【サンフランシスコ観光】穴場スポット!カラフルな階段と絶景の「16th Avenue Tiled Steps」

ゴールデンゲートハイツ地区にありサンフランシスコ観光の穴場とも言えるのが「16thアベニュー モザイク階段」。163段の階段一段一段が、色とりどりの繊細なタイルで埋め尽くされたSNS映えスポットです。

16thアベニューモザイク階段の場所とアクセス方法

ゴールデンゲート南に位置する階段は、モラガ通り沿いの15丁目と16丁目の間、閑静な住宅街の中に位置します。ユニオンスクエアからは、路面電車MUNIを使ったアクセスが便利です。Powell Street駅からアウトバウンドN線に乗ったら、Judah St & 16th Aveで下車しましょう。下車したら16th Avenueをそのまま3ブロック南に歩くと階段の真下に到着します。ユニオンスクエアからの移動時間はおおよそ40分です。

下からの眺め

タイル階段に着いたら、まず楽しみたいのが階段全体の様子。グランドビュー公園に続く小高い丘に一直線に続く階段は、2003年にプロジェクトが発足してからさまざまな資金の調達や寄付を募って、2005年に完成しました。2人のアーティストによって、手作りのタイルが一枚一枚貼られたまさに世界にひとつだけのアート作品です。

まずはモレガ通りにある街路樹の下に立って、両脇のガーデンを含む全体の様子を眺めてみましょう。両脇のガーデンに植えられているのが、カリフォルニア州原産の植物と多肉植物の数々。地元のボランティアグループが中心となって、ガーデンの手入れを行なっているそう。

階段の様子

階段は、一枚一枚貼られた手作りのタイルが使われ、海から星までがテーマとなっています。モザイクの中に描かれる動物や魚、貝の形をした手作りの名前入りタイルは、近隣住民の協賛で実現。まずは深海を想像させるような海の大きな渦が目を引くデザインから始まります。

モザイクのワークショップは3回開催され、コミュニティー全員がモザイクパネルの制作に参加できるような取り組みが行われました。近くで見ると、ワークショップに参加した住民の名前や日付、メッセージなどが掘られているのが分かります。

ちなみにこちらのモザイクは、2005年8月27日のオープニングセレモニーに参加したフランチェスコ・ピニャータロ市長と、スカラ座のあるイタリアのカルタジローネ市とを記念したもの。

深青だったタイルは渦を巻きながら、徐々に明るい色に変化していきます。それと同時に海の生物だったモザイクが、昆虫やきのこなどに変化していき地上の景色へと変貌を遂げます。

海の青が地上の土色に変化し、昆虫や植物のモザイクが、空を飛ぶ鳥に変化していきます。

空の青の境界線からは、宇宙を連想させるような紺色のモザイクがつながります。

階段の1番右上にあるのが、太陽。オレンジと白の色使いが鮮やかです。

頂上からの眺めもお忘れなく!

モザイク階段アートを楽しんだあとは、頂上からの絶景を満喫しましょう。眼下に広がるのが、サンセット地区の街並みとその奥にあるオーシャンビーチと太平洋!

霧のない晴天の日であれば、西サンフランシスコの海まで続く絶景を背景に記念写真を撮れる絶好のスポットです。

もうひとつのモザイク階段「Hidden Garden Steps」

丘の多いゴールデンゲートハイツ地区、実はすぐ近くに同じようにモザイクのタイルが貼られた「Hidden Garden Steps」があります。

階段のタイルアートは、こちらの方が繊細でカラフルですが、頂上からの景色は16アベニューの方が断然綺麗です。どちらかひとつを選ぶなら、16アベニューをおすすめしますが、どちらも徒歩圏内にあるため、時間がある場合は両方を散策してみましょう。

最後に

サンフランシスコのインスタ映え観光スポットをご紹介しました。タイル階段は、サンセット地区を散策したり、ゴールデンゲート公園に向かうにも便利な場所です。ひとつひとつ丹精込めて作られたモザイクアート、そのカラフルな様子を楽しんだら、絶景にも出会えるスポットとしてぜひ観光に加えてみてください。

スポット情報

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