【プラヤデルカルメン観光】森を抜けて向かう秘境「Laguna Kaan Luum」

近年有数のリゾート地として人気の「Playa del Carmen(プラヤデルカルメン)」。ここから南にある街「Tulum(トゥルム)」の近郊にある知る人ぞ知る人気観光スポットをご紹介します♪

プラヤデルカルメンとは?

プラヤデルカルメンは、メキシコの有数高級リゾート地「カンクン」から70kmほど南にある街です。街の目抜き通りは、北から南に続く長い歩行者専用通り。北米有数のリゾート地としても知られています。

数多くのホテルや宿泊施設が揃っているほか、徒歩で簡単にレストランやビーチにアクセスできる便宜の良さが人気です。

プラヤデルカルメンから日帰りできる「トゥルム」♪

さらにプラヤデルカルメンから車で50分/65kmほど南下と到着するのが「トゥルム」の街。プラヤデルカルメンが人気になるに連れて、徐々に発展しているエリアで、ビーチに沿って数多くのリゾートホテルが増えつつあります。

カンクンやプラヤデルカルメンほど人も多くなく、大自然のリゾートでヨガのリトリートなどが盛んに行われているのが特徴。付近には数多くのセノーテもあり、プラヤデルカルメンからの日帰り観光にもぴったりのエリアです。

ラグナ「カン・ルーン」の魅力

そんなトゥルムの街から車で約15分の場所にあるのがラグナ「カン・ルーン」。ジャングルの中を抜けてアクセスする淡水湖ですが、中央に水深約80メートルのセノーテがあることを知られています。

セノーテから自然の地下水が湧き出すこの湖、あまりにも深いためダイバー以外は近づけないように中央には侵入禁止のロープが貼られています。ここの魅力は何と言っても、中央に向かうに連れて青色が濃くなっていく湖の様子。

岸の部分が淡いエメラルドグリーン色なのに対して、中央は真っ青でその特徴的なコントラストを楽しめます。

カン・ルーンへのアクセス方法

大自然の中にあるこの湖、ここへのアクセスは、プラヤデルカルメンでドライバーを雇うか、レンタカーでのアクセスがおすすめです。トゥルムの中心地からは車で約15分/11kmの距離で、国道307号線を南西に向けて走ると、左側に専用の脇道が見えてきます。

未舗装の細い脇道を800メートルほど進むと、前方に専用駐車場が見えてきます。まずここで身支度を整え、駐車場の端に見えるエントランスで入場料MXN100(約520円)を支払いましょう。

エントランスからは森の中に続く遊歩道を5分ほど歩くと、湖のほとりに到着します。

ラグナ「カン・ルーン」の楽しみ方♪

ラグナ「カン・ルーン」は湖の中まで繋がる桟橋が設置されており、水遊びにもってこいの場所です。桟橋の上で日光浴をしたり、中に入って泳いだり付近を散策したりと、思い思いの時間を過ごせます。

桟橋の1番奥の部分は、既にかなり水深があります。まずは桟橋の真ん中付近あたりから入水すると安心ですよ。岸に近づくにつれ水深は浅くなり、桟橋の真ん中あたりからは、膝から肩程度の深さなのでゆっくりと水に浸かることができます。

脱衣所はないので、あらかじめ服の下に水着を着用していると便利。水底はクレイが沈殿しており、泥遊びも楽しめます。浅瀬であれば小さなお子さんも安心して遊ぶことができますよ。

ここならではの景観を楽しもう♪

ほとりから湖全体を眺めるだけでも、中央部分がぽっかりと暗い色をしているのが分かります。上空から眺めた写真のようなインパクトはありませんが、やはりここ独特の景観は魅力。

ほとりには藁葺き屋根のパラソルが何個か設置されているため、ここから緑掛かったターコイズ色の湖を眺めることも。朝早く遺跡巡りをして、暑い午後に水際でのんびり過ごしたいときにもぴったりですよ♪

最後に

ユカタン半島と言えば、マヤ遺跡やセノーテ巡り、ビーチ遊びが主流ですが、このようにジャングルの中で泥遊びを楽しめる秘境も見逃せません!トゥルムの街からほど近いので、午後にゆっくりと過ごせるスポットとしておすすめ。

週末はローカルで混む場所なので、できれば平日に訪れるとよりリラックスできますよ。

スポット情報

  • Laguna Kaan Luum
  • 住所:luum, Laguna kaan luum laguna kaan, 77760 Tulum, Q.R., Mexico
  • 時間:9AM–4PM
  • 入場料:MXN100

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