サンフランシスコ・リッチモンド地区にある「和香」。ミシュラン星付きの高級レストランでは、伝統的な本格和食を楽しめます。今回は和食好きの方にぴったりのこちらのレストランをご紹介します♪

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和香の場所とアクセス方法

リッチモンド地区にあるレストラン、リッチモンドの繁華街「クレメント通り」沿いに位置します。ダウンタウンからは西側の位置にあり、ゲイリー通り沿いを走る「38R番」バスを利用すると簡単に行き来が可能。バスは西端にある「Lands End」行きに乗り、アルグエロ通り（Arguello Blvd）で下車、そこから徒歩約5分の距離です。バスの乗車時間は約20−30分程度となります。

外観と周辺の様子

黒と木彫を基調としたレストランの様子。店頭に店名が白のフォントで記されており、メインエントランスの左手に大きな木の看板と漢字で書かれた店名が記されています。

木製の大きなドア、店内の窓には竹製のブラインダーが吊るされており、和の雰囲気満点です。

リッチモンド地区は閑静な住宅街で、治安はそれほど悪くありません。特にクレメント通り沿いは小売店やカフェも多く散策にもぴったり。ただしダウンタウンからリッチモンド地区までの間はさまざまなエリアを抜けるので、暗くなったらシェアライドの利用をおすすめします。

内観と雰囲気

メインエントランスから見た店内の様子。こじんまりとした店内は、木彫で統一されており小さいながらに居心地の良い空間が広がっています。右手にL字型の寿司カンターがあり、こちらにストールが8つ、ふたりでゆったりと座れるテーブル席が5つほど用意されています。

カウンターの上にはシンプルなデザインの8つの灯りが吊るされており、明るく清潔感のある印象です。

メニューとテーブルセッティング

テーブルに座ると渡されるのが、こちらの紙製のメニュー。メニューの一番下に小さなフォントで18％のチップが自動的に加算されること、ひとり頭最低50ドルの注文が必要なことが記載されています。メニューはシンプルで、お寿司コースはおまかせではなく10の握りと小鉢の「寿司サンプル」、左手に冷たい、右手に温かい一品料理が記されています。裏側にアラカルトの寿司の種類と値段が記載されています。

テーブルセッティングはこのような感じ。木製のテーブルはこちらも前回紹介した「小さい寿司クラブ」と同様、落下防止のためか、洋式にならってか中央に布ナプキンと縦方向にお箸がセッティングされています。

寿司ティステイング＋α

それではここからは注文したメニューのご紹介。まずは緑茶。鉄瓶に入っておりそれぞれテーブルによってデザインやスタイルが違うのにこだわりを感じました。お湯が無くなると新たに注いでもらえます。鉄瓶なので、食事の間中熱々の状態のお茶をいただけます。お寿司をオーダーすると、小鉢に入ったガリと紙製の手拭いを用意してもらえます。

小鉢

まずは寿司ティスティングのコースに入った「春菊の白和え」。上に置かれているのが柿です。春菊の程よい苦味が引き立つ、あっさりとした和えものです。

続いては別途オーダーした「バターあん肝」。臭みが全くなく、まろやかで濃厚な味わいで、かなりのおいしさです。このような上質のあん肝をアメリカではいただけるのはかなりの贅沢です！

こちらは「白子のポン酢和え」。こちらの白子も臭みがなく滑らかで、ポン酢の爽やかな味わいと絶妙にマッチしています。

握り1

ここからは「寿司ティスティング」の握り。右から「鯛→ひらめ→帆立」。どれもコンパクトなサイズで、そのまま無理せず一口でいただけます。それぞれ味付けがされており、ただ口に入れるだけで、お醤油をディップしたり、わさびを足したりする必要はありません。お寿司に馴染みの少ない方でもそのままおいしくいただけます。