アメリカでも人気のエスニック料理といえばタイ料理。サンフランシスコ市内にはさまざまなレストランがありますが、雰囲気と盛り付けの良さを楽しめるのが「サン＆ムーン」。ソーマ地区にあるレストランは、カジュアルすぎないエスニック料理を食べたいときにぴったりです♪
「Sun and Moon」の場所とアクセス方法
サンフランシスコのソーマ地区にある「サン＆ムーン」、市内からベイエリアを繋ぐ「カル・トレイン」駅に近いほか、オラクルパークスタジアムやダウンタウンからも徒歩圏内という便利な場所にあります。
ユニオンスクエアからアクセスする場合は、まずパウエル通りをマーケット通りまで南下、そこから3丁目をまっすぐ東に歩き、ブレナン通りを右折すると左手にレストランがあります。徒歩での移動時間は約20分です。
外観の様子
ブレナン通りに面した店舗の外観。グレーの外壁にメインエントランスの上に白地のフォントで店名が大きく飾られています。新しい建物に多いシンプルでモダンな外観です。
店頭前の歩道脇には、広めのパークレットも設置されています。屋外で食事をしたい方はこちらの利用も可能。
内観と雰囲気
メインエントランスから中に入ると、まず突き当たりに小さな店舗「Still SF」があります。こちらはサンフランシスコ産を主に扱うローカルメイドをテーマにした雑貨屋さん。オーナーの方も陶芸をされるとのことで、彼女の作品も店内で販売しています。可愛らしい観葉植物は店頭や店内のほか、通りに面した入り口横にある赤いカートにも置かれています。小さいながらに目を引く可愛らしいお店です。
雑貨屋さんの右手にあるのがレストランのエントランス。こちらで人数を告げるとテーブルに案内してもらえます。店内は通りに沿って大きな窓ガラスが貼られており、明るく開放的な雰囲気です。
内装は木彫とグレーを中心に、天井のエアダックが剥き出しになったミニマルでインダストリアル。まさにサンフランシスコのトレンドを意識したインテリアが取り入れられています。
メニューと盛り付け例
メニューはアメリカでは珍しいそれぞれの料理に画像が付いたタイプ。どんな料理が出てくるのか、タイ料理に馴染みがない方でも、画像を見ながら選べるので非常に便利です。タイ料理のほかに、日本のラーメンも提供しています。
それでは、今回食べた料理を紹介します。まずはアペタイザーの「ゲソ揚げ」。アメリカではイカの身の部分を使ったカラマリはよく見かけますが、ゲソの部分は珍しいのでオーダーしてみました。結構なボリュームがあり、シェア前提でいただくのにぴったりです。ディップにピリ辛のマヨネーズも付いてきます。
衣がしっかりと付いており、食感はかなりジューシー。居酒屋さんで出てくるゲソ揚げそのものです。ディップのマヨネーズとの相性も抜群です。
アメリカで人気のタイ料理「パットシーイウ」。平たい麺が使われた炒め料理は、全体が茶色ですが仕上げに緑のサラダとエディブルフラワー（食べられる花）が盛られており、見栄えの良さが光ります。甘じょっぱい安定のおいしい炒め麺ですが、使われる食器と盛り付けが良いので非常に華やかです。こちらのレストランは、通常より麺幅がより太いタイプが使われています。
こちらも鶏の挽肉と炒めた「タイ・バジル（ガパオライス）」。普段は白米の上に挽肉がのった丼スタイルで提供されますが、こちらのレストランでは籠のトレイに入って出てきます。木のお椀が使われた白米とスープは、まるで日本の定食にそっくり。こちらもナチュラルな素材をテーマに統一されており、見栄えの良さが引き立ちます。
挽肉はピリ辛ソースの濃い味わいで、白米との相性も抜群。変わらない定番のおいしさです。個人的には目玉焼きはもっと柔らかいタイプが好きですが、こちらもおいしくいただけました。ちなみにスープはお味噌汁ではなく、韓国料理で登場する「ソルロンタン」にそっくりの味です。
最後に
タイ料理と言えば、どっちかというと無骨な家庭料理を提供するカジュアルなレストランが多い中、内装や盛り付けにこだわった「サン＆ムーン」。ゆとりのある店内とオフィス街という場所柄は、ビジネスミーティングにも多く使われている雰囲気です。市内でおしゃれなタイ料理を食べたいときに、ぜひ参考にしてください♪
店舗情報
- Sun and Moon
- 住所：415 Brannan St, San Francisco, CA 94107
- 営業時間：月〜金 11AM-2PM/5PM-8:30PM 土日11AM-3PM/5-9PM
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