ほのかに酸っぱいクレープのような生地にフィリングを包んで食べるエチオピア料理。サンフランシスコでおすすめのカジュアルレストラン「オアシス・カフェ」をご紹介します♪
オアシスカフェの場所とアクセス方法
サンフランシスコの地図のほぼ中心部分、フィルモア地区に位置するオアシスカフェは市を南北に通過するディビサデロ通りとマカリスター通りの北西角に位置します。以前紹介したミルカフェは、ディビサデロ通りを挟んでほぼ反対側に位置します。
ユニオンスクエアからのアクセスは、オーシャンビーチ行きの5番バスの利用が便利。マーケット通りとグラント通りの角からバスに乗車し、マカリスター通りとディビサデロ通りの停留所で下車。通りを渡るとレストランに到着します。バスの乗車時間は約16分です。
周辺の雰囲気
車道の広いディビサデロ通りは車の往来が多く、人の往来も頻繁な通りです。日中であれば、1人で散策してもさほど問題はありません。特にゲーリー通りから南の通り沿いはレストラン・カフェ・小売店が多く散策するのにぴったりのエリア。ディビサデロ通りをそのままずっと南下すると、大きなレインボーフラッグで有名なカストロの交差点に到達しますよ。
レストランの外観
白い煉瓦作りの建物の中にあるレストラン、一杯ずつ淹れるドリップコーヒーという看板が出ておりコーヒー専門店のような見た目ですが、メインエントランス左手に「エチオピア・エリトリア料理専門店」という簡素な紙の表示が貼られています。遠くからでも目立つ緩やかな丸みを帯びた白の建物の、一階部分に位置します。
レストランの内観
メインエントランスから入ると段差があり、目の前にオーダーカウンターが置かれています。まずここでオーダーと支払いを済ませ、空いているテーブルに座ります。
こちらがオーダーカウンターの様子。大きなスクリーンにメニューが書かれており、こちらを見ながらオーダーします。カウンターはよくある昔ながらのデリのような雰囲気で、いろんなものがごちゃごちゃと秩序なく置かれているイメージ。質素でこれといったテーマがなく、レトロな懐かしさを感じる内装です。
メニューとオーダーしたもの
メニューはティブを中心としたエチオピアとエリトリアの郷土料理を幅広く展開しているほか、オムレツやサンドイッチ・ハンバーガーなども扱っています。アリチャ(カレー風味の野菜煮込み)やキットフォ(挽肉)など聞きなれない名前のメニューが並んでおり、まさに専門店と言った感じ。中でもおすすめなのが「ベジタリアン・コンボ」です。
ベジタリアン・コンボは、薄くて平たいクレープのような薄く大きな生地に、野菜でできた具材が5種類のせられたサンプラー的なメニュー。中の具材は、柔らかくなるまで煮たコラードグリーン・キャベツ・トマト・ジャガイモ、白レンズ豆の5種類。それぞれ味わいは変わりますが、どれも強いスパイスは使われておらず素材を活かした優しい味わいです。
具材は、テフと呼ばれる平たいパン生地と一緒にいただきます。このテフは、ほのかに酸っぱくモチモチ感はありませんがしっとりとしており、煮野菜との相性が抜群!一般的にカトラリーは使わず、そのまま指を使っていただきます。具材をひとつずつサンプルした後は、具材をそれぞれブレンドしたりとさまざまな味を楽しめますよ。
最後に
サンフランシスコもなかなか珍しいエチオピア料理。カジュアルでのんびりとした雰囲気のカフェは、ひとりご飯にも最適です。アメリカ料理ともアジア系料理ともまた違う、独特のベジごはんにぜひ挑戦してみてください♪
店舗情報
- Oasis Cafe
- 住所:901 Divisadero St, San Francisco, CA 94115
- 営業時間:6:00AM – 9:30PM