2020年9月中旬からツアーバスやホテルの再開の計画が発表されたサンフランシスコ。定番観光地「フィッシャーマンズ・ワーフ」の中でも人気のスポット「ピア39」の現在の様子をお伝えします。
ピア自体は6月中旬にオープン
サンフランシスコで最も人気の観光スポットとして知られる「ピア39」。1978年からフィッシャーマンズ・ワーフに欠かせないエンターテイメント施設として多くの観光客が足を運ぶスポットです。3月に自宅待機令が出てからは一旦封鎖されたものの、6月中旬に再オープン。現在は、多くの小売店やレストランが営業を続けています。
早朝の様子
まだ店舗が開く前の早朝の様子。「Vlahos’ Fruit Orchard」が以前と変わらないようにテントを張ってフルーツを販売しています。観光客が少ない今、人影はまばらです。
多くのレストランは店頭や2階部分のデッキに屋外テーブルを設置しているため、屋外であれば以前と同じように食事を楽しむことができます。
2020年9月初旬の時点では、39の小売店と16のレストランが営業中です。
週末の様子
週末のピア39はこのような雰囲気。近郊からの観光客がぼちぼちと戻ってきています。以前は人混みでまっすぐ歩くことも難しかった埠頭ですが、現在は程よく社会的距離が取られる程度の混み具合。レストランでも待たずに食事ができ、のんびりと散策も可能です
気になるカリフォルニア・アシカの様子は?
1990年からピアの埠頭に住み着く野生アシカは、埠頭の人手を気にすることなく元気です。夏の間、アシカは繁殖期に向けて南にあるチャネル諸島に移動するため、現在の数はごく僅かですが、冬になると徐々に埠頭に戻り、最大900匹まで増えていきます。
少数のため寂しそうに見えますが、アシカの様子はいたっていつも通り。相変わらず大きな声で鳴いたり、ゆったりと日向ぼっこを楽しんでいますよ。ちなみにこの野生アシカの様子は、公式サイトのウェブカムからいつでもチェックが可能。アシカに会いたくなったら、こちらのリンクからアシカの様子や背後に広がるサンフランシスコ湾の風景をお楽しみください♪
観覧するエリアには、もれなく社会的距離(6フィート)を示すステッカーが貼られています。アシカ見学もお互いの距離を保ちながらできるように工夫が凝らされていますよ。
最後に
経済復帰について新たな計画が発表されたばかりのサンフランシスコ。9月中旬からはさらに観光客が増える見込みです。9月初旬の時点では、近郊から出向く観光客が戻りつつある状態。安全対策を取りながら、いかに観光客を迎え入れるかが今後の焦点になりそうです。
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