健康志向の高い層をはじめ、いろんな文化を持つ世界中の人たちが集まる都市・サンフランシスコ。ベジタリアンフレンドリーなのはもちろん、さまざまなエスニック料理を楽しめるのも魅力です。今回はアットホームな雰囲気でカジュアルな中東料理を楽しめるレストラン「Beit Rima(ベイト・リマ」をご紹介します☆ ちなみにこのレストランの名前はアラビア語で「リマのお家」という意味なんだそう!
ベイト・リマのロケーション
ベイト・リマはカストロ地区とヘイズ・バレーの中間地点で「Duboce Triangle(デゥボース・トライアングル)」と呼ばれるエリアにあります。カストロからもヘイズ・バレーからも徒歩でアクセスができ、ユニオン・スクエアから来る場合はMUNIに乗って「チャーチ通り」で下車。そこからは僅か1ブロックの距離です。比較的市内どこからでもアクセスが簡単なのが魅力です。
マーケット通りに面するオーガニックスーパー「ホールフード」にも近いので、食事のあとに寄ってみるにも便利。チャーチ通りに面したレストランは聖フランシス教会のほぼ真下にあり、この教会の塔を目印に歩くと迷いません。
到着したらまずウェイトリストに名前を入れよう
レストラン自体が狭く、そして例にも漏れず人気のレストランなので行ってすぐ座れることはほぼありません。店頭にiPadが設置してあり、ここに名前を入れて順番を待ちましょう。テーブルの順番が近付くとスマホにメッセージが送られてくるので、店頭で並ばなくても良く、チャーチ通りなどレストラン付近で暇つぶしができますよ。
店内の様子
店内に入ってすぐ左側にカバブを焼くステーションとレジがあり、レストランの1番奥に厨房があります。座れる場所は、カバブステーションを囲むようにあるカウンターと、奥に6つほどあるテーブルのみ。こじんまりとしたレストランなので、グループで赴くよりも少人数で訪れる方がおすすめです。
ここはテーブルに案内されたら、メニューで食べたい料理を決めてレジまで赴き、そこでオーダー&支払いをする形となります。注文はセルフサービスなのでその点にはご注意を!
今回オーダーしたものをご紹介!
まずアペタイザーにオーダーしたのが、焼きハルミチーズ。中東料理に良く登場するハルミチーズは、熱しても溶けないのが特徴で、噛むとキュッキュッとした食感を楽しめます。ハラペーニョとハーブ・メイヤーレモンで味付けがされており、塩気がしっかりと引き立つ味。お酒との相性も良さそうです。
続いてはメゼ(前菜)サンプラー。サンプラーにはひよこ豆ペースト(フムス)・焼き茄子ペースト(ババガヌシュ)・唐辛子のペースト(ムハンマラ)・ヨーグルト(レブナ)にファラフェルの組み合わせ。アラブ料理には欠かせないディップですが、サンプラーだといろんな味を楽しめます。
それとアラブ料理には欠かせないフムス。これは当レストランオリジナルのスパイスで味付けがされた人気メニューなのだそう。レモンの風味が効いた癖のない味わいです。
もちろん牛肉・チキン・ラムをローストしたケバブ料理もあります。お肉を食べたい人は「ケバブプレート」をチェックしてみてください。
このレストランの1番魅力は大変フレンドリーなオーナー。テーブルを待つ間話しかけてきてくれ、キビキビとテーブル決めを対応してくれます。アットホームな小さいレストランだけあり、まるで彼の家の夕食に招待されたような気分を味わえますよ。