【サンフランシスコ郊外でカフェ巡り】流行最先端カフェ「Third Culture Bakery Berkeley」で餅マフィン体験!

サンフランシスコ湾東岸にある都市「バークレー」。環境問題に関心が高く、リベラルで進歩的と言われるこの町は、UCバークレーがある影響で若者が多く、あらゆる流行の発信地とされています。そんなバークレーで今人気なのが、餅マフィンの発祥ベーカリー「サード・カルチャー」。こちらのカフェをご紹介します♪

サードカルチャーの場所とアクセス方法

サンフランシスコ市内からはBARTで約30分の距離にあるバークレー、こちらのカフェはバークレーの繁華街から西に外れた場所にあります。サンフランシスコ市内のユニオンスクエアからは、パウエル駅のBARTに乗ると最寄駅ウェストオークランドまでは約10分の距離。ここからは東行き36番バスに乗り、30分の乗車なのでBARTを下車したらシェアライドの利用が便利です。

ダウンタウンバークレーから向かう場合は、西行き36番バスに乗り、(7th St. at Grayson St)で下車。ここから徒歩で東に1ブロック、北に2ブロック約4分歩くとカフェが8丁目沿いにあります。トータルの移動時間は合計20分程度です。

周辺の様子

カフェは以前倉庫街だった場所に新たにいろんなショップができはじめたエリアにあります。いろんなお店があちこちに出没しているものの、付近のお店は早朝から午後早くまでの営業時間が多い場所でもあります。ここ一帯を散策する場合は、朝から昼に掛けての間をおすすめします。

倉庫街だけあり、人通りの行き来は市内ほど多くありません。効率よく廻りたい場合は、できるならレンタカーの利用がおすすめです。

カフェの外観

倉庫を改築して作られたカフェの外観はこのような感じ。窓に大きく店名が描かれているほか、店頭にショッキングピンク色の看板とストールが数台置かれています。エントランスの枠が木製であるほか、大きな改装をした感じはなく、倉庫そのままといった雰囲気です。

内観

メインエントランスから見た店内の様子。店内もさほど大きな改築やインテリアが施されているわけではなく、天井から飾られたデコレーションと観葉植物が最低限置かれた程度です。

店内に飲食スペースはなく、左手にカウンター、奥にドリンクバーが設置されています。使用されている家具もインダストリアルで、特にこだわりはなくどちらかというと殺風景な雰囲気と言えます。

こちらが店頭のショーウィンドウに飾られた餅ドーナツと餅マフィン。テーマカラーのピンクに商品名が英語と日本語で記されています。

エントランスから入ってすぐ左に飾られている茶具の様子。茶具は全て日本から輸入されたもので、宇治茶は丸久小山園の「松柏」を使用。ここで茶葉や茶具の購入も可能です。

オーダーを済ませると、ペーストリーはそのままカウンターで受け取り、ドリンクができるまで店内で待つシステムになります。ドリンクバーでは、画像のようにバリスタがオーダーごとに抹茶を点ててくれます。

オーダーしたもの

Strawberry Lychee Soda (USD4.25) & Strawberry Lychee Matcha Sparkler (USD4.95)

それでは今回オーダーしたものをご紹介します。左が「ストロベリー・ライチソーダ」で右が「ストロベリー・ライチ抹茶スパークラー」。どちらもすりつぶした苺の食感と爽やかな風味が特徴です。お値段もまぁ妥当と言ったところ。ソーダはそれほど甘くなく、すっきりとした飲み心地で暑い日にピッタリ。抹茶はちょっと粉っぽい感はありましたが、苺とライチの甘さと抹茶の渋さが意外と合っておいしくいただけました。

上:Raspberry Lychee (USD3.25), Strawberry Cream (USD3.25), Sesame (USD4.15)

こちらがオーダーした餅ドーナツと餅マフィン。餅ドーナツはポンデリングのように揚げておらず、ハワイのバター餅をヒントにベイクドされたもの。米粉はコーダ農園のオーガニック、同じくオーガニックフレンチバター、地元産の牛乳、グレーズは全て新鮮な果物を原材料に手間暇掛けて作られるこだわりの品です。特に日本産胡麻は、72時間掛けてゆっくりと石で挽いてペースト状にするのだそう。彩りからも、こだわりが見受けられます。

餅マフィンも同じ米粉とバターに加え、ココナツミルクと東南アジアの植物「パンダン (ニオイタコノキ)」をブレンドした原材料が使われたオリジナル商品。トッピングには日本産胡麻が使われています。

ドーナツとマフィンの断面図の様子。ドーナツは米粉が使われているだけあり、どっしりとした食感でほぼ軽さはありません。非常に密度が高いので、食べ応え抜群一個を2人で分けても十分な量に感じます。グレーズはそれぞれ甘酸っぱくて、爽やかな風味です。餅マフィンは、ドーナツほどの密度はなく食感は軽めで、ほのかな甘さが特徴。味は安定した胡麻の味わい。ドリンクもスイーツもそれぞれこだわりを感じますが、ちょっと若者向けかなという感想です。

最後に

今バークレーで話題の餅ドーナツと餅マフィン、サンフランシスコ市内であれば、「Home コーヒーロースター」で購入が可能です。どちらも見栄えが良く話題性はありますが、個人的な感想としては、渋さのあるサンフランシスコのカフェと比べてしまうとちょっとポップすぎるかな、と言ったところ。ただ学生の街バークレーのニーズにピッタリと合うトレンド感、西海岸の最新カルチャーを感じる場所として非常におすすめです。

店舗情報

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