【サンフランシスコ・グルメ】日本町のレストラン!話題のおしゃれフュージョンタイ「Nari」

2022年ジェームスビアードの「ベストシェフ」部門にノミネートされた話題のレストラン「ナリ」。ダウンタウンの「Kin Khao」の姉妹店で、日本町に店舗を持つこちらのレストランは緑と自然光に溢れた癒され空間が広がります♪

今注目のレストラン「ナリ」

ミシュランガイドで「ベイエリアで最もロマンティックなレストラン」として紹介されてから、一躍有名となった近代的タイ料理店「ナリ」。オーナーシェフのPim Techamuanvivitさんは、同じくミシュランに紹介されるダウンタウンの人気店「キンカオ」も経営する実力派です。

フルサービスレストランとしては第2号店となるナリを2019年にオープン、すぐにミシェランガイドに紹介されるという快挙を果たしました。また2022年のジェームスビアードでは、「ベストシェフ部門」にノミネート。サンフランシスコでも著名のアジアン・エスニックレストランという立ち位置を不動のものにしました。

ナリのロケーションとアクセス方法

サンフランシスコのダウンタウンから真西方向に位置する日本町、ナリはこの日本町にあるカブキホテル内にあります。ユニオンスクエアからはゲーリー通りを走る38番バスの利用が便利です。ストックトン通り&ゲーリー通りから西行き「ランズエンド」に乗り、ラグナ通り&ゲーリー通りで下車後、ラグナ通りをポスト通りまで北上し、左に曲がるとレストランが左手にあります。バスでの移動時間は約10分です。

レストランの外観と周辺の様子

ポスト通り沿い、カブキホテル内にあるレストラン、この壁一面の大きなガラス窓が目印です。メインエントランスは、カブキホテルのロビーの間隣にあるので、このままポスト通りを歩いて、ホテル内にアクセスします。

日本町のメイン通り「ポスト通り」沿いにあり、日本町の中心広場からすぐの場所にあるレストラン、日中は人通りも多く比較的安全なエリアです。食事の前は日本町やフィルモア通りを散策するのにもぴったりです。

内装と雰囲気

ミシュランガイドでロマンティクなレストランとして紹介されたナリ、内装が見どころです。まずメインエントランスから入った様子。入って正面にチェックインカウンターがあるので、こちらでテーブルを案内してもらいます。高い天井と壁一面の窓ガラスは、入った瞬間から開放的な雰囲気を感じることができます。

ダイニングセッティングは壁に沿って2人用と4人用、中央にブースが置かれたスタイル。黒と木彫を基調とした落ち着いた内装が施されています。ダウンタウンのキンカオはどちらかというと明るくポップでカジュアルなイメージに対して、こちらはより大人っぽい落ち着いた印象を受けます。

ブースや壁沿いのベンチに使われる布地は、タイの伝統的な装飾を採用。観葉植物だけでなく、通りから見える並木の緑も加わり、自然光と緑に溢れた空間が広がります。ゆったりとした空間は、確かに特別な日のディナーに最適だと言えます。

メニューとテーブルセッティング

テーブルセッティングはこのような感じ。濃い木製テーブルに紙のメニュー・カトラリーと布ナプキンが置かれています。近代タイだけあって、お箸は置かれていません。メニューはどれもシェアが前提で、人数に合わせてアペタイザーとメインからオーダーするスタイルです。

オーダーしたメニュー

Blue Flower Limenade (USD7)

まずはドリンクメニューから「ブルーフラワー・ライムネード」。自家製ライムネードは、バタフライピーの青が映えるドリンクです。ライム特有のすっきりとしたおいしさ。

Yum Som O (USD18)

前菜の「シトラスサラダ」。3種類のシトラスに赤タマネギ・ピーナッツ・チリ・香菜・ココナッツが使われています。それぞれの具材のバランスと組み合わせがよく、非常に爽やか。煎った海老を細かく玉砕したビッツが味に奥行きを出してくれます。パパヤサラダに似ているけれど、シトラスを使うことで味が上品にまとまっています。

Kin Khao Beans (USD16)

続いては本店の名前が付いた「キンカオ・ビーンズ」。伝統的なタイの北東イーサーン地方の味付けが使われたクランベリービーンを、レタスに包んでいただくスタイルになります。ラープの肉サラダのビーンズ版ですが、個人的には、味が非常に濃く強い辛さを感じました。かなり塩気が効いた味わいです。

Caramelized Fish Sauce Cabbage (USD12)

続いてメインコースから「カラマライズド・キャベツ」。平たくいうとキャベツ炒めですが、まずキャベツをあらかじめ軽く炙ってあるので、味に香ばしさと奥行きを感じます。ほんのり甘いフィッシュソースとシャキシャキとしたキャベツはありそうでなかった味わい。

Gaeng Bumbai Aubergine (USD38)

人気メニューの「茄子カレー」。ルーはどろりとしたタイプで、トッピングに4切れほどの茄子が付いてきます。とにかく茄子がジューシーで、カレーとの相性が抜群。味に深みのあるカレーは、まさにここだけの味わいと言えます。通常のタイのカレーほど甘くなく、旨味が凝縮されています。

那須はそのままの形が素揚げされており、ナイフで切るととろりとジューシー。キャベツ炒めとの相性も良く、コンボでいただくことで、さらに美味しさが増します。

Lod Chong (USD14)

デザートは、「パンダン・アイスクリームパフェ」。東南アジアで良く食べられるパンダンリーフを使ったアイスクリームに、ココナツクリームと砕氷が付いてきます。パンダンリーフは、独特の甘さにほんのりと抹茶のような味わい。かなり濃厚なので、氷と一緒に食べるとすっきりといただけます。こちらもまた、他ではなかなか食べられない味わいです。

最後に

日本町にあるおしゃれでモダンなタイ料理店「ナリ」。緑が多い雰囲気の良い店内で、伝統的なタイ料理と違う斬新な味付けと華やかな盛り付けを楽しめます。ちょっと特別な日の外食を楽しみたい時に、ぜひおすすめです♪

店舗情報

  • Nari
  • 住所:1625 Post St, San Francisco, CA 94115(ホテルカブキロビー横)
  • 営業時間:5:30-9:15pm (月火定休)

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2 Comments

  1. こんにちは~KatieMさん、お久しぶりです。
    blogcircleにKatieMさんの記事が転送されないみたいです。
    確認してみてください。

    1. わーチャンちゃん、わざわざ連絡ありがとう♪
      blogcircle、すぐに反映されなくていつも困っています。
      マニュアルにpingを送って送ってみますね。^^