サンフランシスコ・ノイバレーにある人気のブランチスポット「ル・マレ」。焼きたてのフレンチペーストリーを楽しめるベーカリーカフェをご紹介します♪
ル・マレの場所とアクセス方法
市内に3店舗のカフェを展開するフレンチベーカリーカフェ「Le Marais(ル・マレ)」。フランス出身のオーナーが、地元アルパジョンにあるラ・ボランジェリーのようなお店を再現したいと2013年にマリーナに店舗をオープンしました。それ以降家族営業で、できるだけオーガニックでローカル産の原材料や食材を使ったフランスのパンやヴィエノワゼリ作りを行っています。
今回ご紹介するのが、ミッション地区とカストロ地区の境目にある店舗。人通りの多い18丁目とサンチェス通りの角にあるカフェは、サンフランシスコを代表する「ミッション・ドロレス公園」にも近く観光の際に立ち寄るにもぴったりです。
ユニオンスクエアからアクセスする場合は、パウエル駅からマーケット通りを走るFトレイン・もしくは地下鉄KTラインに乗ってカストロ駅で下車、そこから徒歩で18丁目を歩く方法がおすすめ。レインボーカラーに溢れるカストロ地区散策も楽しめます。地下鉄の乗車時間は約7分・そこから徒歩で約7分の距離です。
外観の様子
こちらが、通りの角に面したカフェの様子。パステルブルーを基調に白のフレームが使われた外観は、明るくポップな印象です。エントランスのタイルに「ボンジュール」と描かれています。看板はありませんが、窓にゴールドのペイントで店名が記されています。
パークレットエリアも充実!
18丁目沿いには大型パークレットが設置されているほか、店舗沿いにテーブルが並べらています。パークレットに余裕があり、屋外での食事も可能。ただし日差しを遮る屋根部分がないため、日中は帽子やサングラスなどの日光対策が必要です。
カフェの内観
サンチェス通りから入った店内の様子。通りに沿った壁は全てガラス張りで、店内は明るく開放感にあふれています。右手にコーヒーバー、その裏にキッチンがあります。一番奥にはペーストリーが置かれたカウンターがあり、こちらでオーダーと支払いを済ませます。窓に沿ってテーブルが設置されており、ワクチン証明を提示すると店内での飲食も可能ですよ。
ペーストリーステーションの様子。アンティーク調の可愛らしいテクスタイルが使われており、歴史的な建造物が多いフランスの小さな町を彷彿とさせます。ここでメニューを見ながらオーダーと支払いをすると、番号札を配布されるのでこちらを持って好きなテーブルに着席しましょう。
また、エスプレッソドリンクをオーダーした場合は、チケットを渡されるのでこれをコーヒーバーに持っていく必要がありますよ。
今回食べたメニュー
それでは今回いただいたメニューをご紹介します。まずカプチーノ。通常のカプチーノに比べると量が多く、なみなみとしたミルク入り。ミルクフォームの硬さも、味も平均的。後味にコクというより、ほんのり焦げを感じました。ただ「レ・グルマン」や「メゾン・ダネル」など、市内のほかのフレンチカフェに比べると格段のおいしさです!
プレーンクロワッサン。焼きたてだけあって、表面がパリッとしており、サクサク感が絶妙です。香ばしさがあり、バターの風味も程よく感じます。以前食べ比べをした店舗と比べても、かなり上位に入りそう。どちらかというとジェーンのクロワッサンに似ている感じです。
こちらが、フレンチビストロの定番「ハム入りマダム・クロック」。パンドミにベシャメルソース・グリュイエールチーズが使われたサンドイッチは、サイドに季節のサラダ付き。サニーサイドアップの卵が半熟で、とろりとパンに染み込みかなり濃厚。ボリューミーなので、ふたりでシェアすると飽きずに食べられます。
ベジ入りオムレツ。中にアスパラガスやブロッコリーがふんだんに入っており、しっかりと野菜の味と食感を楽しめます。卵自体もしっとりとしていて、満足度の高いオムレツ。フレンチビストロらしく、盛り付けもきれいです。
最後に
サンフランシスコで人気のブレンチベーカリーカフェ「ル・マレ」をご紹介しました。ちなみに店名に使われる「ル・マレ」はパリの3区から4区にかけて広がる歴史的地区。自然光に溢れた明るい店内やパークレットで、フレンチスタイルのブランチを楽しみたい方はぜひ参考にしてくださいね。
店舗情報
- Le Marais Bakery
- 住所:498 Sanchez St, San Francisco, CA 94114
- 営業時間:8AM-3PM(月曜定休)