サンフランシスコ市内でもおしゃれなカフェやブティック・雑貨屋さんなどが数多く集まるミッション地区。ヒップでカラフルなこの地区を楽しめるおすすめスポットを紹介します♡
ミッション地区の目抜き通りは「バレンシア通り」!
北端のマーケット通りからバレンシア通りを中心に南は24丁目あたりまで伸びるミッション地区の観光エリア。散策する場合はバレンシア通りに沿って歩くと街歩きをより楽しめます。
ミッション地区までのアクセス方法
ユニオンスクエアからは、路面電車Fトレインがおすすめ。カストロ地区行きの電車に乗ったら、Market Street & Gough Streetで下車し、そのままマーケット通りを1ブロック進み、バレンシア通りを南に向かって歩きます。
観光スポット
【1】まずはミッション地区ならではの雰囲気を楽しもう!
まずはバレンシア通りを歩いてミッション地区ならではの雰囲気を楽しみましょう!ミッション地区にはカラフルは壁画が多く、バレンシア通り沿いに多くの「パークレット(Public Parklet)」が設置されているのが特徴。このパークレットは、歩道と車道の間に作られたブースのことで、屋外休憩スポットとして市民が活用できるもの。
サンフランシスコが発祥で、2010年に最初のパークレットが登場してから、徐々に市内あちこちに見かけるようになりました。コーヒーを片手にこのパークレットで談笑するローカルの様子は、ミッション地区を代表する光景とも言えます。
【2】「クラリオン路地(Clarion Alley)」でカラフルな壁画をバックにセルフィー撮影!
バレンシア通り沿い・17丁目と18丁目の間にある細い「クラリオン路地」も、観光に外せないスポット。路地の両脇全てに壁画アートが施されており、この壁画を背景に写真撮影を楽しめます。
ここはローカルにも観光客にも人気で、写真を撮るために列ができるほど。ぜひ好きな壁画の前でセルフィー撮りを楽しみましょう。
- 場所の目安:バレンシア通り沿い 17丁目近く
【3】「ミッション・ドロレス公園(Mission Dolores Park)」で絶景を満喫
バレンシア通りからちょっと離れますが、ドロレス通りにある「ミッション・ドロレス公園」も南東の端から見る絶景が人気です。ローカルの憩いの場所でもある公園に、ぜひ立ち寄ってサンフランシスコならではの光景を楽しみましょう。この公園について詳しく知りたい方は、↓の記事を参考にしてください☆
▼参考記事▼ サンフランシスコの絶景を楽しめるミッション・ドロレス公園
- 場所の目安:ドロレス通り&18丁目
【4】「サンフランシスコ・ミッション(San Francisco Mission)」で伝道の歴史を感じよう
サンフランシスコで1番古い伝道所「ミッション・ドロレス教会」も立ち寄ってみたいスポット。1776年建設の建物はその景観の良さに加え、礼拝堂など内部の観覧も行えます。メキシコから取り寄せた祭壇部分の繊細な壁の模様や広い中庭様子など、見どころの多い観光スポットです。
- 場所の目安:ドロレス通り&16丁目
カフェスポット
【1】サンフランシスコを代表するコーヒー店「Four Barrel Coffee」
ミッション地区でおいしいコーヒーを飲みたいなら、断然おすすめなのが「フォー・バレル(Four Barrel)」。廃材を再利用して作られたシンプルでインダストリアルな内装はもちろん、シングルオリジンのこだわりコーヒーを楽しめる場所としておすすめです。
ここのカプチーノはとにかく泡が’滑らかで、ふんわりとした口当たりなのが特徴。店内にはマイクロバッチで焙煎されるコーヒー豆の良い香りが漂います。カフェ前にはパークレットがありここで通りを眺めながらコーヒーを楽しむのも◎。
- 場所の目安:バレンシア通り沿い 15丁目近く
【2】店内で作られるチャイティーがおいしい「Samovar Tea」
お茶派の人におすすめなのが「Samovar tea (サモバーティー)」。特に店内で大きな鍋を使って手作りされているチャイは絶品。サンフランシスコらしくアーモンドミルクが使われたチャイは、ほんのり甘く濃厚な味。店内のテーブルは数が限られているため、混んでいる場合はテイクアウトしてパークレットで楽しむのがおすすめ。
多種類のお茶をオーダーできるほか、軽食メニューもあります。ここはこだわりの「Acme Bread(アクメブレッド)」を使っているためトースト類もおすすめですよ!
- 場所の目安:バレンシア通り沿い 15丁目近く
【3】本格的な抹茶の味を堪能できる「Stonemill Matcha」
石臼で轢かれた本格的な京都の抹茶を扱うお店。日本を感じる和モダンでシンプルな内装も魅力。ここ数年アメリカでは抹茶ブームなのもあり、2018年のオープン以来 週末は長い行列ができる人気カフェです。
抹茶専門店だけあり抹茶の飲み物はもちろん、抹茶クリームのシュークリームなども人気。軽食もお茶漬けやカツサンドなどを提供しており、日本の味が恋しくなった時にもおすすめです。
- 場所の目安:バレンシア通り沿い 16丁目近く
【4】ヒップスターが集う「Ritual Coffee」
フォーバレルに続き、サンフランシスコの4大サードウェーブブランドのひとつとされる「リーチュアル」。赤と白を基調としたポップなロゴを採用し、店内の内装もよりモダンな印象です。
ここもシングルオリジンのコーヒー豆を使用したこだわり味が特徴。店内にロースターは設置されていませんが、コーヒー豆は全てサンフランシスコ市内で焙煎されているそう。
- 場所の目安:バレンシア通り沿い 21丁目近く
食事スポット
ミッション地区は数多くのレストランがあることでも知られています。観光の途中でも食べやすいカジュアルレストランをご紹介します↓↓
【1】サンフランシスコで話題のビルマ料理店「Burma Love」
サンフランシスコで人気のビルマレストラン「ビルマ・スーパースター」の姉妹店。バレンシア通りに店舗を構えるレストランは特にローカルに人気です。茶葉を発酵させて作る茶葉サラダが有名で、アメリカの人気グルメTV番組『フードネットワーク』で紹介されたほど。
店内はテーブル数も多いのですが、予約を取らない上に常に混んでいます。ランチ時間やディナーのピーク時をずらして訪れると、比較的早く座ることができますよ。
- 場所の目安:バレンシア通り沿い デュボース通り近く
【2】カリフォルニアスタイルのメキシカンを堪能!「Little Chihuahua」
カリフォルニアスタイルのメキシコ料理を提供するレストラン。サンフランシスコらしくサステーナブル(現状維持可能)な食材にこだわりを持ち、オーガニック食材を多く使っているのが特徴。
カリフォルニア風にアレンジされたメニューはベジタリアンのオプションも多く、カジュアルなスタイルでローカルに人気のレストランです。おすすめはプランテイン(バナナ)を使ったブリドー。ほんのり甘いプランテインのしっかりとした食べ応えを楽しめます。
- 場所の目安:バレンシア通り沿い
【3】焼きたて薄生地ピザが定評!「Flour & Water Pizzeria」
2019年にできたばかりのピッツアリア。店内にオープンキッチンの工房があり、ピザがどんどん焼かれるのをカウンター席で眺めることができます。市内でも人気のイタリアンレストラン「Flour & Water」の姉妹店。
どれも新鮮な旬の食材が使われたピザは、薄生地で軽い食感。常に混んでいますが、ランチ時間であれば比較的入りやすいですよ。
- 場所の目安:バレンシア通り沿い & 18丁目
【4】新鮮なサラダをもりもり食べられる「Mixt」
新鮮な野菜をたっぷり食べたいときにおすすめなのが良質な食材に重きを持つ「ミクスト」。店内では葉菜からサラダのトッピングまで数多く揃っており、その場で好きなサラダを作ってもらえます。
バレンシア通りに面した店内は、明るくて清潔感もあり居心地が良いのもおすすめポイント。セルフサービス形式なのでひとり旅の方にもおすすめです。
- 場所の目安:バレンシア通り沿い 20丁目の近く
おいしいスイーツならここ♡
【1】繊細でカラフルなスイーツ♡「Craftman and Wolves」
まるでパリのパティスリーのような色鮮やかで繊細な見た目が特徴なのが「クラフツマン&ウォルヴス」。量より質と重視としたデリケートなデザート類は、甘すぎず日本人にも受け入れやすい味。細長い店内は木目を基調としたモダンで落ち着いた内装です。テーブル席は店内・店頭合わせても数席しかないため空いた時間を狙って行くのがおすすめです。
- 場所の目安:バレンシア通り沿い 18丁目近く
【2】こだわりの手作りチョコレート工房&カフェ「Dandelion Chocolate 」
カフェ内の様子
日本にも店舗を構えるサンフランシスコ発のこだわりチョコレート工房。使われる材料はカカオ豆と砂糖のみ、と非常にシンプルで、カカオ豆本来の味わいを楽しめます。店内には小さなカフェもあり、ここでホットチョコレートやデザートを楽しむことも。2018年には16丁目とアラバマ通りの角に新たな工房がオープン。こちらも要チェック!
- 場所の目安:バレンシア通り沿い
【3】旬の食材を使ったオーガニックアイスクリーム「Bi-Rite Creamery」
サンフランシスコで最も知名度の高いアイスクリーム屋さんと言えばここ。無添加且つオーガニックの旬の食材にこだわり、1から手作りされるアイスクリームはどれも濃厚な味わいです。フレーバーも多種類で、ショーウィンドウに並べられたアイスクリームはどれも天然の優しい色合い。季節を問わず店舗の前には常に長蛇の列ができ、その人気のほどを伺えます。濃厚&クリーミーなアイスクリームが好きな人はぜひ試してみて欲しいお店ですよ。
- 場所の目安:18丁目&ドロレス通り
【4】言わずと知れた超有名ベーカリー「Tartine Bakery」
パン好きさんなら絶対に知っている、サンフランシスコでも1番人気のパン屋さん。18丁目沿いにあり、パンが焼きあがる時間帯は通りに長い列ができることでも知られています。パンだけでなくペーストリーも数多く販売しており、繊細なヨーロッパの焼き菓子と良い意味で大雑把なアメリカのスイーツを上手に融合させた絶妙な味わいが人気の理由。
ベストセラーのバナナクリームタルトは、甘すぎないクリームとサクサクの生地が絶品。カフェ自体は狭いので座る場所を確保できない場合は、ミッション・ドロレス公園で食べる方法もおすすめ。
- 場所の目安:18丁目&グレロ通り
ショッピングも楽しもう
ミッション地区ではローカル産の雑貨を扱うお店も多く、ぜひ買い物も満喫したいもの!ここならではのアイテムをゲットしましょう♪
【1】アロマキャンドルとセンスの光る雑貨「Often Wander」
アロマキャンドルをはじめとしたセンスある雑貨のセレクトショップ。おしゃれな空間と凝ったディスプレイも見もので、思わず長居してしまいそうです。クリスタルをはじめとしたパワーストーンも扱っています。
- 場所の目安:バレンシア通り沿い 16丁目近く
【2】お土産にぴったりのエコバッグ屋さん「Baggu」
外せないのはカリフォルニア発のエコバッグブランド「Baggu」。可愛らしいテクスタイルが揃う高品質エコバッグは、サンフランシスコでも大人気。サイズ展開も幅広いので用途に合わせて選ぶこともできます。
- 場所の目安:バレンシア通り沿い 20丁目近く
【3】ローカル産を多く扱う「Bi-Rite」
地元産の商品を数多く扱うグルメ・スーパー。前述したバイライト・アイスクリームと同じ系統です。グルメスーパーだけあり、地消地産に力を入れており、ローカル産の品物が数多く置かれており、お土産探しにもGood ! 地元密着型で規模が小さいため、ローカル気分でお買い物ができます。
- 場所の目安:18丁目沿い グレロ通り近く
【4】手作りのジュエリーがたくさん!「Needles & Pens」
バレンシア通りと23丁目にある雑貨屋さん。ローカルの職人が作った商品を数多く扱っているセンスの良い品揃えが魅力。ジュエリーの数も多く、自分用のお土産探しにもぴったりです。
- 場所の目安:バレンシア通り沿い 23丁目近く
気になるトイレ事情
ミッション地区でトイレを使うなら、レストランで食事の際か、ダンデライオンチョコレートカフェがおすすめ!ギフトショップを見て回るついでに、ここで済ませておきましょう。店内に入ってチョコレート工房を左に奥まで歩くと左手にありますよ。