観葉植物にハマってくると徐々に気になっているのが、コーデックスプランツ。今回は1ヶ月かけてフィランサス・ミラビリスが遂に手元に届いたので、鉢植えするまでをレポートします♪
コーデックスプランツ(塊根植物)とは?
コーデックスプランツは、ジャガイモのようなずんぐりとした見た目と厚い木の層のような表面で覆われた多肉植物を指します。
塊根植物とも呼ばれ、根っこの部分に可愛らしい膨らみを持っているのが特徴です。代表的なコーデックスプランツとしてマダガスカルのバオバブの木が挙げられます。
フィランサス・ミラビリスとは?
観葉植物として人気のコーデックプランツが、「フィランサス・ミラビリス(Phyllanthus Mirabilis)」と呼ばれる種類。トウダイグサ科・フィランサス属で、タイ北部からラオスにかけてが原産地域の植物です。
じゃがいものような胴体からは想像しにくい薄い茶色から黄色・緑のグラデーションが見事な美しい葉を持ち、朝になったら開き夜になったら閉じる習性で知られています。美しい見た目と、就眠運動を持つ習性からコアな観葉植物です。
1ヶ月の期間を掛けて到着!
アマゾンでフィランサス・ミラビリスの球根が販売されているのを見かけてオーダーしたのが12月7日。あれから約1ヶ月後の1月7日郵便受けに小さな封筒で遂に届けられました!
差出人の情報を見ると住所はロサンゼルス…。通常なら2日もあれば届く距離、一体この1ヶ月の間にどんなドラマが繰り広げられていたのかは知りませんが、とにかく届きました!
塊根の様子はこのような感じ!
塊根の様子はこのような感じ。なんだか干からびて縮小しているようにも思えますが、勘違いなのかもしれません。今までコーデックスプランツの塊根を実際に見たことがないため、判断しづらい状況です。
一応どんな感じの画像が使われていたのか、と購入したアマゾンのサイトにアクセスしてみると、販売ページは既に消滅していました…。なんだか不安を感じる展開です。
ここで疑問。どっちが上でどっちが下なの!?
はじめてコーデックスの塊根を購入したので、基本的にどっちが根っこなのかがよく分りません…。根っこを下にして植えなければならないので、非常に重要な問題。とりあえずアマゾンから販売者にメッセージを送ると、なんと返事が届きました。
「ハローフレンド。写真、送って」と一言。なので写真を送ると24時間後に
「根を生えている方が下だよ。5%の砂糖水に24時間浸けてから鉢植えしてね」
とのこと。
つまりこの大きい方の塊根に付いているヒゲのようなものが、干からびた根っこだということが判明!
小さい方にはヒゲがありませんが、両サイドを良く見比べて大きい方と比較するとつるんとしてない画像の方が根っこであると推測しました!
早速砂糖5%の水溶液を作り、中に投入。ここから24時間待ちます。
植えてみた!
砂糖水に浸水して24時間後。いよいよこの塊根を土に植えます!
テラコッタの鉢に、ボンサイ・ミックスと呼ばれる水捌けの良い土と木炭・パーライトを混ぜ、根を下に約1/3ほど埋めて、栽培は完了です。あとは、風通しと日当たりが良い場所に置いておき、完全に乾燥してからお水を与えると約半年後に芽が出てくるそう!
フィランサス・ミラビリスはコーデックスプランツの中でも葉っぱが特に美しいことで知られ、その綺麗なグラデーションを楽しめます。半年後ということはちょうど初夏の発育期にあたるので、きちんと芽が出てくれれば、すくすくと育ってくれそう。それまではこの干からびたような球根を見ながら過ごすことになりそうです…。
最後に
今回鉢植えを完了した「フィランサス・ミラビリス」。本当にちゃんと芽が出てくれるのが心配なところではありますが、そうなってくれることを祈るのみです。このシリーズの続編が半年後あたりに出ていたら、成功ということになります。