1. カッサータ・ベイクリコッタチーズ($4.99)

12月下旬、クリスマス直前にチーズコーナーに登場したのが、「カッサータ・ベイクドリコッタチーズ(Cassata Baked Ricotta Cheese)」。可愛らしいパッケージと焼いたリコッタチーズが珍しかったので購入してみました。

カッサータとはなんぞや、と思って調べてみるとシチリアのスポンジケーキのことらしく、このスポンジケーキにインスピレーションを得たこのベイクドチーズなんだそう。カラフルなパッケージデザインが目を惹きます。内容量180g、お値段5ドル。主原料は「リコッタチーズ→フルーツミックスの砂糖漬け→砂糖→チョコレートビッツ→コーンスターチ」。製造国の記載はありません。

開封した様子がこちら。小さいながらにころんとしたケーキのような可愛らしい形をしています。

断面図がこちら。中にチョコレートチップ、砂糖漬けの洋梨とカボチャ、砂糖漬けのオレンジ、レモン、柚子の皮がブレンドされたリコッタチーズが入っており、甘くてチーズケーキのよう。チーズと思って食べると脳がバグります。砂糖漬けのフルーツのスポンジケーキを食べているよう。決して悪くはありませんが。特にリコッタチーズじゃなくても良いかな、という感じ。リピはなし。
2. 調理済みプランテーン (USD2.49)

あったらいいな、と常日頃から思っていた「調理済みプランテーン(Sweet Ripe Plantains)」が遂にトレジョの冷凍コーナーに登場しました!筆者が好きなサンフランシスコのカリフォルニア・メキシカンレストラン「リトルチワワ」でも人気のプランテーン、これで自宅でも同じ味を楽しめます!

パッケージはこのような感じ。黄色を基調としたデザインで、中央にリアルなプランテーンの写真が採用されています。熟れたプランテーンが見るからに美味しそう。内容量は454g・お値段2.5ドル。主原料は「プランテーン、パーム油」の2種類のみ。非常にシンプルです。製造国はホンジュラス。トレジョではあまり見かけない国です。

開封した様子がこちら。調理済みのカットされたプランテーンがごろごろと入っています。開封するだけで、あの独特の甘い香りが漂います。

中のプランテーンの様子。大きさも見た目もレストランで見かけるプランテーンと全く謙遜がありません。推奨されているようにエアフライヤー350Fの温度で、8分加熱してみます。

食べた感想ですが、歯ごたえのある食感とほのかな甘みが引き立つ、プランテーンの味わいです。レストランで食べる際は時々グリーシーすぎる場合がありますが、こちらは程よい感じ。このまま食べるのはもちろん、タコスやブリドーにも重宝します。今月最も嬉しい新商品。リピはありです!
3. ベジ・ダンプリング (USD3.99)

後述するミニ中華まんと同時に冷凍コーナーに登場したのが「ベジ・ダンプリング(Vegetable Dumplings)」。ヴィーガン使用です。点心は好きなので、購入してみました。

パッケージのデザインはこのような感じ。エメラルドグリーンのバックドロップに、大きなせいろの中に入った点心の画像が使われています。 内容量300g お値段4ドル。主原料は「ニラ→小麦でんぷん→椎茸→タケノコ→タピオカでんぷん」。製造国はベトナムです。

開封した様子がこちら。中に真っ白な凍った点心がそのまま12個入っています。加熱方法は10分蒸す方法が推奨されています。

こちらが解凍前の状態。小籠包のように中央で閉じられた点心は、まるっとして可愛らしい印象です。

10分蒸した後の様子。タピオカ粉でできた皮が半透明に変化し、見た目も綺麗です。

食べた感想ですが、まずびっくりするほど皮に弾力性があります。ここまでの食感は他の点心にはない感じ。具材はニラの味がベースで、主張が少なく食べやすい印象。塩気が強いというわけでもないのですが、個人的にはディッピングソース要らずでいただけます。ご飯のおかずというより、間食やおやつに良さそう。リピはありです!
4. テリヤキマッシュルーム入りミニ中華まん (USD4.79)

1月後半に冷凍コーナーに登場したのが、「テリヤキマッシュルーム入りミニ中華まん(Teriyaki Mushroom Mini Bao Buns)」。トレジョといえば冷凍豚まんが人気ですが、こちらはミニサイズで食べやすそうです。

パッケージはこのようなデザイン。こちらは辛子色を基調に、中央に熱々の中華まんがお皿におしゃれに盛られてます。内容量は270g、お値段ほぼ5ドル。主原料は多い順から「椎茸→ひらたけ→にんじん→たまねぎ→小麦粉」。製造国はベトナムです。おそらく、前述したベジダンプリングと同じ工場で製造されていると感じます。

開封した様子がこちら。袋の中に冷凍状態の中華まんが、ゴロゴロと9個入っています。

加熱方法ですが、こちらも10分蒸すと完成のようです。我が家にはせいろがないので、パーチメントペーパーを敷いてステンレスの蒸し器で10分蒸します。

食べた感想ですが、意外と皮が厚めでジューシーさが少ない感じです。味はテリヤキというより、豚まんに似た甘塩っぱい感じ。椎茸の旨みと生姜のアクセントを感じます。酢醤油にも合うし、辛子でも美味しくいただる食べやすい味。大きさが一口サイズなので、ちょっと小腹が空いた時につまむのにぴったりです。香辛料の主張がなく、本当に食べやすい味わい。定番商品の豚まんよりも好きかも。リピはありです!
5. チキンモレ(USD6.99)

1月の第2週に冷凍コーナーに登場したのが、「チキンモレ(Chicken Mole)」。モレはオアハカ発祥のスパイスソース。チョコレートのようなカレーのような食べやすい風味を持ちます。

パッケージはこのような感じ。プラ容器に厚紙のスリーブがついたスタイルです。写真を見るからに、煮込まれたチキンが美味しそうです。内容量454g、お値段7ドル。主原料は多い順から「骨なし皮なし鶏もも肉→たまねぎ→砂糖→パシージャチリペッパー→ダイスカットトマトジュース」。製造国の記載はありません。

開封した様子がこちら、透明の容器に調理済みのチキンとモレが入っています。約500グラムのチキンはけっこうずっしりとした重さ。一人で食べるなら3食分ぐらいありそうです。

加熱方法はそのままレンチンが推奨されています。今回は耐熱容器に移し替え、レンチンしてみました。煮込まれた鶏肉にしっかりソースが絡まっています。モレの種類はたくさんありますが、今回のモレはロホ(赤)のよう。独特のチリの香ばしさと甘さのあるモレの香りが香りたちます。

今回はロンググレインのお米を炊いて、一緒にいただいてみました。ちゃんとモレの味がします!オアハカで食べたのと同じく、チョコレートとカレーの中間の味わい。ご飯にも合うし、トルティーヤと一緒にいただいても美味しいです。個人的にモレのソースは重たいので、レタスの千切りとトマトを合わせるとバランスが良い感じ。時々食べたくなるモレ、リピはありです!
6. オーガニック・スリランカカレー (USD3.99)

1月中旬に常温棚に登場したのが、「オーガニックカシュースリランカカレー(Organic Sri Lankan Curry & Rice)」。スリランカといえばカレーで有名ですが、今まで食べたことがなかったので購入してみました。

パッケージデザインはこのような感じ。黄色が目立つ配色は、トロピカルでスリランカらしさが出ています。カシューナッツがトッピングされたカレーの画像が非常に魅力的。内容量は375g・お値段4ドル。 主原料は多い順から「有機ココナッツミルク→有機タマネギ→有機ニンニク→有機ショウガ→有機コリアンダー。」製造国は本場スリランカです。

開封してみました。中には真空パックの透明な袋が3つ入っており、それぞれを容器に移して加熱すると完成のよう。加熱方法ですが、袋を開封して耐熱容器に移動してからレンチン、もしくは中火で温める方法が推奨されています。

こちらがレンチンしたお米の様子。玄米のような質感で粘り気はなくパラパラとしています。パセリとカレーリーフ、ココナッツオイルとクミンで味付けされており、あまり味に主張はありません。

ルーも耐熱容器に入れて、90秒ほどレンチンしてみました。ココナッツミルクが加熱されてサラサラとした質感のスープになり、スパイスの香りが引き立ちます。

食べる直前に温めたご飯の上にカレールーを掛けて、カシューナッツをトッピングします。食べた感想ですが、どこかで食べたあっさり系の優しいインドカレーと言った感じ。ただしお米のポロポロとした食感とカシューナッツの濃厚さがマッチして個性的な味わいです。ヴィーガンだけどしっかり食べ応えがあり、個人的には好きな味。リピはありです!
7. クリスピーポテト&ポブラノペッパー・タコス (USD4.99)

1月第3週目に冷凍コーナーに登場したのが、「クリスピーポテト&ポブラノペッパー・タコス(Crispy Potato & Poblano Pepper Tacos)」。このパリパリとしたコーントルティーヤのタコスと、ベジタリアン具材が気になって購入してみました。

パッケージデザインはこのような感じ。前述したスリランカカレーと同様、黄色が使われたインパクトのあるデザインです。内容量は330g, お値段5ドル。主原料は多い順から「マッシュポテト、パプリカ、塩、パーム油、クミンパウダー」。製造国は本場メキシコです!

開封した様子がこちら。薄めの透明なビニール袋にタコスが6個、ラテンっぽく無造作に入っています。加熱方法ですが、オーブン、エアフライヤー、レンチンどれも対応しています。レンチンの場合は、加熱後にフライパンで油を加えてカリッとさせる方法を推奨しています。

まずレンチンで60秒加熱して、オーブントースターで3分ほど焼いてみました。こうすることでトルティーヤがパリッとします。あっという間に完成です。

食べた感想ですが、コーントルティーヤの香ばしさとクランチーな食感が食欲をそそります。具材はポテトのほくほくとした食感を感じますが、あまり主張しないのでチーズや野菜、サルサを加えても良さそう。シンプルだけど、クセになる味。すぐに食べられるのも便利に感じます。冷凍庫にあると何かと使えそう。リピはありです!
8. ペパーミントフッ素なし歯磨き粉 (3.99)

定番だったトレジョの歯磨きペーストがリニューアルしました。今回発売されたのが、グリーンのフッ素入りタイプと白色のフッ素無しタイプ。今回の商品は箱なし、プラチューブのまま剥き出しで販売されています。今回は下段の「フッ素なしペパーミント味(Peppermint Fluoride Free Toothpaste)」をチョイス。

パッケージデザインはこのような感じ。蓋部分が大きく自立します。また素朴なフォントとシンプルなデザインなので、洗面所でも自然に馴染みそう。原材料は多い順から「含水シリカ→ソルビトール→グリセリン→ヒドロキシアパタイトカルシウム→キシリトール」。白色の方はOTC扱いではないので、有効成分は記載されていません。加えて、人工香料入りです。内容量は170g・お値段4ドル。170g入りの歯磨き粉は、かなり大容量で気前が良いと感じます。

ペーストのテクスチャーですが、ちょっと緩め。使った感想ですが、人工香料のペパーミントの風味が強くて、ちょっと不自然。いつも愛用しているドクターブロナーズのメーカーと比べると、安価なので仕方ないのですがやはりナチュラルさに欠けます。コスパは良いのですが、リピはおそらくなし。
最後に
2024年12月から2025年1月末までにトレジョに登場した新商品8品をご紹介しました。現在トレジョの店頭にはバレンタイン用にスイーツが数多く並んでいます。来月あたりにまた、気になる新商品をご紹介します♪