サンフランシスコでも一位二位を争う人気ラーメン店「麺庄東京」。テンダーロイン地区にある店舗は、店頭の長い行列と夕方のみの営業でなかなかハードルが高いのですが、2021年12月にお昼からでも楽しめる新たな店舗「自家製麺庄」がオープンしました。

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麺庄東京の新店舗はツイッター本社一階のフードホール！

ユニオンスクエアに程近いマーケット通り沿いにあるツイッター本社。この本社一階にあるのが、誰でも立ち入り可能な高級グルメスーパー「ザ・マーケット」です。この店内にあるフードホールに、麺庄の新店舗が2021年12月にオープンしました！麺庄といえば、シルキーで濃厚な鶏白湯で有名ですが、こちらはヴィーガンにも対応する味噌ベースのラーメンを提供しています。

ツイッター社員で混み合うランチタイムはもちろん、スーパーの時間帯に合わせて夕方7時まで開店しているのが魅力。麺庄自体は夕方5時からの営業で、開店前から列ができることで知られていますが、ここのフードコートを利用すればお昼からでも待たずにおいしいラーメンを堪能できます。

「ザ・マーケット」の場所とアクセス方法

自家製麺庄が入るフードコート「ザ・マーケット」。サンフランシスコの目貫通りマーケット通りの9丁目と10丁目の間に位置します。ユニオンスクエアからは徒歩圏内であるほか、路面電車「F」やMUNIを使っても簡単にアクセスが可能。

路面電車に乗る場合はパウエル通りとマーケット通りの停留所で「カストロ行き」に乗り、「ラーキン通り」の停留所で下車、そのままマーケット通りを1ブロック南に歩くと「ザ・マーケット」に到着します。所要時間は約10分程度で、徒歩の場合はそのままマーケット通りを20分ほど南下すると、左手にツイッターのビルが見えてきます。

ザ・マーケット周辺の様子

ザ・マーケット周辺は、治安と良い場所と悪い場所が入り乱れるスポットに位置します。マーケット通り自体を歩く分には良いのですが、テンダーロイン方面やシビックセンターエリアは、ホームレスが多く集まっている箇所もあります。日中、大通りを外れる歩く分には問題ありませんが、暗くなった後や不安な場合は路面電車やシェアライドの利用をおすすめします。

周りの散策もシビックセンターから奥の方はテンダーロイン地区で、土地勘がないとなかなか歩きづらい場所です。散策するのであれば、マーケット通りから北方向は避け、南方面が無難です。北に向かうのであればポーク通りの利用がおすすめです。

店舗の様子

マーケット通りのメインエントランスから中に入る場合、フードホールは一番奥に位置します。そのまままっすぐ歩くと、突き当たりの右側に自家製麺庄の店舗があります。店頭の様子はこのような感じ。大きな提灯と日本語で書かれた白い暖簾が目印です。

フードホール内に多数の飲食スペースがあるため、自由に座っていただくこともできますが、すぐ奥のコートヤードにも多くのテーブルが設置されています。天気の良い日は、こちらでの食事がおすすめです。

メニューとオーダーしたもの

まずオーダー方法ですが、店頭にあるQRコードを使ってメニューを観覧し、そのままオーダーと支払いを済ませる方法となります。カウンターでのオーダーは不可です。ラーメンの出汁の種類は以下の3種類で、どれもヴィーガン仕様です。

味噌ラーメン
G.K.O味噌ラーメン
東京カレー味噌ラーメン

まずスープを選択し、そこからトッピング選択していきます。オーダーが完了すると、カウンターでの受け取り時間が表示されるので、その時間帯にカウンターに向かうだけです。混んでいる時間帯でなければ、15分もあれば受け取りができます。

なおテイクアウトのみの提供のため、容器は全て使い捨てです。カウンター右にカトラリー類や紙袋・ふたなどが用意されているのでセルフで必要な分を準備しましょう。

今回オーダーしたのが「味噌ラーメン」と「G.K.Oラーメン」。どちらもトッピングに牛蒡チップスと赤カブのスライスが見栄えのよく盛られています。見ただけでは、どちらがどちらかの判別はつきません。

自家製麺は、太めのモチモチタイプ。味噌ベースの濃厚スープとよくからみ相性も抜群です。G.K.Oは特にニンニクのパンチがガツンと効いており、しっかりとした食べ応えです。これだけのレベルのラーメンを、さっと寄って手軽に食べられるフードホール店、グルメの街・サンフランシスコとはいえ他にはありません。家族連れにもおすすめですよ♪

最後に

「ザ・マーケット」のフードホールは、全国チェーンのお店はなく、ローカルで展開する店舗のみを扱うことでも知られています。滞在中に、サンフランシスコならではの味を堪能するのにまさにぴったりの場所です。ポケ丼やピザ・フィリピンや韓国のファーストフード店など、多数揃っているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。