【サンフランシスコ・グルメ】絶品南部ルイジアナ料理を楽しむならここ!「Brenda’s French Soul Food 」

絶品の南部料理を食べられる場所として知られる「ブレンダズ・フレンチ・ソウル・フード」。週末のブランチは常に行列ができる人気店です。サンフランシスコでも珍しいクレオール料理を楽しめるこちらのレストランをご紹介します♪

クレオール料理とは?

modern cozy steamboat with side wheel
Photo by Sophia on Pexels.com

あまり聞き慣れないクレオール料理、これは主にルイジアナ州ニューオリンズ発祥の料理のことを指します。特徴としては、フランス・スペイン・アフリカなどさまざまな料理がフュージョンされていること。知名度がある料理として、「シーフード・ガンボ」や「ジャンバラヤ」などが挙げられます。

ニューオーリンズ生まれ育ったオーナーシェフ、ブレンダさんが手掛ける「ブレンダズ」は、南部料理とフランス料理、そしてクレオール料理をブレンドし、気取らない雰囲気で楽しめるレストラン。そのおいしさは、サンフランシスコで広く知られています。

「ブレンダズフレンチ・ソウル・フード」の場所とアクセス方法

ブレンダズは、市内テンダーロイン地区にあるポルク通り沿いに位置します。ユニオンスクエアからのアクセス方法は、38番バスに乗ってゲリー通りを7分ほど西に進み、バンネス通り(Van Ness)で下車。

ゲリー通りを東に1ブロック引き返し、ポルク通りを南に6ブロック歩くと、エディー通りの後にレストランが左手に見えてきます。移動時間は約13分です。

付近の様子

市内を北南に走るポルク通り、車の行き交いも人通りも多いので日中にこの通りを歩くのは特に問題はありません。ただし通りの東側は治安の悪い地区があるため、通りを外れないようにしましょう。またディナーの後など遅い時間帯は、ウーバーなどのシェアライドの利用がおすすめです。

外観の様子

外観は赤と黒のツートーンで、かなり存在感があります。ブランチの時間帯であれば常に店頭に人だかりができているため、それも目印になります。中央に看板でレストランの名前が記されていますが、どちらかというとあまり特徴のない殺風景な外観。通りにパークレットの設置は行っていないので、飲食は全て屋内となります。

エントランスは2箇所ありますが、右手はテイクアウトとデリバリー専用です。レストランに入る際は左手のエントランスを利用しましょう。ちなみにこのレストランは、全ての人数が揃っていないとテーブルに座ることができません。全員揃ってからチェックインを行いましょう。

内観の様子

店内は外の様子とは打って変わって、奥行きがあります。天井に大きなスカイライトがあり、そこから自然光が入り込み非常に明るい雰囲気。大きな空間は中央に仕切りで、2箇所に分かれています。壁はブリックウォールで、温かみのある色調、一番北側の壁には、数えきれないほどのアンティークの鏡が飾られており、内装のアクセントになっています。

南側の壁一面にあるのが、カラフルで大きな壁画。クレオール料理で多用されるザリガニが大きく描かれ、存在感は抜群です。壁に沿ってテーブルが並べられており、一番奥にコーヒーバー、そしてその裏にキッチンがあります。天井が高いため開放感があるのが大きな魅力です。

メニューと食べたもの

まずはメニューの様子。メニューは紙製・モノトーンで、非常にシンプル。ブランチはベニエ・おすすめ料理・フレンチトースト・卵料理・エッグベネディクトに分かれています。メニューの構成や数はそこまで多くない印象です。

Café au lait

まずはカフェオレ。レストランのメニューに、カフェオレを見かけるのは珍しいのでオーダーしてみました。なみなみと注がれたカフェオレは、なんだか懐かしさのあるコーヒー牛乳の味です。エスプレッソではなくドリップコーヒーが使われているため、個人的には濃さが少ない気がしました。

Flight USD12.5

こちらが人気メニューの「ベニエ・サンプル」。プレイン・アップル・チョコ・ザリガニの4種類を楽しめます。粉砂糖がたっぷりとかけられたベニエ、通常よりも大きなサイズで、シェアにぴったりです。ちなみにベニエは、ニューオーリンズ発祥のドーナツのような揚げ生地です。

ベニエといえば甘い印象ですが、ここで人気なのがなんとザリガニ入り!ザリガニ入りグレービーが中に入っており、お惣菜パンの感覚でいただけます。どのベニエもサクッとしており油っこくないため、意外と軽さがあります。今まで食べたベニエの中でもかなりのハイレベルです。

Two Eggs Any Way You Like ‘Em 10.50

こちらがスクランブルエッグ・ポテトハッシュ・クリームビスケットの組み合わせ。クリームビスケットのテクスチャーがサクサクして、口の中でとろける感じです。軽い食感でかなりのおいしさです!ビスケットといえば密度の高い重たい生地タイプが多い中、これに関してはかなりハイレベルだと感じました。スクランブルエッグもしっとりとしており、Plowに似ています。ポテトハッシュは、ホクホク柔らかいタイプです。

Shrimp & Grits with Spicy Tomato-Bacon Gravy 19.00

こちらが人気メニューの「シュリンプ・グリッツ」。グリッツは粗挽きとうもろこしを茹でてお粥のような食感にしたもの。南部ジョージア州で朝食によく食べられる郷土料理です。熱々のグリッツの上に、エビとベーコンのグレービーが載せられています。

とろりとしたグレービーは、スモーキーで奥行きがあり、旨味が凝縮された複雑な味わい。人気メニューということでオーダーしてみましたが、はじめてグリッツをおいしいと感じました。これはまた行ってもオーダーしなくなる一品で、かなりおすすめです!

最後に

常に店頭に行列ができるブレンダズ。今回実際に訪れてみて、その理由に納得しました。現在はブランチでもオンラインで予約が可能なので、事前に予約をしておくと店頭で長時間待たずに食事をいただけます。サンフランシスコのブランチスポットでも、かなり上位に入るメニューが揃ったレストラン、筆者的には、Plowの次くらいにおすすめです!ぜひ南部の朝食をここで堪能してみてください♪

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