【2021年3月】アメリカメインランドからハワイに到着するまでの流れ

現在アメリカ本土からハワイ州を訪れるには、10日間の自主隔離、もしくは新型コロナ感染の陰性証明が必要です。実際の流れはどのような感じなのか、2021年3月時点での手順をレポートします。ハワイ行きを検討されている方はぜひ参考にしてください。

事前に必要な準備について

まず、ハワイ行きの飛行機を確約したら、必要なのが「PCR検査の予約」とハワイ州が定める「セーフ・トラベルズ・ハワイ・プログラム」の事前登録となります。このセーフ・トラベルズとは、2020年9月1日からハワイ州によって義務づけられたシステムで、ハワイを訪れる際に必ず必要となります。

PCR検査について

PCR検査の方法は各自治体によって変わりますが、ハワイ州が定める機関での NAATと呼ばれる検査方法のみ有効です。また出発時間の72時間前までの陰性証明である必要があります。

まずこちらのサイトを見て、どこの機関が検査を行っているのか、いつから予約が可能なのかなどをチェックしておきましょう。UnitedやHawaiian Airlineなどは、当日離陸直前に空港での検査も提供していますが、約USD250ほどの費用が掛かります。

実施機関によって変わってきますが、当日より前日までにPCR検査を済ませておくとコスパ良く行える場合が多いため、ぜひチェックしてみましょう。こちらの記事も参考にしてください。

2021年3月、サンフランシスコ市内でPCR検査を受けるとこんな感じ!

セーフトラベルズの登録について

aerial view of people riding on boat on sea
Photo by Jess Vide on Pexels.com

ハワイ州を訪れる際に、新たに導入されたプログラム「セーフ・トラベルズ・ハワイ。まずはこちらのサイトに行って、旅行の日程と個人情報を登録する必要があります。

出典元:https://travel.hawaii.gov/#/welcome

サイト自体は英語ですが、右上部分に言語を選ぶ場所があり、日本語での表示も可能です。まず登録したら、自分のプロファイルを作成し、その後1番左側にある「Trip(旅行)」というアイコンにアクセスし、ここから各フライトごとに旅行行程の情報を記入します。このサイトは、旅行当日に何度かアクセスすることになるため、覚えやすいパスワードを選んでおくと便利です。

ここまで事前に行っておくと、前日に慌てることがないので安心ですよ。

旅行前日にすべきこと

旅行前日にするべきことはふたつあります。まず陰性証明が届いたらそれを、セーフトラベルズのサイトにログインし「ドキュメント(書類)」という箇所にアップロードすること。アップロードが完了するとすぐにステータスが「COVID-NEGATIVE」に変わります

続いて、「Health Questionaire(健康状態申告フォーム)」にアクセスし、現在の健康状態についての質問に回答します。質問事項は4つあり、これを完了すると画像のようなQRコードが出てきます。このコードをスマホにスクリーンショットしておくと便利です。

このふたつが終わると、前日の必要事項は完了です。

当日の流れ

離陸前にするべきこと

ここからは当日の流れについて。筆者の例としてサンフランシスコ空港からハワイ島までの流れをお伝えします。まず、空港についてチェックインを済ませたら、出発ゲート付近でリストバンドを受け取ります。

これはハワイに到着した際に、スムーズに空港から出られるシステムで、離陸の90分前から受付けがはじまります。指定された場所に向かうと、ハワイらしいデコレーションと共に簡易デスクが設置されています。ここでQRコードと写真入りIDカードを提示し、再度健康状態についての質問に答えます。この行程を済ませると右手にエアラインのリストバンドを付けてもらえます

ハワイ島に着いてからのプロセス

無事にハワイ島の空港に到着すると、そのまま機内を降り空港内に入ります。そこで係員から「自主隔離か陰性証明か」という質問を受けます。「陰性証明」と答えると小さなタグを手渡してもらい、このタグを持ったまま検査所まで進みます。

検査所の直前でタグは回収され、大きなデスクで用紙に個人情報を記入し、そのままPCR検査を待ちます。再度列に並んで、ここでハワイ島が実施する無料の検査を受けます。サンフランシスコと同じ鼻腔をスワブするスタイルの検査ですが、ハワイ島はセルフではなく係員が実際に検査を行います

ここで「陽性であれば数日内に連絡します。陰性だった場合は連絡はありません」と言われ、検査が終わるといよいよ自由に行動が可能です。チェックインした荷物を受け取ったら、あとはホテルに向かったりレンタルカーデスクに向かいましょう。この時点でセーフ・トラベルズのQRコードが赤からグリーンに変わります

このQRコードはレンタルカー受付けやホテルチェックイン時などで提示を求められるため、予めスクリーンショットしておくと後からモタモタせずに済みますよ!

気になるリストバンドですが、筆者が見た限り、同じ乗客のほぼ全員がリストバンドを付けており、同じ手順で検査に進んだ状態となりました…。そのため、ハワイ島に関しては特に有利になるような特典はないと思われます。

最後に

現在アメリカメインランドからハワイ島を訪れた際に行う手順をレポートしました。PCR検査の手間は掛かりますが、あとはセーフトラベルズのサイトに登録し、旅行行程を記入するだけです。旅行を決めた時点でぜひ準備に取り掛かってください。

ブログランキング・にほんブログ村

You may also like

2 Comments

  1. こんにちわ!
    ハワイやSFへの情報ありがとうございます。
    まだまだ海外旅行は遠い話だと思いますね。
    休みが短い日本では自主規制やPCR検査は
    ハードルが高いです。
    夢見て過ごします。
    ありがとうございます!

    1. ネコシバさん

      いつもコメントありがとうございます。^^
      確かに帰国後の自主規制は、自宅で仕事をしていない限り難しいかもしれませんね…。
      早く自由に好きな場所に行き来ができる日がくることを願っています。