【サンフランシスコ・グルメ】どれを食べたい?市内で評判のバインミーを5つ食べ比べ!

野菜たっぷりで手軽にテイクアウトができるベトナムサンドイッチ・バインミー。サンフランシスコ市内にもおいしいと評判のレストランやデリが多数あります。今回は筆者が実際に試した5つのバインミーのお店を正直レビューします♪

【1】Saigon Sandwich(サイゴン・サンドイッチ)

サンフランシスコでバインミーと言えば、必ず名前が出てくるのがテンダーロインに店舗を構えるサイゴン・サンドイッチ」。お持ち帰り専用のバインミー専門店です。

店内は入ってすぐにカウンターがあり、ドリンクが右手にあります。奥のオープンキッチンで女性3人忙しそうにサンドイッチを作っているのが見えます。メニューは「ローストチキン(USD4)」「ローストポーク(USD4)」「ミートボール(USD4)」「豆腐(USD4)」「スペシャルコンボ(USD5)」と種類が多いのもさすが専門店ならでは。またほぼUSD5以内と言う破格の値段設定も魅力です!

オーダーすると奥のキッチンで手際よく作ってくれ、あっという間に作りたてが完成します!ただしここはクレジットカードが使えないため、現金を用意する必要があります。

Special Combo USD5.00

スペシャルをオーダーしたのが災いしたのか、パテの臭みが気になりました…。パンも固めで具材に対して量が多いため、食べにくく全体に口の中でパサつく印象です。

個人的には野菜の量が少なくパテの癖が強くパンの比率が多いため、全体のバランスの悪さを感じました。普通にローストポークをオーダーするとおいしかったのかも知れませんが、パテ独特の癖のある味が苦手な方はパテ無しを選んだ方が良いかも知れません。

【2】Tin(ティン)

サンフランシスコでもおいしいと評判のベトナムレストラン「ティン(Tin)」。バレンシアにある人気レストラン「マウ(Mau)」の姉妹店で、熱々のフォーが人気のお店です。

幅広い種類のベトナム料理を提供しているこのお店、バインミーサンドイッチもあります!今回は「グリルド・レモングラス(USD8.5)」をオーダー。

テイクアウトの袋から取り出した状態がこちら。ごく一般的な白く薄い包装紙に包まれています。Pはポークであると推測。

半分に切られたバインミーは、一枚の紙に巻かれているだけの状態。真ん中から半分に切られており、レモングラスポークとパクチーが見えます。

中は薄切りで香ばしく焼かれたポークがほとんどを占め、なますときゅうりの薄切りが申し訳程度に入っているだけです。パンが柔らかく食べやすいのに加え、ポークの味付けがしっかりとしているので、お肉の臭みを全く感じません。個人的にはもっとお野菜が多い方が好きなのですが、これはこれでおいしくいただける味付けです。

【3】Lily(リリー)

リッチモンドに2020年10月とパンデミックの最中にオープンしたにも関わらず、テイクアウトの列が途絶えない人気レストランが「リリー(Lily)」。通常のベトナム料理をモダンにツイストしたヒュージョンメニューが人気のお店です。

Fried Fish Banh mi USD15

ここでランチメニュー限定で登場するのが「揚げ魚のバインミー(USD15)」。薄紙での包装ではなくプレートの状態で入れられ、サラダとソースがサイドに付いてきます。レストランで食べるときのような見栄えの良い盛り付けが魅力的です!

白身魚のフライがメインで、パクチーやなますの他に、きゅうりやディル、スライスオニオンが入ったかなり斬新なラインナップです。パン自体がしっとりとしており、食べやすいのも◎。白身魚自体はあっさりとしていますが、アンチョビのような旨味のある付け合わせソースがとにかく絶品で、まさにここでしか味わえない独創的なサンドイッチを楽しめます。

【4】Duc Loi (ダック・ロイ)

ミッション地区のミッション通りと18丁目の角にあるベトナム系スーパー「ダック・ロイ(Duc Loi)」。エキゾチックなアジア系食材を多く取り揃えるほか、ヘルスフーズも多く扱っています。

このスーパーの奥にあるのがベトナムサンドイッチのデリ。バインミーの種類は「スタンダード」「レモングラス・ポーク」「レモングラス・チキン」「豆腐」「豆腐・マッシュルーム」の5種類。

ここの注文は、まずスーパーのレジでサンドイッチを購入することを伝え、支払いを済ませます。支払いが終わったらデリのカウンターに行き、レシートを見せて待つスタイルです。

Pork BBQ Lemongrass USD6.99

サンドイッチの見た目はこのような感じ。まずパンが新鮮なのかふわふわで食べやすく、お肉の臭みも感じません。野菜とお肉のバランス加減もちょうど良く、とても食べやすい印象です。同じく豆腐バインミーも試してみましたが、通常の具材に炒めた玉ねぎが入っており野菜たっぷりのバインミーを楽しめます。

豆腐バインミーUSD6.99

この値段でこのクオリティー、個人的にはかなりおすすめのバインミーです!

5】Banh Mi & Boba (バインミー&ボバ)

リッチモンドに位置する小さなカフェ「バインミー&ボバ」。ボバ(タピオカドリンク)とバインミー専門店で、ブルコギ・バインミー」や「揚げ豆腐バインミー」などモダンな具材を使ったバインミーが人気です。

サンドイッチのように中で半分にカットされており、食べやすい配慮も◎。

ポークベリー(豚バラ)バインミーと揚げ豆腐バインミーがこちら。じっくり焼かれた豚バラ肉のバインミーは、とろとろとした角煮のような食感のお肉がメインに入っています。少し豚肉特有の臭みと豚バラの重さが気になるので、ピクルスなどがあればよりおいしくいただけます。揚げ豆腐はメインにしては量が少なく、あっさりとしています。

6】B On The Go (ビー・オン・ザ・ゴー)

高級住宅街パシフィック・ハイツに店舗を構えるフランス系パティサリー「ビー・パティスリー(b. patisserie)」の姉妹店のデリカフェが「ビー・オン・ザゴー(b on the go)」。

入って右奥にオープンキッチンがあり、それを囲むように大きなカウンターが置かれています。左側の窓沿いにはテーブルも置かれ、ここでカジュアルにイートインも可能です。(2021年1月の時点では店頭での飲食は制限中)

デリ・カフェだけあり、バインミーだけでなく、いろんなサンドイッチをオーダーできます。どれも薄茶色の薄紙に包まれ、オリジナルのシールが貼られておしゃれです。

Cauliflower Banh Mi & Pork Banh Mi USD11.00

ベーカリーの姉妹店だけあり、パンから手作りなのが特徴。今回は、ポーク・バインミーとベジタリアン用のカリフラワーバインミー(各USD11)をオーダー。なますの存在が主張された見た目です。

香ばしいパンの歯触りがよく、食べやすいサンドイッチです。特にポークベリーはとろけるような食感とシャキシャキとしたなますのコントラストが見事。ポーク自体にそこまで味がついておらず、ちょっとぼやけたような味つけでしたが、野菜が多いのでヘルシーな印象。ポークの下味が優しいことから、バインミーというより、ピクルスと合うような洋風サンドイッチに近い味わいです。

最後に

サンフランシスコで食べられるバインミーサンドイッチを5つ食べ比べてみました!個人的に1番おいしいと感じたのは、スーパー内にあるデリのお店。お野菜多めでシャキシャキとした食感が好きな方にはぜひおすすめです!気になったバインミーがあったら、ぜひ試してみてください♪

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