マリーンでシーフードを食べるならここ! サウサリートの「Fish.」

サンフランシスコ北端のゴールデンゲート橋を渡ってわずか15分。サウサリートの閑静な港町にあるアメリカン・ラスティックなシーフードレストランは、ローカルに人気のおすすめスポットです。

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フィッシュの場所とアクセス方法

旬の食材に限定し、地元産のオーガニック製品を仕入れて持続可能なものだけを使うこだわりのシーフードレストラン「フィッシュ」は、マリーン郡の沿岸にある景観の良いサウサリートの街にあります。サンフランシスコ市内からはセールスフォースのバスターミナルからサンラファエル行きの150番バスに乗車し、マリーンシティハブから徒歩でのアクセスが可能。移動時間は約1時間15分です。シャアライドの場合は、約30分なのでより便利です。

レストランの外観

店舗の様子がこちら。郊外のレストランらしく、店舗前には駐車場がありほぼ全員が車を使ってレストランを訪れている印象です。白のフレームが使われたガラス張りの大きな倉庫のような建物のメインエントランスには、青のシェードがあり、ここに店名が大きく記されています。

レストランの内観

メインエントランスを入った様子がこちら。入ってすぐ奥に木製のクラシックなオーダーカウンターがあり、まずこちらでオーダーと支払いを済ませて、それから空いたテーブルに座る動線が組まれています。

店内は天井が高く、広いロフトのような作りです。白と木目を基調としたシンプル且つインダストリアルな雰囲気でまさにカジュアルでラスティックな印象を受けます。右手奥に木製ベンチが4つほど並べられており、店内で食べたい場合はこちらに座っていただけます。

店内奥にあるのが鮮魚コーナー。こちらで採れたての魚介類を量り売りしてもらうこともできます。その奥にあるのがキッチンです。

マリーナの方角の壁は天井から全てガラス張りになっており、明るい自然光が店内に入る開放的な作りです。店内で飲食する際も、屋外にいるような雰囲気で食事を楽しめます。

テラス席の様子

このレストランの魅力がなんと言っても屋外席です。マリーナの方に出ると海に面した広いデッキがあり、多数のピクニック用のベンチが置かれています。オーダーを終えて番号札を受け取ったら、空いているテーブルに自由に座り、この湾ならではの風景を楽しめます。

サンフランシスコからゴールデンゲート海峡を隔てたカリフォルニア州マリン郡に位置するサウサリートは、サンフランシスコとはまた違った閑静で大きな高級住宅が多く、物静かな年配やアウトドアを楽しむ層が多いのも特徴です。

メニューとオーダーしたもの

ここからは、今回オーダーしたものとおすすめの王道をご紹介します。まずは2024年現在のメニューの様子。メニューは白の紙に黒のインクで印刷されたシンプルなタイプで、前菜、サラダ、メインに分かれています。ほぼシーフードですが、ベジタリアン用のメニューもいくつか用意されています。

オーダーカウンターの真後ろには大きな黒板があり、スペシャルメニューが書かれています。本日の魚リストを選ぶと、サンドイッチ、サラダ、パスタにアレンジしていただくことができます。

まずは前菜としていただいたボンボローニ豆。バターとハーブとガーリックの効いた濃厚な味わいです。ハーフムーンベイにある豆農家のホワイトビーンズの食感がほくほくとした存在感があり、食べ応え◎です。

こちらは本日のお魚にあったモントレーイカのグリルをシーザーサラダの上にトッピングしたもの。シンプルに塩でグリルされたイカは弾力があり、まさにフレッシュです。たっぷりの量のシーザーサラダと一緒にいただくとかなり満足感があります。

こちらは同じく本日の魚からカリフォルニア州で獲れたマスのグリルとガーデンサラダ。個人的にはこちらのマスは僅かに生臭さを感じました。ガーデンサラダはレモンの風味が効いており、まさにヘルシー志向の高い方にぴったりです。

人気メニューのフッシュ＆チップス。タラの白身魚が肉厚で食べ応えがあります。この熱々を屋外のピクニックベンチに座っていただくと、まさにアメリカンシーフードスタイルを満喫できます。ボリューミーなのでサラダと一緒にシェアしていただくのがおすすめ。

王道メニューの蟹のルイサラダ。肉厚な蟹のしっかりとした食感と甘さは、まさに絶品。サラダを頼むならぜひこちらがおすすめです。

海鮮の出汁がしっかりと効いたクラムチャウダーとチョッピーノ。クラムチャウダーは正直よくある味ですが、熱々で濃厚。チョッピーノは珍しく、トマトベースではなくクリアなスープが使われています。トッピングにクリームが乗っており、多種類のシーフードを楽しみたいならこちらもおすすめです。

最後に

サンフランシスコから北にあるマリン郡と訪れた際にぜひおすすめしたいシーフードレストランをご紹介しました。新鮮なシーフードをカジュアルなスタイルでいただけるフィッシュ.は、天気の良い日にピクニック気分でコスパの良いシーフードを楽しみたいときにぜひおすすめ。予約は取らないスタイルなので、混む時間帯を避けるのがおすすめです。