グルメな街としても知られるサンフランシスコには、ハイクオリティのコーヒーを提供するカフェもたくさん。今回はコーヒーもパンも絶品のカフェ「ジェーン」をご紹介します☆
市内に3店舗展開するベーカリー&カフェ
ジェーンは、市内に3箇所に店舗を展開する人気ベーカリーカフェ。2011年にフィルモア通りにオリジナルカフェをオープンしたのち、2013年にテンダーロインのラーキン通りにカフェ・2016年にジャパンタウン近くのゲイリー通りにパン工房をオープンしました。
カフェのモットーは良質のコーヒーとパンを提供すること。自家製のパン作りはもちろん、コーヒーやお茶葉もオリジナルで作るそのこだわりぶりが人気です。
フィルモア通りに面するオリジナル店(Jane on Fillmore)
ジェーンのオリジナルカフェ Jane on Fillmore があるのが、高級住宅地パシフィックハイツの目抜き通り。人通りの多いフィルモア通りに店舗を構え、週末はブランチを求める人たちで行列ができます。
ジェーンは全てカウンターで予めオーダーするスタイルが取られています。まずメニューを確認し、カウンターでオーダーと支払いを済ませましょう。支払いが終わったら番号札を渡されるので、あとは好きなテーブルに座るだけです!
コーヒーをオーダーする場合は名前を聞かれ、できあがった時点で呼ばれるためコーヒーバーまで取りに行く必要があります。テーブルに座ったらバリスタの位置を確認しておきましょう。ちなみにジェーンのコーヒー豆は、ミディアムダークに統一され、全て店内で焙煎されています。
オリジナル店のカフェの特徴は、モノトーン調のテーブル!このテーブルの上にパンとコーヒーを並べるだけで、なんだかとっても映える写真が撮れます。
店内は通りから奥に長く壁際にテーブルが置かれています。混んでいる場合は2階席もチェックしてみましょう。利用客はほぼローカルで占めるため、ローカル気分を味わえますよ♪
ゲーリー通りのパン工房 (Jane the Bakery)
ゲーリー通りに面し、スタイナー通りとの角に店舗を構えるのがパン工房 Jane the Bakery。店内右奥からキッチン、コーヒーバーとあり、カウンターを挟んで左手にペーストリー類がショーケースに並べられています。
ジェーンのパンはサンフランシスコの大会で、2017年にベスト・バゲット賞・2018年にベスト・クロワッサン賞を勝ち取った実力派。そのクオリティには定評があり、この店舗はパンをカフェを利用するというより、パンを買い求めて来る人がほとんどを占めます。
人気のクロワッサンは、パリパリした表面に加え、繊細な層がいくつも重なる薄生地で構成。どっしり感とは皆無の軽い食感です。
またランチ時間にはチャバタパンを使った数種類のサンドイッチが登場します。どれも具材の種類が多く彩りが良いのも特徴。
特にローストカリフラワーを具材にしたベジタリアンサンドイッチはおすすめ!チャバタパンのモチモチとした食感と、ほんのりカレーのスパイスが効いたカリフラワーは食べ応え抜群です。量も多いので2人でシェアするのにも向いていますよ。
ここは工房なのでお持ち帰りがメインとなり、テーブル数も限られています。店内でゆったりと食べるには向きません。座る場所を確保できない場合は、スタイナー通り向かいにある公園で食べるのもアイデアです。
観光客にも人気なのがラーキン通りのカフェ!(Jane on Larkin)
テンダーロイン地区のラーキン通りとシダー路地の角にあるのが Jane on Larkin。大きな窓から自然光が差し込む明るい店内が特徴です。ユニオンスクエアから徒歩圏内という場所柄、付近に住むローカルだけでなく観光客も多く訪れます。
ここの店舗はカウンターのスペースとテーブルの数が多く、比較的ゆったりとしているため混む時間を避けるとゆっくりと食事を楽しめます。おすすめは週末のブランチメニュー!週末であれば営業時間中ずっとオーダーできるので早朝からしっかり朝ご飯を食べたい人にも向いています。
彩りの良いドラゴンフルーツボウルやエッグサンドイッチ、エッグベネディクトなどがブランチの人気メニュー。ここもまずカウンターで注文し、空いた席に座ってオーダーを待ちましょう。
週末は常に混んでいるため、朝早めに向かうと混雑を防げますよ。尚、ここの店舗は比較的治安の悪いとされるテンダーロイン地域に位置します。日中であれば人通りも多く比較的安全ですが、ユニオンスクエアから向かう場合はゲーリー通りよりポスト通りを歩くことをお勧めします。