大統領選挙がいよいよ来週に近づいたアメリカ。市内ではあらかじめ郵送された投票用紙を事前に記入し、投票会場に直接届けに行く方法が主流です。今回はパンデミックの中、市役所前に設置された屋外選挙会場の様子をレポートします。
あらかじめ郵送された投票用紙を記入しておこう
まずは現地で無駄な時間を費やさないように、あらかじめ事前に郵送されてきた選挙用紙(Official Ballot)の記入を済ませておきます。郵送されてきた封筒の中には、用紙と共に専用の封筒が同封されています。この封筒に記入済みの用紙を入れ、しっかりと封をして市内の会場に向かいます。
市内にある屋外会場の様子
市内にある屋外会場に向かう道中、同じように封筒を手にして歩く人たちをちらほら見かけました。特設会場はシティーホールの前にある広場に作られており、このように大きな仮設テントが貼られています。
仮説テントの方に進むと、大きく「Vote or Drop Off Your Ballot Here」というバナーが貼ってあるのでそちらの方向に進みます。
仮説会場の目の前に小さな青色のテントがあり、ここに大きなオレンジ色の箱がふたつ設置されています。この目立つ大きな箱が投票箱です!
写真のように投票用紙の入った封筒をこのオレンジの箱の中に投入したら、投票は完了!記入済みの投票用紙を入れるだけなので、ここでID確認などは一切なく、一瞬で終了します。
選挙後に貰えるアイテムがこちら
投入後は、選挙箱の担当係員が「投票したよ!」というシールと自分の投票用紙の行方をトレースできるURLがついたカードを配布してくれます。このシールは各自治体によってデザインが異なり、サンフランシスコでは、英語・スペイン語・中国語・タガログ語の4つの言語が記されています。
会場の混み具合はこんな感じ
サンフランシスコ市は、感染防止のためできるだけ混まないように選挙日の29日前・10月5日から投票を受け付けています。最終週の平日でも人混みは見られず、投票箱の前も人の行き交いは絶えないものの混んでいるという印象はありませんでした。
最後に
気になる大統領選挙、実際の会場の様子をレポートしました。サンフランシスコでは平日は8:00am-5:00pm、最終週末(10/31& 11/1)は10:00am-4:00pm、選挙当日(11/3)は7:00am-8:00pmまで投票を受け付けています。会場は屋外に広いスペースが取られてあり、できるだけ人集りができないよう速やかに動けるような動線が作られています。