トレジョ・スモールロットコーヒーシリーズ!エクアドルの「Pichincha」飲んでみた

2020年12月にペルーの「Cajamarca(カハマルカ)」をリリースしたのを最後に数ヶ月音沙汰なかったトレジョのスモールロット・コーヒー。今回2021年3月に、ようやくエクアドルの「ピチンチャ」が販売されたのでこちらをレビューします♪

トレジョのスモールロットコーヒーとは?

2020年から本格的にはじまったトレジョの「スモールロットコーヒー」シリーズ。これは小規模なコーヒー園に焦点を絞り、直に契約を結んで1年分のコーヒー豆の生産量をそっくり買い取るシステムのこと。

同じコーヒー園でもその収穫する年の天候などの条件によって味やクオリティーが変動するため、まさにシングルオリジンならではの一期一会の味わいを楽しめるのが魅力です。

ちなみに去年2020年にトレジョに登場したスモールロットコーヒーの産地は、ニカラグアパプアニューギニア・ブラジル・ブルンジエルサルバドルウガンダホンジュラスルワンダベルー、の9箇所に及びます。

今回は初登場のエクアドル産コーヒー!

asphalt road between buildings
Photo by Kelly Lacy on Pexels.com

今回スモールロットの産地としてはじめて登場したのが、エクアドル産コーヒー豆。このコーヒー豆の名前となっているピチンチャは、エクアドルの都市「Quito(キト)」を中心に広がるエリアのこと。また、ここ一帯に広がる成層火山・ピチンチャ火山の名前でもあります。この火山にはふたつの頂上があり、キトの町から眺めることもできます。

火山灰による栄養豊かな土壌と、火山の傾斜による気候が特徴のエリアは、小規模農園でスペシャルティー・コーヒー作りをメインに行われています。

パッケージデザインはこんな感じ

今回のパッケージデザインはこのような感じ。青系にピンクのアクセントが映える爽やかなデザインが採用されています。ピチンチャ火山を中心に広がる豊かな自然が描かれています。

エクアドル・ピチンチャと書かれたロゴのピンクが映えるデザインは、サイドもフロントと同系色。バッグはフロントのアクセントカラーだったピンクがメインになっており、センスの良さが引き立ちます。

コーヒー豆の詳細

今回のコーヒー豆の品種は100%アラビカで、焙煎はミディアム・ダークロースト。ホールビーンズの内容量は340g・お値段USD8.99。標高5,700フィートの農園で栽培されたフルーツは、収穫後は水洗されずナチュラルのまま、サンドライされているそう。

風味を表す表現として「蜂蜜・カカオ・マンゴ」が表記されています。

開封レビュー

それでは早速開けていきましょう!今回のパッケージは、アルミパックでジップロックは付いていないタイプです。開封すると同時に焙煎特有の香ばしい香りと共に、ほんのりとフルーツの酸っぱさを感じます。

コーヒー豆の大きさは小ぶりでほぼ同等サイズ。ダークロースト特有の、コーヒー豆の光沢感が見てとれます。チャフや殻は皆無で、きれいな見た目です。

フレンチプレスで抽出

今回も粗めにグラインドした後、フレンチプレスで5分抽出します。17gの豆に対して200Fのお湯を200ml入れ、1分後に攪拌。4分後にプレスしてマグカップに注ぎます。

ナチュラルプロセスならではの複雑な味わい

このコーヒーを一言で表すなら「フルーティーな酸っぱさが引き立つ味わい」。喉ごしにほんのりとした甘さが残るのが印象的です。水洗加工をしないナチュラルプロセスだからか、独特の酸っぱさと香ばしいだけではない複雑なアロマを感じます。

カカオのような香ばしさはもちろん、コーヒーフルーツの名残りがしっかりと残ったコンプレックスな風味は、まさにコーヒー豆自体の味わい。独特の酸味があるため、少し甘味料を加えるとより飲みやすい印象です。ダークローストならではの程よい濃厚さは、たっぷりのミルクを合わせても良さそうです。

最後に

去年と同等に、トレジョでは今年も3月からスモールロットコーヒーの販売がはじまりました。4月上旬時点では、新しい種類のダンザニア「Gombe」のライトローストが、既に店頭にお目見えしています。今年はどんな産地のコーヒー豆が登場するのか、今後も引き続きレポートします♪

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