9月に入って秋らしい商品が手始めたトレジョ、すでにパンプキン商品も出回りはじめました。8月中旬から9月にかけて登場した新商品で気になるアイテムをレポートします。
1. ヴィーガンイタリアン・ボロネーゼラビオリ(USD3.99)
8月中旬に登場したのが、「ヴィーガンイタリアン・ボロネーゼラビオリ(Vegan Italian Bolognese Ravioli)」。トレジョのラビオリシリーズが何気に好きなので、購入してみました。
こちらがパッケージの様子。柔ら素材のプラスチックの密封容器に入っています。容量は250gで、お値段4ドル。ちょうどふたり分といったところです。主原料は多い順に、「粉砕トマト→調理済みレンズ豆→植物油[大豆、ひまわり、コーン、キャノーラ油]→ローストトマト」。今トレンドの代替肉は使われていません。原産国は本場、イタリアです。
パッケージを開けた様子がこちら。中に生パスタが入っています。調理方法は、塩を加えたお湯で6分ほど茹でるだけ。非常に簡単です。
茹で上がった状態がこちら。お湯の温度が高すぎたのか、何個か中身が出てしまっていました。こちらを茹でる際は、沸騰した後に火加減を弱めることをお勧めします。大きさはごく普通のラビオリサイズです。今回はシンプルにオリーブオイルでいただいてみます。
レンズ豆の食感が意外と硬めで、ナッツを食べているような存在感があります。ナッティーな味わいと適度な量のトマトソースは、チーズが使われていない分素朴なおいしさ。トマト味ですが、あまり主張がないためいろんなソースと合いそう。万能性があるため、リピはありです!
2. レモン・ペスト(USD3.49)
8月上旬に登場したのが、「レモンペストソース(Lemon Pesto)」!爽やかな色合いと、新商品コーナーにわずか残り3瓶、という人気ぶりなので、気になって購入してみました。ペストソースといえばバジルの緑を思い浮かべますが、こちらは綺麗な黄色です。
こちらがパッケージの様子。黒を背景に、レトロチックなフォントとレモンのイラストが描かれています。なんだかインテリアとしてもキッチンに馴染みそう。内容量は190g、お値段3.5ドル。主原料は多い順に「サンフラワーシード油→レモン→水→グラバ・パダノチーズ→アーモンド」です。ちなみにパジルは入っていません。原産国は、こちらもイタリアです。
開封した様子がこちら。中のソースは、硬めでぼってりとしています。ソースというよりペーストと言った感じ。味はさっぱりとしていて非常に爽やか。レモンクリームソースとしてピッタリと言った感じです。
今回、お豆腐をノンフライヤーで加熱し、こちらのソースを混ぜて茹でたビーツと合わせてみました。爽やかなレモンの風味が引き立つおいしさです。お豆腐はもちろん、鶏肉にも合いそうだと感じます。
レモンが爽やかなので、レモンスコーンでもいけそうと思って、こちらを使ってスコーンを焼いてみました。結果、含有される塩分が強すぎため、思いの外しょっぱいスコーンに…。もしも焼き菓子に利用されるのであれば、量は少なめでをお勧めします。パスタはもちろん、多様に使えるため、リピはありです。
3. オーガニック乾燥アタウルフォ・マンゴースライス (USD4.99)
8月中旬に店頭に並んだのが、「オーガニック乾燥アタウルフォ・マンゴースライス(Organic Dried Ataulfo Mango Slices)」。トレジョには乾燥フルーツが数多くありますが、こちら見るからに肉厚そうなマンゴが魅力的です。
パッケージはこのような感じ。マンゴーの部分が透明になっており、中身が見えるように設定されています。内容量は170g、お値段は約5ドル。オーガニックであることを考慮すると妥当な料金だと感じます。主原料はオーガニックマンゴのみ。パッケージにも大きく防腐剤を使わない未硫化であることが記載されています。原産国はメキシコです。
開封した様子がこちら。完熟マンゴー独特の甘い香りが引き立ちます。それぞれのスライスが大きく、肉厚です。このアタウルフォは、特別な品種で、繊維質が少なく滑らかな食感と記載されていますが、確かに通常見かける乾燥マンゴーに比べるとかなりのボリュームです。
食べてみるとドライフルーツなのにしっとりとしており、天然フルーツの甘さがじゅんわりと口の中に広がります。滑らかな食感と、肉厚な質感、自然な甘みはかなりのおいしさで、何よりも食べ応えがあります。トレジョで通常販売されている乾燥マンゴーと比較するとレベチのおいしさで、マンゴー好きな方にはぜひ食べてほしい商品。リピはありです!
4. 乾燥いちじく(USD3.69)
8月末に登場したのが、「乾燥いちじくスライス(Dry Fig Slices)」。ドライフルーツのいちじくはあまり見かけないこと、ピンクの可愛らしいパッケージが気に入って購入してみました。
乾燥いちじくのスライスが可愛らしいパッケージです。内容量は50gでお値段約3.7ドル。なんだかトレジョらしくない半端な値段設定です…。内容量はフリーズドライいちじくのみ。原産国はトルコ。トルコ産は意外と見かけない印象です。
パッケージの裏側はこのような感じ。ここまで入っていますよ、というフィルラインが付いています。
開封した様子がこちら。フィルラインで記されてはいたものの、底の部分に乾燥いちじくがかなり控えめに入っている印象です。
乾燥いちじくですが、パッケージと同じように、可愛らしいくすみピンクをしています。肉厚で食べ応えがありそうなサイズ感も贅沢。ただ食べた感想はというと、ボソボソとした食感と皮の部分の青臭さが気になります。繊細な甘さだからこそ、雑味をまず感じます。フルーツ自体の甘さが少なく、かなり素朴な味わい。正直美味しいか?と聞かれると「うーん」と言葉に詰まりそう。以上の理由から、リピはなし。
5. シリコン容器 (USD9.99)
9月第1週に登場したのが、「再利用可能なシリコンバッグ(Resusable Silicone Food Storage Bags)。シンプルな半透明色のシリコンバッグが好きなので、購入してみました。
パッケージはこのような感じ。3つのシリコンバッグが、段ボールの厚紙に収納されています。黄緑色にフルーツや野菜のイラストが入ったポップなデザインです。フードグレードのシリコンが使われており、レンチン、冷凍、食洗機OKと書かれています。ちなみに製造国は中国です。
各バッグの形状はこのような感じ。どれも日常使いしやすそうなサイズで、色もデザインもミニマルなのが好みです。シリコンの厚みもしっかりとしており、形が崩れたり破れたりすることなく長持ちしてくれそうです。
底の部分にマチがしっかりとあって、自立可能。冷蔵庫やパントリーでの収納も便利だと感じます。
筆者が愛用するZipTopと比べても、デザインもサイズもほぼ同じです。このZipTopは、単品で20ドルしたのでこれに比べるとかなり高コスパ。このクオリティーでこのお値段、今までシリコンバッグを使ったことがない方にも、ぜひおすすめです!
6. ロブスター・ビスク (USD4.99)
9月第2週にお惣菜コーナーに登場したのが、季節限定の「ロブスター・ビスク(Lobster Bisque)。」!新商品扱いでしたがなんだか見覚えもある気がします。ロブスター好きにはたまらないビスク、もちろん購入してみました。
パッケージデザインはこのような感じ。このまま温めるだけでいただけます。容量454gでお値段約5ドル。二人分の量でちょうど良い感じです。原材料は多い順に「水→ミルク→ヘビークリーム→ロブスター→バター」。かなり濃厚そうです。原産国の記載はありません。
開封した様子。一番上に密封フィルムが貼られており、中にどろりとしたビスクが入っています。加熱方法はレンチンか、お鍋に移し替えて温める方法が推奨されています。
食べた感想ですが、風味豊かでしっかりとロブスターの味がします!大きな塊こそはありませんが、ロブスターの食感もしっかりと感じます。お店で食べるあのロブスタービスクのリッチな味わいです。これは寒い時期に良さそう。今季、あと一度は食べたいところ。リピは断然ありです!
7. シュリンプ&ガーリックフラットブレッド(USD5.99)
9月の第2週に登場したのが、「シュリンプ&ガーリックフラットブレッド(Shrimp & Garlic Flatbread)」。エビがのった薄いピザのような平たいパンです。エビが原材料のパンは珍しいので購入してみました。
パッケージデザインはこのような感じ。意外と食材に青色を使ったパッケージは珍しいのでは?と感じます。内容量は200g、お値段約6ドル。えび入りだけあって、意外と高めです。原材料は多い順に「フラットブレッド クラスト→強化小麦粉→シュリンプ→ガーリックバターベシャメルソース→水」。原産国はカナダです。カナダ産の加工品も意外と珍しい印象です。
開封した様子がこちら。密封袋の中に生のパン生地、エビ、チーズが入っています。トレジョの冷凍食品は加熱すればOKタイプが多いのですが、こちらはしっかりとオーブンで調理が必要です。調理方法は冷凍のまま475°F(246℃)で18~20分が目安と記されています。
指示通りの温度でオーブンで加熱してみたところ、約8分程度で既にパン生地がカチカチになってしまいました。こちらを加熱する際は350F(176℃)程度でゆっくり調理するのがお勧めです。
オーブンから出して2分程度おいたら完成。かなりカチカチの食感で、ガーリックバターのベシャメルソースの存在が消えるほどドライになってしまいました…。ただしエビの風味と旨味はしっかりと感じられ、そのまま食べてもサラダやスープと食べてもおいしくいただけます。エビ好きの方なら好きな味。チーズが過剰にのった冷凍ピザを食べるより、断然美味しく感じます。リピはありです!
*追記… 再購入し、275F で14分ほどの調理で丁度良い仕上がりになりました☆ ふんわりとした生地とジューシーなエビがお好きな方は参考にしてください。
最後に
9月に入り、秋らしい商品が続々登場中のトレジョ、今月に入ってロブスタービスクやペシャメルソースのフラットブレッドなどの濃厚な味わいの新商品が続々登場しています。品切れで入手できませんでしたが、手に入れば次回はパンプキン・ラビオリの紹介も行いたいと思います。