【サンフランシスコ近郊でカフェ巡り】マリーンのこだわりサステナブルカフェ!「Equator Coffees」

ゴールデンゲートブリッジを抜けた先にあるマリーン郡を拠点に展開するイクエーターカフェ、パナマに自社農園を持ちコーヒー栽培から手掛けるこだわりのカフェをご紹介します。

初のBコープ認証を取得したこだわりカフェ

赤道を意味するイクエーター、赤道付近のみでしか栽培できないコーヒー豆を象徴すると共に、この赤道が地球と人々を繋ぐ道となるというのが名前の起源となります。またコーヒー栽培から淹れる一杯に関わるすべてのことが良い結果につながるように、と多方面においてサステナブルな方針を貫くポリシーを持ち合わせています。

その経営方針の通り、パナマに自社の農園を管理しフェアトレードとサステナブルなコーヒー生産を行うほか、2011年にカリフォルニア州で初めてBコープ認証を得たメーカーでもあります。このBコープ認証とは、企業が従業員の福利厚生や慈善活動からサプライチェーンの実践や投入資材に至るまで、検証されたパフォーマンス、信頼性、透明性の高い基準をクリアしていることを示し、近年よく見かけるようになった認証と言えます。

イクエーターコーヒーの場所とアクセス方法

サンフランシスコ湾を北に抜けたミルバレー近郊にあるカフェ、ユニオンスクエアからは4番通りとミッション通りからサンラファエル行きの郊外バスに乗ると約1時間で到着します。ただしカフェの周りはタマルパイス山の麓で徒歩で散策するにはいささか不便な場所。こちらに向かう場合は、車か自転車でのアクセスがおすすめです。ゴールデンゲート橋を抜けてサイクリングするコースだと、絶景も共に楽しめます。

イクエーターコーヒーの外観

サンフランシスコ郊外、マリーン郡のハイウェイ1沿いに位置する小さなコーヒー店、場所柄バイカーやサーファーが多くサンフランシスコとはまた違ったグランジーな雰囲気です。コーヒー店自体は赤い小さな小屋で、周辺にベンチが置かれています。

内観と雰囲気

店内の様子はこのような感じ。店内は比較的狭く、常に混み合っています。店内中央に雑貨を配置したテーブル、その横にサーブボードを天板にしたコミューナルテーブルが置かれています。天井に大きなスカイライトがあり、程よい自然光が店内に差し込む設計です。

内装は板壁が貼られた西海岸インテリアのビーチスタイル。どちらかというと温かみのある素朴でグランジーな印象で、ミニマル感はありません。壁にはギャラリーのようにメキシコの風景画像が貼られています。

メキシコの東南海岸にあるワハカ州のコーヒー豆が、2022年夏の限定豆のようです。

カウンターとメニュー

壁沿いに置かれたカウンターの様子。左手にレジ、右手にコーヒーバーが配置されています。木枠のペーストリーショーケースが置かれており、こちらでパン類もいただけます。

メニューは非常にシンプルで、エスプレッソドリンクが中心。ドリップコーヒーとシェキラトと呼ばれるコーヒーにアイスキューブを入れたイタリアドリンクも販売されています。

Cappuccino USD4

カプチーノ。雑味がなく濃厚でほのかに甘く、まさに筆者が好きなタイプ。新鮮な焙煎豆ならではの味わいを堪能できる上質のエスプレッソドリンクです。ミルクフォームもしっかりとしており、温度も熱すぎず、王道のおいしさを味わえます。

Shakerato USD4

こちらがクラシックタイプのシェケラト。濃厚なスィートクリームがエスプレッソの濃さと程よく合います。例えるなら、甘すぎないベトナムコーヒー、と言った感じ。こちらもかなりのおいしさとレベルの高さを感じます。

最後に

サンフランシスコ市内にも2店舗展開する「イクエーターコーヒー」。こだわりのブランチレストラン「プラウ」で使用するブレンド豆がイクエーターのものだったため、以前から興味がありましたが期待を裏切ることのない産地直送ならではの上質の味わいを楽しめます。観光名所「ミュアウッズ国定公園」へ向かう途中にあり、以前ご紹介したミュアビーチの展望台にも近いため、興味のある方はぜひ立ち寄ってみてください。

店舗情報

  • Equator Coffees
  • 住所:244 CA-1, Mill Valley, CA 94941
  • 営業時間:7AM-4PM

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