【サンフランシスコ】2022年9月。変異種対応ファイザー2価ワクチンブースター接種とその後の副反応レポート

9月11日からサンフランシスコでは、オミクロン変異種対応の2価ワクチン接種が12歳以上を対象にはじまりました。今回のワクチン接種の様子と副反応をレポートします。

ワクチン接種の条件

9月2日にFDAが、オミクロン株と従来株の両方を標的としたtwo-strainと呼ばれるワクチンの使用を承認した動きに合わせて、サンフランシスコでも9月11日からブースター接種がはじまりました。今後の追加接種は全てこのタイプに切り替わります。接種が行えるのは、2回以降の接種を完了して2ヶ月以上経った12歳以上の人、もしくは従来のワクチンを一度接種した人となります。現在承認されているのがファイザーとモデルナの2種類で、モデルナの場合は年齢対象が18歳以上です。

サンフランシスコにお住みの方は、こちらのサイトから、かかりつけの医療機関、最寄りの薬局、市立病院での接種が可能です。今回の接種は、コンベンションセンターを貸し切って、など以前のように連邦政府総出で会場を設置するなどの大きな動きはなくひっそりとした印象です。ワクチンの数が足りているのか、数週間ほど待てば、問題なく予約もできます。筆者はかかりつけの医療機関だと3週間ほど待ってしまうため、今回は最寄りの薬局での接種を予約しました。

当日の接種の流れ

それではまず当日の様子をお伝えします。薬局で接種を行う場合必要なのは、保険カードとCDC発行のワクチンカードのみ。事前に記入するフォームをオンラインで完了しておくと便利です。予約時間の15分前に到着するように、との記入書きがあります。

今回は、市内ユニオンスクエアにあるWalgreenが接種場所です。まず奥にある薬局に向かい、窓口でチェックインを行います。名前と予約時間を聞かれるので、それに答えるとCDC発行のワクチンカードを見せるように指示されます。向こうの記入が終わると、ワクチン注意事項が書かれた書類を渡され、オンラインで済ませていたはずのフォームを再度記入するように言われました。「それさ、記入したんだけど」と言っても「ははは、ごめんね〜。もう一回よろしく」みたいな軽い感じでやり直しさせられます。(アメリカあるあるです)。「それが終わると名前を呼ばれるまで待ってて」と言われ完了。ちなみに私の場合は保険カードの提示は必要ない、と言われました。

約5分ほど待つと名前を呼ばれ、簡易的に作られた小さな接種専用ブースに入ります。看護師から「これはファイザーね。どっちの腕にする?」を聞かれ、ワクチンカードに記入を終えて返してもらった後、いよいよ接種が行われます。接種はわずか数秒で完了し、「15分ぐらいお店の中をうろうろしてて。その後は自由に帰宅していいわよ」と言われ完了。前回は全く痛みがなかったのに対し、今回は針の痛みをちょっと感じました、やはりこれは看護師のスキルによると思われます。

当日の副反応

今回接種を行なったのが午後6時で、2時間ほど経過した午後8時ごろに注射をした左腕に鈍い痛みを感じました。試しに腕を上げてみると、例の重い痛みを感じます。この痛みのほかは特に気になることはなく、その日は睡眠補助薬を飲んで就寝。

翌日の副反応

朝起床の際に、だるさを感じました。ただし前回レポートした時に比べると格段の楽さです。いつもより遅めに起きて通常の業務を済ませます。朝の段階では、頭痛もなくちょっとだるいなといった感じ。ただ食欲がなく意欲的に食べたいという気持ちはありませんでした。腕の痛さは朝がマックスで、腕を回せないほどの痛み。ただ、腕の痛み以外は特に辛いことはなく、普通に仕事もこなせました。

午後になってきてだるさが増してきて、熱っぽさを感じ始めたのが4時半ごろ。熱を測ると38.5℃まで上がっていました。頭痛も感じ始めたので、この日の予定をキャンセルし、タイレノールPMを服用してそのまま就寝しました。

翌々日

翌日は目覚めがよく、熱も平熱に戻っていました。腕の痛さ以外は、ほぼ普通の状態まで回復した感じです。この日は外出して1時間以上外を歩きましたが、疲れもほぼ感じません。午後になると熱が出るかと思いましたが、それもなく呆気なく3日目が過ぎました。

4日目

朝起きて朝ランに行けるほど、ごく普通に回復しました。腕の痛さも落ち着き、ぶんぶん回しても特に支障がないほどまで回復しています。数日後に反動が来るかと思いきや、今のところこのままの状態をキープしています。

最後に

今回接種した2価ワクチン接種と副反応についてレポートしました。前回と大きく違うのは、やはり副反応の軽さといえます。今回のオミクロン対応のワクチンは反応が軽いと聞きますが、筆者の場合も実際にそのように感じました。サンフランシスコで接種を行う方、追加ワクチンの副反応が気になる方は、ぜひ参考にしてください。

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