サンフランシスコで人気のカリフォルニア和食を提供する居酒屋りんたろう。サブスクで楽しめる2025年9月の”初秋のお弁当”をご紹介します。
りんたろうのグルメ弁当サブスクサービスとは?

グルメ弁当テイクアウトは、サンフランシスコの人気カリフォルニア・和食料理店「居酒屋りんたろう」が提供する月1回の季節限定・特製弁当サービス。本格的な和の味と共に、旬の食材や地元の小規模生産者から仕入れたこだわり素材を使用しているのが特徴です。
利用方法ですが、まずTable22の専用サイトから申し込みを行い、サブスクに加入します。月に一度ピックアップの日を選択するリマインダーが届くため、その日を予約、あとは市内にあるレストランまで直接出向いてお弁当を受け取る形となります。

人気レストランのサービスだけあり、筆者の場合はウェイトリストで数ヶ月待ちましたが、2025年はじめに無事サブスク加入ができました。気になるお値段ですが、2025年7月まではお弁当一個につき$80でしたが、なんと2025年8月から値下げが実施。現在は$65(税+手数料込$70.60)で購入できます。その分、食材の選び方が前ほどニッチではなくなったように感じますが、消費者によっては大変喜ばしい値下げと言えます!
9月のテーマは「初秋のお弁当」
テーマも初秋のお弁当になった9月のピックアップ。4時過ぎに向かうと、壁に設置されたウィンドーからお弁当を手渡してもらいました。

ピックアップした紙袋の中の様子。竹素材の容器が使われたグルメお弁当の上に、赤い小さな寒天といちじくが置かれているのが見えます。
お品書き

こちらがお弁当の裏側に入っていたお品書き。今月はちゃんと正しいメニューが入っていました。9月のテーマは、初秋のお弁当。鴨の燻製、かぼちゃコロッケ、落花生と芋のおこわ、秋野菜の肉詰め、だし巻き卵、椎茸さつま揚げ、さつま芋の甘露煮、唐辛子の焼き浸し、茄子の揚げ浸し、イカのはんぺん詰、それとデザートとなります。今回は鴨がメインの食材のようです。
お弁当の様子

開封前のお弁当の様子。帯の包装はイラストとテーマ入りのオリジナルデザインに変更されており、見た目の印象が新しくなっています。さらに、お弁当の容器も先月までの竹皮素材から、今月は経木折の容器へとリニューアル。カラフルな包装と組み合わさることで、全体として一層華やかな雰囲気に仕上がっています。

今月のお弁当がこちら。ぎっしりと多彩なおかずが詰め込まれ、見た目にも大変豪華な仕上がりです。鴨の燻製が三か所に配置され、彩り豊かな秋野菜や茄子とともに季節感を演出。下に敷かれたおこわにはピーナッツと角切りのさつま芋が混ぜ込まれており、食べ応えがあるほか食感も楽しめます。

鴨の燻製は、力強いスモーキーさと濃厚な旨みが際立ち、一口ごとに深い味わいが広がります。秋野菜の肉詰めは、鶏ひき肉がぎゅっと詰まってジューシーで、素材の旨みをしっかりと引き出しています。なかでも、かぼちゃのコロッケは鮮やかな黄色が目を引き、見た目にも美しく印象的です。

先月と同じように竹皮舟に載せられた今月のデザート。ほろ苦いレモンピールと濃厚なクリーム、そしていちじくの甘さが絶妙に合います。一口大の寒天は、ほんのりとしたぶどうの甘酸っぱさを楽しめます。
最後に
2025年9月、居酒屋りんたろうの初秋のお弁当をご紹介しました。秋野菜をふんだんに盛り込んだ彩り豊かな内容で、見た目にも華やかさが際立ちます。来月には秋も深まり、まさに真秋の味わいを堪能できるお弁当が登場しそうです。
店舗情報
- 営業時間:5-10PM (日月定休)
- Izakaya Rintaro
- 住所:82 14th St, San Francisco, CA 94103