【サンフランシスコ・グルメ】行列必須!人気のグルメラーメン店「Mensho Tokyo SF」

ラーメン激戦区ともいわれるサンフランシスコで、行列が絶えない人気店として知られる「Mensho Tokyo SF」。2016年のオープン以来、ハイクオリティなラーメンが味わえる店として注目を集めています。今回は、ユニオンスクエア近くにあるサンフランシスコ一号店をご紹介します。

高い知名度を誇るラーメン店

2016年のオープン以来、濃厚な鶏白湯スープともちもちの自家製麺で知られる「Mensho Tokyo SF」。ラーメン激戦区として知られるサンフランシスコにおいても、常にランキング上位に名を連ねる人気店です。
Bay Areaベストラーメン」リストの常連であり、2025年Yelpのベストラーメン では第2位にランクイン。ミシュランの星こそ未獲得ながら、ミシュランガイドに推薦店舗(Michelin Recommended)として掲載されるなど、確かな実力を誇るラーメン店です。

レストラン周辺の雰囲気

ユニオンスクエアから徒歩圏内という便利な立地にあるこちらのレストランは、サンフランシスコの中でもテンダーロイン地区に近いエリアに位置しています。この周辺は地域柄やや雑多な雰囲気があり、通りにはゴミが散見されることもあります。

ユニオンスクエアから歩いて向かう場合は、ゲーリー通りやポスト通りなど北側の通りを利用するのが比較的安心です。夜間に訪れる際は、シェアライドの利用をおすすめします。

レストランの外観

ゲーリー通りに面したレストラン、黒いフレームのガラス張りというシンプルな外観が特徴です。赤い暖簾がなければ、うっかり通り過ぎてしまいそうですが、店頭にできた行列とスタンションポストが目印になっています。レストランの入店待ちとは別に、テイクアウトを待つ人の姿も見られ、周辺は常に人だかりがある印象です。

筆者が訪れたのは、金曜日の午後6時過ぎという最も混雑する時間帯でしたが、待ち時間はおよそ20分ほど。並んでいる間にスタッフがメニューを配ってくれるので、待ち時間を活用してオーダーを選ぶことができます。

レストランの内観

メインエントランスから見た店内の様子。こぢんまりとした空間に、2列の大きな木製のコミューナルテーブルが並んでいます。テーブルには半透明のパーティションが設置されており、他のグループとテーブルを共有しながらも、適度なプライバシーが保たれるスタイルです。

白と黒を基調としたシンプルな内装ですが、天井からは多数の観葉植物が吊るされており、カフェのようなナチュラルな雰囲気です。

店内の最奥には大きなカウンターがあり、その背後にあるのがキッチン。カウンターの上には、ガラス製のサイフォンコーヒーメーカーのような器具がずらりと並び、出汁を連想させる乾物がディスプレイとして美しく配置されています。

メニューとオーダーしたもの

メニューは一枚にまとめられたラミネート仕様で、列に並んでいる間にスタッフが手渡してくれます。ラーメンは全9種類の展開で、鶏白湯が中心。ほかにも、和牛坦々麺やユニークな鴨抹茶ラーメンのほか、ヴィーガンラーメンも3種類ラインナップされています。前菜は、唐揚げやエノキのフライなど、がっつり系が多い印象です。

最初にオーダーしたのは「枝豆」。食事のはじめに植物繊維を摂りたかったのですが、サラダなどの野菜系メニューは見当たらなかったため、代わりに選びました。枝豆は冷蔵庫から出してすぐのような冷たさで、ごく一般的なスタイル。特筆すべき点は特にありません。

こちらが人気メニューの平茸でできた「ヴィーガンフライドチキン」。ジューシーで旨味をしっかり感じます。あまりきのこの唐揚げは見かけないため、非常にユニークです。

こちらは「スパイシーヴィーガン担々麺」。スープは濃厚かつクリーミーで、植物性とは思えないほど旨みが感じられます。エノキで作られたチャーシューはジューシーで、食感も見事に再現されています。

麺は太めでしっかりとしたコシのあるタイプ。まさに中華麺という表現がぴったりです。

今回いただいたのは「まぜそば」。注文時にスタッフから「これはスープなしのタイプだからね」と念押しされました。おそらく、蕎麦麺と混同してしまう人がいるため、メニュー上では「まぜ麺」と表記されているようです。

麺は他のメニュー同様、太めでモチモチとした食感。一人前としてちょうど良い量で、雑味やクセは一切感じません。トッピングに使われたナッツの食感がアクセントになっており、全体の味を引き立てています。個人的には、サンフランシスコで食べられるまぜそばの中でも、最もクオリティが高いと感じます。

最後に

サンフランシスコで高い人気を誇るラーメン店「麺庄東京SF」をご紹介しました。こちらのレストランにはデザートメニューがなく、長居してゆっくり過ごすというよりは、純粋にラーメンの美味しさを味わうための場所といった印象です。

ラーメンはどれも確かなクオリティで、素材の良さと丁寧な仕上がりが感じられます。サンフランシスコで本格派ラーメンを楽しみたいときや、旅の合間に立ち寄る一杯としてもおすすめです。

店舗情報

  • Mensho Tokyo SF
  • 住所:672 Geary St, San Francisco, CA 94102
  • 営業時間:月〜木:17:00–22:00, 金土:16:00–23:00, 日:16:00–22:00

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