【サンフランシスコ・グルメ】ワンプレートを楽しめるタイカフェがダウンタウンにオープン!「hed verythai」

見栄えの良いワンプレートで、前菜からサイドまで楽しめるタイレストラン「ヘッドベリータイ」。ユニオンスクエア近くのオフィス街に、2023年2月にオープンしたばかりのレストランをご紹介します♪

タイの郷土料理をコンセプトにしたワンプレート・カフェ

タイ東北部で使われるイサーン語の方言で「作る」という意味を持つHed。この言葉には、「自分の信念を貫く真の行動様式、つまり、アメリカではなかなか味わえないユニークなタイ料理体験を提供する 」という意味が込められています。

Verythaiとは、タイの郷土料理を提供するというコンセプトで、食感の違いや味のバランスなど、「一度の食事でタイの食文化」を表現しています。アメリカでは珍しいワンプレート料理ですが、タイでは典型的な完全食(カオゲーン)として、ご飯を中心に、炒め物、スープ、カレー、揚げ物など、2~3種類の料理を少しずつ食べられているのだとのこと。多種類を少しずついただく日本の定食に良く似たコンセプトだと感じます。

ヘッド・ベリータイの場所とアクセス方法

ヘッドベリータイは、ユニオンスクエアから東北エリアにあるオフィス街にあり、キアニー通りから一見通行止めに見える路地裏(ハーディープレース)の左奥にあります。キアニー通り沿いに看板が立っているため、こちらが目印です。ユニオンスクエアからはゲーリー通りを東に2ブロック歩き、キアニート通りを2.5ブロック北上すると看板が右手に見えてきます。ユニオンスクエアからは、徒歩で約7分の距離です。

レストランの外観

細い路地裏を進んだ左奥にあるレストランの様子。グレー2色で統一されたシックな外観で、窓ガラスに店名が貼られています。路地裏にあるとは思えない、ちょっとしたおしゃれなビストロのような雰囲気です。

周辺の様子

オフィス街のど真ん中にあるレストラン、平日はオフィス勤めの人が多く行き交う場所にあります。週末でも、日中であれば人通りが多く、ひとりで歩いても特に問題はありません。平日でも夜は殺風景となるため、夜にひとりで向かうのであれば、シェアライドの利用をおすすめします。

レストランの内観

メインエントランスから見た店内の様子。開放的な広い空間で、車椅子用のスロープが奥に繋がっています。1番奥にカウンターとキッチン、左右にダイニングテーブルが置かれています。

色は店頭と同じくライトグレーを基調にグレーがアクセントで使われています。床とテーブルの鉄板は木彫で、内装に温かみを加えた演出が施されています。店内の壁には大きなアートはなく、小さめの雑貨があちこちに飾られています。

店内奥、左手の壁に設置されたシェルフの様子。キッチン用具が陳列されています。そのうち、アルコール販売の許可が下りた際は、ワイン瓶などが置かれるのかもしれません。

メニューとオーダーしたもの

メニューはバインダーに挟まれた紙製で、テーブルに案内されると同時に持ってきてもらえます。メニュー構成は非常にシンプルで、牛肉・魚介類・アヒル・野菜のうちどちらかを選ぶワンプレートスタイルとなります。メニューはアヒル以外は$20と大変お得感があります。鶏肉のオプションがないのも珍しく、ここにもこだわりを感じます。

まずはタイのハーブティーとして紹介されている菊花茶。プレート一緒にペアリングすると$3追加でオーダーできます。甘味料が少し加えられています。こちらはフローラル感が少なく、草味が強い印象。個人的にはハーブ感が強すぎる気がしました。右はタイ料理店で定番のタイ・アイスティー。こちらは定番の味です。

Duck Plate USD25

こちらがダックプレート。プレートにはダックレッドカレー、ジャスミン・玄米・黒米と3種類のお米、卵とほうれん草の炒めもの、野菜いため、パパヤサラダが付いてきます。それぞれ小ぶりの陶器に入れられており、非常に映える見た目です。

Veggie Plate USD20

こちらがベジタリアンプレート。違うのは、春雨のサラダとココナツマッシュルームスープの2品で、他は同じおかずが使われています。どちらも木製トレーが使われており、まさにカフェごはんといった見た目です。

食べた感想ですが、味に関してはNariのような斬新で際立ったおいしさという訳ではなく、正直ごく平均的です。ただしアメリカでは4種類のおかずを一度に味わうにはアラカルテを4種類も頼まなければいけないため、それぞれ少量だけを楽しめるのは非常にコスパが良いと感じます。特にひとりだった際は、これだけで4種類のおかずをいただけるため、飽きずにいただけます。

Mango Pudding USD4

こちらはデザートのマンゴープディング。透明のガラス容器に入れられた見た目が華やかです。こちらもマンゴーの甘酸っぱさが効いた想像通りの味わい。結構量は多いので、ふたりでシェアしてぴったりです。

最後に

サンフランシスコダウンタウンにあるおしゃれなカフェレストラン「ヘッドベリータイ」をご紹介しました。路地裏にある隠れ家的なレストランは、ダウンタウン観光の際のランチにピッタリ。ワンプレートごはんが好きな方は、ぜひ試してみてください。

店舗情報

  • hed verythai
  • 住所:88 Hardie Pl, San Francisco, CA 94108
  • 営業時間:11 AM–2:30 PM / 5–9 PM (月曜定休)

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