おしゃれなカフェやレストランが軒を連ねるローマノルテ地区、リオデジャネイロ広場から1ブロック南にあるコリマ通りにある人気のカフェ&ベーカリー「パンデリア・ロゼッタ」は、ブランチやお茶休憩に最適です。
ローマノルテ地区にある人気のベーカリー
リオデジャネイロ広場から僅か1ブロックの距離にあり、ローマノルテ地区の目抜き通りコリマ通り沿いにある「パンデリア・ロゼッタ」。どの時間帯でも歩道脇にテイクアウトの長い行列と、ベンチにテーブルを待つ人で溢れかえる人気のベーカリー&カフェです。
ここは常に人で混み合っており、分かりにくのですがもしテイクアウトをしたい場合はコリマ通り沿いにある行列に並び、カフェで食事をしたい場合はチェックインデスクで人数を名前を告げ、画像手前のベンチ付近で待機する形となります。
オーダーの流れとカフェの内観
テイクアウトの行列の先頭にあるのが、ベーカリーとコーヒーステーション。レジに到達したら、テイクアウト用のペーストリーや飲み物をオーダーし、支払いを済ませると名前を呼ばれて注文を受け取るスタイルになります。
店内はアンティーク調の木彫カウンターの上に、木のフレームで作られたパンのショーケースが飾れており、フランスの田舎にあるパン屋さんを彷彿とするようなレトロ調のアイテムで統一されています。カウンター裏の壁に置かれた大きな木製のシェルフの上には、メキシコ産の大きな陶器壺が飾れてあり、アンティーク調のランプと程よくマッチしています。
販売されているペーストリーの種類は実に豊富で、定番のクロワッサンやバゲットはもちろん、メキシコ定番の菓子パン「コンチャ」やシグネチャーパンである「グアバ・ロール」など、見ているだけでも楽しめます。
こちらはドナと呼ばれるいわゆるドーナツ。作り立ての新鮮なドナは、季節によってフィリングが変わる売れ筋ペーストリーです。
壁に赤いインクで手書きされたメニューや、どことなく古めかしい家具に間接照明、ヨーロッパ調の雰囲気が良く出ています。
カウンターの一番左奥にあるのが、コーヒーステーション。こちらもカフェも、もれなくマルゾッコのカプチーノマシーンを使用しています。
パークレットスペースが充実
カフェで食事をしたい場合は、歩道脇に置かれたパークレットで食事が可能です。緑が多いメキシコシティーのコロニアル地区、早朝や夕方も気温の変化が少ないため温暖な気候の中、ゆっくりと食事を楽しめます。こちらで食事をする場合は、席に案内された時点でメニューを持ってきてもらえます。
メニューとオーダーしたもの
まずお持ち帰りをしたときにオーダーしたのが、カプチーノとグアバ・ロール。このペーストリーがこちらの売れ筋商品なのだそう。手作りのグアバジャムが中央に入ったクロワッサンと言った感じで、程よいグアバの酸っぱさが特徴です。カプチーノは、アメリカでは定番の8oz よりミルクの量が多くたっぷりとしている分、味がぼやけた印象です。
こちらが、イチジクとピスタチオのドーナツと、カプチーノとフラットホワイト。乾燥イチジクがのったドーナツは、非常に映える見た目。画像手前のフラットホワイトは、ミルクの量が少なくアメリカのいわゆるカプチーノになります。アメリカのカプチーノを飲みたい方は、こちらではフラットホワイトがお薦めです。
ドーナツを半分に切った様子。中にはイチジクとピスタチオの2種類のクリームが入っているのが分かります。アメリカのドーナツとはまた違った洗練されたドーナツは、エスプレッソドリンクとの相性も◎です。
こちらが、タルティーンとマンゴのココナツヨーグルト。ヨーグルトはガラス瓶に入って登場します。焼きたてのバゲットをトーストしたシンプルなタルティーン、バターとマンゴジャムのおいしさが引き立ちます。
最後に
温暖なメキシコシティーは、パティオ席でゆったりと食事をするのにぴったりの都市。ローマとコンデサ地区は特に歩道にテーブルを出すおしゃれなカフェが多く、カフェ巡りにぴったりのエリアだと言えます。常に混んでいるものの、サービスが良くパンもおいしい「パンデリア・ロゼッタ」、ローマ・ノルテ地区の朝ごはんやお茶休憩にぜひお薦めです。
店舗情報
- Panadería Rosetta
- 住所:Colima 179, Roma Nte., Cuauhtémoc, 06700 Ciudad de México, CDMX, Mexico
- 営業時間:7 AM–10 PM 日曜:7 AM–9:30 PM