【サンフランシスコ・グルメ】本格とり天うどんが魅力!「Katsuo + Kombu」

輸入した日本の小麦と特別な製麺機を使った、手作りうどんを提供する本格派専門店が、2023年6月9日にNoPa地区にオープンしました。カジュアルだけどこだわりの光るうどん専門店をレポートします♪

本格的なうどんを提供する専門店が市内に登場!

今回NOPA地区にオープンしたのが、うどん専門店「鰹+昆布」。オーナーシェフはノイ・バレー地区で人気のお寿司屋さん「はまの鮨」のオーナーシェフ、Jiro Linさん。リンさんはミャンマー生まれ、シンガポールで教育を受け日本で10年以上修行を積んだ料理人の方で、4つ星レストラン「セゾン」でゲストシェフを務めた経歴を持ちます。日本からミキシング、こね、シート、カットを行うオールインワンの特別な機械を輸入し、麺作りからこだわる本格うどん専門店です。

サンフランシスコでは、うどんはラーメンほど浸透しておらず、丸亀うどんのほかに、日本町にあるうどん麦蔵とツイッター本社近くにある香川やうどんの3軒のみだっただけに、サンフランシスカンにとっては嬉しい店舗が登場しました♪

カツオ + コンブの場所とアクセス方法

NoPa地区のメイン通りディビサデロ通りに店舗を構える鰹+昆布、ローカルに人気のカリフォルニアレストラン「NOPA」の目の前に位置します。以前紹介した焼き鳥専門店「焼き鳥・ヒナ」からは徒歩で約3分の距離になります。

ユニオンスクエアからは、バスでのアクセスが便利で、マーケット通り&ストックトン通りからオーシャンビーチ行きの6番もしくは7番バスに乗車し、ヘイト通りとディビサデロ通りの停留所で下車します。下車した後はそのままディビサデロ通りを北上すると、ヘイズ通りの手前、左側に店舗が見えてきます。移動時間は約20分です。

レストランの外観

こちらがディビサデロ通り沿いにある店舗の外観がこちら。外観はシンプルなブラウン系でまとめられており、エントランスに白いのれんが飾られています。麺を模ったお花のような赤いモチーフが目印です。

店内の内観と雰囲気

ディビサデロ通りのメインエントランスから入った中の様子。コンクリートの床と白いタイルのミニマルな内装が施されており、正面奥にオーダーカウンター、その右手にガラス張りの製麺所が設けられています。カウンターのすぐ奥がオープンキッチンです。まず看板からオーダーするものを選び、ここで支払いを済ませ番号札を受け取ります。

正面入って右手がダイニングスペースとなっており、7つほどのテーブルが配置されています。木製のテーブルに黒のスチールの椅子と全体的に落ち着いた印象です。

メニューとオーダーしたもの

メニューはこのような感じ。まず熱いうどんと冷やしうどんの2タイプに分かれており、そこから好きな種類を選ぶ形になります。ベジタリアンは冷やうどんのファーマーズマーケットサラダの一種類のみ。推しメニューはとり天のようで、とり天ぶっかけと福岡シグネシャーに入っています。山芋が使われたうどんは、おそらくサンフランシスコはここだけだと感じます。

こちらが冷やうどんの「福岡シグネチャー」。大分発祥のとり天のほか、野菜天ぷら、ネギ、レモン、鰹節、カイワレ、刻み海苔とニッチなトッピングを楽しめます。麺は、丸亀製麺や麦蔵のような人気うどんチェーン店で提供される、太くて歯ごたえのある讃岐うどんよりも柔らかくて、少し痩せている印象。もちもちした食感で食べ応えがあります。輸入した鰹節と北海道産の天然昆布を合わせた出汁は、深い味わい。何よりも天ぷらにグリーシーさがなく、サクサクと軽い食感です。

こちらが「タンタン麺」。糸唐辛子がふんだんに使われており、非常に華やかな見た目です。豚の挽肉のほかに、茄子の素揚げと茹でたボクチョイが彩よく飾られています。こちらは、香辛料が効いており以前ご紹介したダンプリング・タイムなどで提供される担々麺に似た味わい。和の味を追求したいなら、こちらよりかき揚げやかけうどんの方が良いかと感じます。

最後に

ノエ・バレーにある「はまの鮨」で人気だったコース料理の〆のうどんを専門として本格的に提供する鰹+昆布。こだわりのお店なのにカジュアルな設定で、気軽に立ち寄れるのは以前紹介した「ママフフ」と似たようなテーマを感じます。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね♪

店舗情報

  • Katsuo + Kombu
  • 住所:559 Divisadero St, San Francisco, CA 94117
  • 営業時間:4:30–9:45 PM(日曜定休)

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