ジョージア州アトランタの開発地区「アルモア」にあるロースター・カフェ「イーストポール・コーヒー」。西海岸らしさ溢れるミニマルモダンなカフェをご紹介します♪
アトランタの実力派クラフトコーヒーカフェ
ダウンタウンから真北に位置するアルモア地区。周りは倉庫が続く開発地区で、アトランタの地区を結ぶ歩行者専用トレイル「ベルトライン」の始まる場所としても知られています。そんな新しい開発地区に2017年から営業を続けるロースター・カフェが「イーストポール」。
こだわりのクラフトコーヒーを提供する店舗として Food & Wine マガジンで2018年ジョージア州のベストコーヒーショップを受賞、アメリカのバリスタ選手権会場に選抜されるなどの実績も持ち合わせています。
カフェの外観
オットリードライブという広い道路に面した店舗は、大きな商業ビルの真横に隣接しています。アトランタダウンタウンからは車で約17分程度の距離。バスを使う方法もありますが、バス停から15分ほど歩くので、こちらに向かう場合はシェアライドの利用がおすすめです。
白で統一されたシンプルな建物ですが、店頭に小さなパティオやエントランスには木の枠組みなど温かみのある要素が取り入れられています。
内観と雰囲気
メインエントランスから見た中の様子。正面に大きなコーヒーバー、右にカフェスペースが置かれたレイアウトです。大きな倉庫のような天井の高い店内。開放的な明るい空間が広がっています。カウンターの白タイルのデザインが非常に印象的。サンフランシスコのクラフトカフェでよく見かける白と木彫のモダンでミニマルな内装が施されています。
カフェスペースはこのような感じ。中央にコミューナルテーブルが置かれ、壁沿いにテーブルが設置されています。床はアスファルト貼りで、最近トレンドのインダストリアルな黄色の吊りランプと観葉植物がアクセントになっています。
店内の奥にあるのが、ガラス張りの空間に置かれた小さなロースター。スモールバッチを展開するロースター・カフェでよく見かける「サンフランシスカン・ロースター・カンパニー」の焙煎機が置かれています。おそらくこれはSF10と呼ばれる10lb/5kgタイプ。
カウンター左に陳列されている焙煎豆とコーヒー器具。シングルオリジンのコーヒー豆には、産地と共に加工方法も明記されています。
エスプレッソマシンは、おなじみのマルゾッコ。ただこのマシンはテーマカラーのティファニーブルーにカスタムされており、随所にこだわりを感じます。
オーダーカウンターの真横に置かれているペーストリー棚。一般的な品揃えです。
メニューとオーダーしたもの
エスプレッソドリンクはカウンター裏・それ以外の飲み物はカウンター上に置かれたメニュー表から選ぶことができます。今回は平日のみ提供するドーナツとカプチーノをオーダー。支払いを済ませると、好きな席に着いてバリスタからのサインを待ちます。小さなカフェだからか、特に名前は聞かれません。
こちらが「バニラドーナツ」。笠のある高さがクロナッツを思い起こさせます。上と中央部にバニラクリームが入っているタイプ。サンフランシスコのジョニードーナツに似た、丁寧に作られた良質な味わいです。カトラリーもお皿も、使い捨てのものは使われていません。
カプチーノ。ソーサーの付いたシンプルな陶器カップに注がれています。値段はごく平均的です。バリスタの目の前にあるテーブルに座ったからか、こちらを見ながら「カプチーノふたつ」と言ってくれたので分かりましたが、おしゃべりに夢中で気づかない人などは、バリスタやスタッフがテーブルまで運んでくれていました。サンフランシスコではあまり見かけない小さなカフェならではのアットホームさが印象的です。
カプチーノ自体は、泡の硬さも味わいも良質でクラフトコーヒーならではのクオリティー。ちなみに、カフェ自体が混んでいる場合は、間隣にある広いオーディトリアムでもコーヒーをいただけます。
最後に
自然光で溢れる洗練された空間を楽しめる「イーストポール・コーヒー」。ミニマル&インダストリアルな内装は、西海岸のカフェそのもの。場所柄、仕事をしている人も多く比較的静かな環境でコーヒーを楽しめます。アトランタに滞在中、こだわりのコーヒーを飲みたい方はぜひ、おすすめです♪
店舗情報
- East Pole Coffee Co.
- 住所:255 Ottley Dr NE #105, Atlanta, GA 30324
- 営業時間:7AM-5PM(土日 8AM-5PM)