【サンフランシスコでカフェ巡り】人気カフェ「ジェーン」が中華街の目抜き通りに新店舗をオープン♪「Little Jane on Grant」

サンフランシスコでおいしいコーヒー&ペーストリーを提供するベーカリーカフェ「ジェーン」。2022年2月3日に中華街の目抜き通り「グラント通り」にこじんまりとしたカフェをオープンしました。観光の途中に手軽に寄れる可愛いらしいキッチュなカフェ、新たな観光名所となりそうです。

「ジェーンベーカリー&カフェ」とは

ジェーンオンラーキンのカフェ

良質のコーヒーとパンを提供するカフェとして市内で広く知られる「ジェーン」。現在フィルモア通りの本店カフェに加え、テンダーロイン地区のラーキン通り沿い・ジャパンタウン近くのゲーリー通り沿いの工房の3ヶ所でおいしいコーヒーと焼き立てのパンを提供しています。

全て店内で焙煎されるミディアムローストのコーヒーは、安定した美味しさのほか、サンフランシスコの大会で、2017年にベスト・バゲット賞・2018年にベスト・クロワッサン賞を受賞した実力派でもあります。ローカルに幅広く親しまれてるジェーンが、2022年に2月チャイナタウンのど真ん中・グラント通り沿いに小さなカフェをオープンしました。

ジェーン・オン・グラントの場所とアクセス方法

サンフランシスコのチャイナタウンの目抜き通り「グラント通り」にオープンした「リトルジェーン」。グラント通りとほぼユニオンスクエアからは、中華街のアイコンである中華門を抜けてまっすぐ北に歩くだけ。約15分ほどで到着します。

観光客御用達のグラント通り、中華街を意識した作りの街灯や建物が続く通りには漢字で記された多数の雑貨店や小売店が立ち並び、まさにサンフランシスコ独自のチャイナタウンの雰囲気を楽しめます。

外観

うっかりすると通り過ぎてしまうほどのポケットサイズの店舗、店頭は、ドアと右手にウィンドウがひとつあるのみです。黒い看板に黄色のフォントで店名が記されていますが、通りに看板などは置かれていません。

真正面から見た様子。ウィンドウにはコーヒー豆や、雑貨・パンなどが所狭しと飾られています。ドアの前に鶴られた赤い提灯は、旧正月だからなのか中華街の雰囲気を醸し出すためなのかは不明。エメラルドと黄色のタイルがキッシュな雰囲気です。

ウィンドウに飾られた商品。パンやマグカップなどが所狭しと置かれています。ウィンドウの作りなのか、なんとなくハワイ島の田舎にあるようなお店を彷彿とさせるレトロな雰囲気です。

周辺の雰囲気

中華街のほぼど真ん中にあるカフェ、グラント通りは特に観光客も多く賑やかなエリアです。中華街の雰囲気を楽しむのにぴったりの通りは、治安も悪くなく日中であれば1人で歩いても問題はありません。このまままっすぐグラント通りを北に進むと、イタリア人街「ノースビーチ」に到達します。

店内の様子

奥に細長いレイアウトの店内、ドアから入ると右手にカウンターがあり奥に冷たいジュースやサラダを配置した大型の冷蔵庫が置かれています。5人も入れば一杯になる、ニューススタンドのようなサイズ感。天井はカウンターと同じ木製の枠組みが貼られ、赤い提灯が飾られています。

壁沿いに描かれた絵は、サンフランシスコで活躍するアーティスト「チェルシー・リョウコ・ウォング」さんが手がけたもの。明るい色彩使われたコンテンポラリーな絵柄は、店内の雰囲気をポップに演出しています。

右奥の陳列棚の様子。ジェーンで焙煎されたコーヒー豆と、焼き立てのパン、それと雑貨が売られています。焙煎豆はここで挽けるようにミルも配置されています。

メニューと購入したもの

エントランスに貼られたリトルジェーンのメニュー。残念ながらエスプレッソ系コーヒーは販売していません。パイナップル・クインアマンと柿ライスプディングパフは、旧正月期間の特別メニューでここだけの限定商品のよう。

こちらが店頭に置かれた小さな木組みのショーケース。ゲーリー通りの工房で焼かれ、配達されたペーストリーが並べられています。カウンター横にはパウンドケーキも置かれています。

こちらが今回購入した3点。限定販売品の「パーシモン・パフ(USD5.5)」・「ほうじ茶チョコレートチップスコーン(USD5.5)」に、ジェーンといえばお馴染みの「クロワッサン(USD4.5)」。かわいらしいモノトーンのジェーンの紙箱に入れてもらえます。

まずは話題の「パーシモン・ライスプディングパフ」から。カップはパイ生地で、中にライスプディング生地、上にブレツドクランブルがのっています。

断面図の様子。食べた感想は、なんだか全体的にぼやけた味。柿自体が主張の少ない味な上、生地のスパイスにシナモンが使われており、まぁしいていえばライスプディングの味。上のクランブルもこれいる?感があり、全体的に食感も味わいも「まぁこんなもの?」と言った感じ。食べにくさもあり、こちらに関してはリピなし。

続いては「ほうじ茶チョコレートチップスコーン」。最近アメリカ都市部でトレンドになりつつある「ほうじ茶」をいち早く取り入れたペーストリー。気になったので購入してみました。結構どっしりとした質感でどちらかというとスコーンとブラウニーの中間くらい。あまり期待せずに食べてみたら、これが意外なおいしさ!ほうじ茶特有のビターな渋さがチョコレートに負けずしっかりと引き立っています。

ほうじ茶の味がしっかりと楽しめる上、甘さと苦さのバランスがよくかなりおいしくいただけました。これはなかなかアメリカでは手に入らない味なので、ぜひおすすめ。パーシモンパフを買うよりこちらを2個買う方が、断然楽しめます!

なおクロワッサンに関しては、こちらのクロワッサン比較記事をご覧ください♪

最後に

サンフランシスコでも人気のジェーンベーカリー&カフェ、新たに中華街のメッカにできた新店舗をご紹介しました。もしこのほうじ茶スコーンがこちら限定販売なのであれば、出向いて食べてみる価値はあります。中華街散策の際にも寄りやすい場所なので、ぜひチェックしてみてくださいね♪

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