サンフランシスコSoMaに2022年11月にオープンしたこだわり和食レストラン「あかり」。丁寧に作られた見栄えのよいコスパ◎ランチがおすすめです♪
2022年11月にオープンした和食レストラン
SoMa地区の大通りフォルサム通り沿いに和食レストランが、2022年11月にオープンしました。もともとはサンフランシスコの人気ラーメン店「いざっラーメン」があった店舗で、2019年にコロナ禍でいざっラーメンが撤退した後は数年間空き店舗だった場所となります。場所はフォルサム通り7番通りと8番通りの間となり、ユニオンスクエアからは地下鉄MUNIに乗ってCivic Center駅で下車し、そのまま7番通りをフォルサム通りまで歩いて右折すると左手にレストランが見えてきます。移動時間は約13分程度です。
なおSoMa地区は、場所によって治安が変わります。ユニオンスクエアから歩く場合は、6番通りの利用を避け、5番通りとフォルサム通りを歩くとより安全です。夜に利用する場合は、シェアライドの利用をおすすめします。
あかりの外観
フォルサム通りに面したあかりの外観。ドアは意外と小さめで、入口に木製の看板が掛けられています。看板がなかったら、外観からは一見和食レストランには見えないデザインです。
あかりの内観
メインエントランスから入った様子がこちら。木彫に白、そして黒と朱色がアクセントになっています。もともとラーメン店だった名残で店内に2箇所カウンターが置かれており、壁に沿ってベンチが配置されています。窓は通り沿いのみですが、天井が高くスカイライトから自然光が入ってくるため、開放感があります。朱色の壁がフォーカルポイントとなっています.
メニューとオーダーしたもの(ランチ)
まずランチのメニュー構成ですが、和食御膳かちらし丼の2種類に分かれており、そこから好きなメニューを選びます。メニュー自体は昔ながらの紙に印刷されたタイプで、テーブルに案内された後に持ってきてもらえます。今回はデラックスちらしと、幕の内弁当御膳をオーダーしてみました。
まずは幕の内弁当御膳。和食らしく、たくさんの小鉢が使われた上品で本格的な御膳です!こちらに、白米と味噌汁が付いてきます。小鉢、煮物、刺身、天ぷら、牛肉、お酢の物、だし巻き卵にきんぴら牛蒡と内容もボリューミー。それぞれ丁寧に作られており、どの味も繊細です。そして全てが同時に登場するので、とにかく見た目が華やかです。
こちらがデラックスちらし丼。新鮮ないくらやイカ、ほたてなど少量ずつ彩り良く載せられたちらし丼は、盛り付けが華やかで上品。小鉢と煮物も付いており、コスパの良さを感じます。
ディナーの会席メニュー
ここからはディナーメニューの様子。ディナーは会席かお鍋の2種類となり、会席は3種類、お鍋はすき焼きか寄せ鍋のどちらかを選ぶスタイルです。今回は、焼き魚と天ぷらの両方がついた「椿」をオーダーしてみました。
まず登場したのが、前菜の盛り合わせ。ランチと同様に、盛り付けが大変華やかです。前菜は6種類もあり、左上から蟹の茶碗蒸し、鰻の押し寿司、よもぎ麩、だし巻き卵、鯛の南蛮漬け、海老と蟹の和え物と本格的且つ豪華です。
続いて、エダブルフラワーがあしらわれたお刺身。こちらもちらし丼同様に非常に新鮮です。
サーモンの幽庵焼きと玉味噌ソース。黒いお皿にソースが映えます。
揚げたて熱々の天ぷらは、海老のほかに磯部の鯛、紫いも、パプリカ、紫蘇、トマトをいただけます。焼き魚か天ぷらかどちらを選ぶとしたら、本格的な衣の食感を楽しめる天ぷらがおすすめ。これで会席コースは終わりとなり、もし締めたい場合は、追加でうどんかお蕎麦を注文する形となります。
今回デザートに注文したのが、黒胡麻ミルクレープ。ミニクレープは、サンノゼにあるAnton SV Pâtisserieのものが使われています。黒胡麻の味がしっかり効いた甘さ控えめタイプです。
最後に
サンフランシスコ市内のSoMa地区に新しくオープンした和食レストラン、見栄えと共に本格的な和食の味を楽しめます。ランチのお弁当は特にボリュームもあり、コスパ◎。丁寧に作られたハイクオリティの和食ごはんを食べたいときに、ぜひおすすめです♪
店舗情報
- Akari Japanese Bistro
- 住所:1155 Folsom St, San Francisco, CA 94103
- 営業時間:11:30AM–2 PM/5:30–9:30 PM