7月24日、サンフランシスコのソーマ地区のツイッター本社の看板の撤去作業が始まりました。長い間ソーマ地区のアイコンとして親しまれていた看板の様子と現地の雰囲気などをお伝えします。
看板撤去までの動向
今回看板撤去に至ったのは、ツイッターを2022年10月に440億ドルで買収した米実業家イーロン・マスクのリブランディング計画によるもの。マスクは7月23日に新たな名称Xを発表し、25日現在時点ではツイッターアプリのデザインもXに変更された状態になっています。
このXは、オーディオ、ビデオ、メッセージング、ペイメント/バンキングを中心とした無制限の双方向性の未来の状態だとされます。
7月24日の様子
それではこの看板撤去作業が開始され、中断された7月24日の様子をお伝えします。マーケット通りにあるツイッター本社、10番通りとマーケット通りの角に設置された細長い看板は現在、10番通り沿いの看板だけ中途半端に撤去された状態で残されています。
こちらが10番通りの看板の様子。下の部分から撤去作業が行われ、アルファベットのerの部分と青い鳥のアイコンはまだ残ったままです。
看板を真下から見た様子がこちら。一部分だけ中途半端に取り除かれて、放置された様子が見て取れます。筆者が訪れた午後8時すぎは、すでに人だかりもなくレポーターがひとりと写真撮影を行う通行人を数人見かけただけの落ち着いた状態でした。
7月25日
翌日25日午前中に、プラットフォーム上のツイッターロゴがXに切り替わりました。本社の様子は昨日と変わりなく、中途半端にerの部分を残したまま放置されています。
実際に本社ビルにXのイルミネーションが点灯されているかの検証で夕暮れ時に訪れてみましたが、イルミネーションは皆無です。これだけ見ると何も変わらないツイッター本社のままです。
最後に
サンフランシスコ・ソーマ地区にあるツイッター本社付近の最新動向をお伝えしました。看板や本社ビルに新たな動きがあった際は、再度レポートします。