひかり農園の春菊は、ほんのりと苦味の効いた爽やかな味わい。炭火で焼かれたソノマの鴨の胸肉は旨味が凝縮されたジューシーな味わい。春菊を包んで食べると、絶妙の美味しさです。

Eringi, Tofu, Negima (each USD9)

焼き鳥は左から「エリンギ」「豆腐」「ネギマ」の3種類。豆腐はアメリカ定番の硬い豆腐タイプで、しっかりとタレの効いたおいしさ。備長炭で焼かれた新鮮な焼き鳥は、旨味が凝縮されたジューシーな味わいです。

kare kabocha korokke (USD15)

カレーかぼちゃコロッケ」。熱々の衣はサクサク、中身はほくほくとした手作り感満載のコロッケです。ただこちらの味付けは個人的には可もなく不可もない感じ。十分おいしいのですが、ほかの料理が卓越すぎて印象が薄れる感じです。

yose dofu (USD15)

こちらは「手作り寄せ豆腐」。土鍋に入っており、ここに薬味を入れていただきます。シルキーなお豆腐は、濃厚で身体に染みるおいしさです。

hiyashi udon (USD15)

最後の締めに頂いたのが「冷やしうどん」。こちらはメニューにないものですが、スタッフの方におすすめしてもらいました。白人アメリカンのスタッフの方は「ヒロシうどん」と何度も言っておすすめするので、ひろしさん考案のおいしいおうどんなんだろうな、と期待していたら冷やしうどんが登場しました。笑

厨房で1から作られるおうどんは、しっかりとコシを感じるおいしさ。特にサイドのチリソースが絶品で、これを掛けることにより、味が一変します!

最後に

内装からサービス、そしてメニューまでこだわりが光るレストラン「居酒屋りんたろう」。地元の食材をふんだんに使って工房で1から手作りするメニューは、まさここでしか食べられない味わいです。サンフランシスコらしさがふんだんに詰まった居酒屋料理、機会があったらぜひ試してみてください♪

店舗情報

  • Izakaya Rintaro
  • 住所:82 14th St, San Francisco, CA 94103
  • 営業時間:5-10PM (日月定休)

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