【レンタカーで回るグランドサークル】現地でロウワーアンテロープキャニオンツアーに参加するとこんな感じ!

グランドサークルの旅に絶対欠かせない「Antelope Canyon(アンテロープキャニオン)」観光。このキャニオン自体もロウワーとアッパーと2種類あるのに加えて、ツアー会社にも多種類あり、どれに参加して良いのか迷ってしまいますよね?そこで今回は、筆者が実際に体験した「Dixie Ellis’ Lower Antelope Canyon Tours」を紹介します☆

アンテロープキャニオンはロウワーとアッパーの2種類

アンテロープキャニオンには、地上にある渓谷を散策するアッパーと、地下メートルまで潜って中を散策するロウワーの2種類に分かれます。

王道ならアッパー

usa rock antelope canyon slot
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アッパーの利点は階段を使わずにアクセスできることと、地上にあるため陽が差し込みやすくライトビームの写真を撮りやすいことにあります。

ただし、世界的に人気のため渓谷の中が常に混んでいること、ロウワーより若干値段が高い点がデメリットとなります。

冒険要素満載のロウワー

対してロウワーは、地上からはしごを使って地下に降りていき、地下にある渓谷を散策します。メリットは、アッパーに比べて比較的空いていること、渓谷の幅が約60cmと狭く一方通行なので人が写り込まない写真を撮りやすいこと。

デメリットは、はしごを昇り降りしなければならないこと、地下にあるため鉄砲水が起きやすいく季節や天候によっては立ち入りが制限されることが挙げられます。

ロウワーアンテロープツアーの手順

ここからは筆者が実際に体験した「Dixie Ellis’ Lower Antelope Canyon Tours」の手順を説明します。

1. オンラインで予約(前日)

まず公式ウェブサイトを使ってオンラインで予約を入れます。ツアーの料金は季節によっても変動しますが、筆者の場合はナバホ族許可費にサービスチャージを含んだひとり分の合計金額はUSD54.6でした。スケジュールの変更は簡単で、電話をすればペナルティー無しで簡単に変えてくれます。キャンセルの場合は当日でない限り50%が返金されます。

2. 現地でチェックイン(2:15pm)

予約確認書をスマホに保存し、現地でツアー開始30分前までにフロントデスクでチェックインを行います。ここでウェイバー(賠償責任の放棄証書)に署名をし、デスクの右側にある集合スポットでツアーを待ちます。

筆者たちの場合は2:45pmのツアーを予約していたため、30分前の2:15pmに到着しチェックインを行うと、「次のツアー、人数空いてるから今行く?」と軽〜い感じで聞かれ「じゃぁそうする」とひとつ前のツアーに参加が決定しました。

3. ツアー開始(2:20pm)

フロントデスクの右側に集合スポットがあり、ここでグループメンバーとナバホ族のツアーガイドと合流します。筆者たちのツアーグループは、低学年の女の子がいる家族連れ3人の合計5人。アッパーのツアーのようにみんなでバスに揺られて現地まで移動する必要がなく、ツアーオフィスのすぐ裏に渓谷があり、歩いて移動ができます。

渓谷は狭く、バックパックなどの所持品の持参ができないため、持参できるのはカメラなどジャケットのポケットに収まる最低限のみ。水ボトルは持ってくるようにと強く推奨されますが、結局使用しませんでした。

4. 階段を使って地下にアクセス(2:30pm)

歩いて5分程度の場所に地下に降りるはしごがあり、ここを使って地下にアクセスします。はしごを使っている間は写真や動画撮影は禁止です。6本のはしごを順に18メートル下まで一段一段ゆっくりと降りていきます。足元だけ見て降りるとそこまで高さは感じません。

はしごを降りると広い空間があり、ここでグループ全員が到着するまで待機します。筆者たちのグループは、家族連れのお母さんがちょっと手間取った以外、小学年低学年の女の子も身軽に階段をこなしていました。

5. ガイドに従ってツアー開始(2:40pm)

全員が地下に降りたら、ここからはガイドに従ってツアーを開始します。どこを撮ってもフォトジェニックですが、ガイドが「iPhoneならフィルターを”Vivid Warm“に設定するといいよ」など写真映えして撮れる方法を伝授してくれます。

曲がりくねった渓谷は約400メートルの距離ですが、さまざまな説明を受けながら1時間ほど掛けてゆっくり散策します。

ロウワーアンテロープではこんな絶景が見れるよ!

ここからは、ロウワーアンテロープ渓谷のツアーで見ることのできる景色をご紹介します。

はしごを降り切った直後。地上まで18メートル

ナショナルジオグラフィック』でも紹介された「ライオンヘッド」と呼ばれるスポット。

太陽光に反射して赤く見える渓谷の壁。

記念写真スポットに人気のアーチ。

鉄砲水が流れる方向に削られた地層の様子。

光に包まれた神秘的な空間。

渓谷の幅が1番狭いエリア

手口直前の見上げるとタツノオトシゴが見えるスポット。

6. 出口に到達(3:20pm)

400メートルの渓谷散策は、幻想的な空間が次々と現れ、飽きることがありません。ツアーの最終地点からは、はしごを使って地上に戻ります。地上に出る瞬間は風が強いため、サングラスがあれば、目の保護ができ便利です。

この地盤の裂け目から地上に這い出します!

7. ツアー終了(3:30pm)

無事地上に戻ったら、後は荒野を歩いて駐車場まで徒歩で戻ります。添乗員にお礼のチップを手渡し、ここでロウワーアンテロープキャニオンのツアーは終了です!

知っておきたいこと

実際にツアーを体験して事前に知っておきたいことをまとめました。

両手は常に使える状態で

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Photo by fotografierende on Pexels.com

高低差のある階段を昇り降りするため、両手は常に使える状態にしておきましょう。バッグの持参はできないため、ポケット付きのジャケットがあると便利です。

ウィンドブレーカーがあると便利

photo of woman wearing gray adidas hoodie
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渓谷の中は常に地上から砂がパラパラと舞い落ちる状態です。ツアー後は身体中砂だらけになります。砂を弾きやすいフッド付きウインドブレーカーがあるとある程度砂まみれ状態になるのを防げますよ。

持参するもの

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ツアーで奨励される持参品は以下の4点です。

  • ウォーターボトル
  • つま先がカバーされた靴
  • 日焼け止め
  • 帽子

主に日焼け止めと帽子・ウォーターボトルは、渓谷に降りるはしごの順番待ちで炎天下の中待機する場合があるため推奨されていますが、地下に降りたら特に必要ありません。ただベースボールキャップなどは被っておくと髪の毛が砂まみれになるのを防いでくれます。

iPhoneカメラはあらかじめ「ViVid Warm」に設定しておく

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この設定にしておくと赤土の映える美しい写真が撮れます。階段を降りる前からすでに設定を完了しておくと、時間の無駄なく写真撮影をはじめられますよ。

最後に

アリゾナ州ページにあるロウワーアンテロープキャニオンのツアーについてご紹介しました。渓谷内は溢れる光が映し出す地層の模様でどこを撮っても映える写真が撮れます。

バッテリーの充電を忘れずにツアーに挑んでくださいね。どのツアーにするか悩んでいる際はぜひ参考にしてください☆

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